2011/08/28

第0.4回TBGL宮原ゲーム会報告


こんにちは。

2011年8月27日(土)宮原コミュニテーセンターにてTBGLゲーム会を開催しました。

今回の参加者は、新たな2名を加えて計10人。
計18種類のゲームがプレイされました。

まずは午前中に到着した4名の参加者からプレイ開始。

<クォリアーズ!:TBGL紹介ページへ

130個のダイスが付属するという圧巻のデッキ構築ゲーム「クォーリアーズ!」です。ゲームは「ドミニオン」の流れを汲むデッキ構築ゲーム。「狩り場」と呼ばれるダイスプールからダイスを獲得して自分のデッキを作ります。デッキがカードではなく大量のダイスというのが特徴です。最初は弱い汎用モンスターと魔力(お金のようなもの)を生み出すサイコロのみの質素なデッキから始まるのですが、次第に強力なダイスがカラフルに組み合わさり、袋から引くときとダイスを振る時のドキドキ感がたまらないゲームです。

ここで2ゲームプレイし、その後も別卓でプレイされていました。
1戦目、最強モンスター2体のダイスを獲得したぐんまさんが加速度的な得点を見せ、勝利。1点に終わった流さんの希望で即座に再戦。他のモンスターを擬態するダイスをうまく使い、1戦目勝者のぐんまさんを0点に抑えて見事流さんの勝利。
終始、ワクワク感の中プレイ、勝てませんでしたけど!

1戦目 ぐんま:12 COQ:7 ちき:3 流:1
2戦目 流:12 ちき:9 COQ:8 ぐんま:0
3戦目 ?

<スプリングフィーバー>
フリーゼ作のブラフゲームです。自分の庭をプラス得点の花カードでいっぱいにしていきます。手番では、4枚のカードの中から一番得点の低いカードを自分の花壇に植えなければなりません。それがたとえ、−10点のカタツムリカードでも、です。その後、植えなかったカードを次のプレイヤーに裏向きに渡します。次のプレイヤーは、前のプレイヤーが正直に一番得点の低いカードを植えたかどうかにチャレンジすることができます。チャレンジが成功すれば、そのカードに含まれた全てのマイナスカードを押し付ける事ができるだけでなく、相手のプラスカードをもぎ取ったり、自分のマイナスカードを押し付ける事ができます。超小箱サイズですが、中々良く出来たブラフゲームです。ぐんまさん、ちきさんという希代の大嘘つきに囲まれた善良なCOQは、次々にマイナスカードを押し付けられて苦しい展開。勝者はちきさんでした。

ちき:16 ぐんま:8 流:1 COQ:−6

<カルカソンヌ:運命の輪>

数あるカルカソンヌ拡張の中でも特徴的なものの1つ。中央に配置された運命の輪が運の要素と戦略的要素を演出します。タイルをひいた時、そこに目印があれば、運命の輪の駒が進み、そこに書かれた得点やイベントが皆に適用されます。また、駒の動きを見越して自分のミープルを運命の輪のマスに配置しておくこともできます。これが的中すると、さらに得点が貰えます。厳しいのは、イベントの中の「ペスト」です。これがでると、全員が駒を1つずつ取り去らなければなりません。完成寸前の巨大な都市から駒を取り除く羽目になったプレイヤーは涙目です。
最近、2人プレイのカルカソンヌばかりプレイしていたので、久しぶりにパーティ性のあるカルカソンヌを楽しめました。勝負はカルカソンヌ日本選手権のお陰で平地マネジメントで一歩抜きん出たCOQが勝利。

COQ:73 Kun:63 流:49 ぐんま:49 ちき:39


<髑髏と薔薇:TBGL紹介ページへ

バイカー達のアツい戦いをテーマにしたブラフゲームです。コンポーネントを見たいというぐんまさんの要望に応えてプレイ。ルールは簡単だし、やり取りはアツいし、ここ最近定番ゲームの仲間入りを果たしそうな傑作です。
ゲームは脱落者が次々とでるという展開。そんな中、最終決戦までコースターを4枚保持していたCOQが勝利。基本は髑髏、勝負に行く時に薔薇を出すというのがコツです(これもブラフかもw)。

勝者:COQ

<コンテナ>

人数も揃ってきたところで本日の目玉、「コンテナ」を5人プレイ。所持しているものの、未プレイの状態が続いていましたが、ちきさんがインストをしてくださり、念願の初プレイ。机の上のボードが置かれていない部分を海に見立てるという一風変わった演出がニクいゲームです。コンテナの値段の付け方から、競りの値段まで、全てをプレイヤーが自由に決定するというフリーなシステムながら、絶妙にゲームは引き締まるという大傑作。ショートゲームでしたが、充分に楽しめました。最後のコンテナが島に着いていれば逆転の目があったのですが、一歩手前で終了条件が満たされ、敗北。残念!
ところで、このゲームは日本語マニュアルが2種類でまわっているようですが、アークライト版?のほうが断然出来が良いようです。もう一方は原文ルールを読んだ方がマシです。そしてうちにあるのはその箸にも棒にもかからないほう…

たっくん:86 ちき:81点 COQ:71点 Kun:60 ぐんま:52

<グラナダ>

隣りの卓では、「グラナダ」がプレイされていました。このゲームは、「アルハンブラ」の派生ゲームのようです。ボードの大きさの違いを除けば、ほぼ見た目もそっくり。得点の計算方法が全体の建物に影響するように変更されていることが特徴です。「アルハンブラ」がお好きというさくやさんが、見事にゲームを制されたようです。

さくや:118 ぢーぷ:108 流:101 海賊船:78 MOG:78

<世界の七不思議:TBGL紹介ページへ

その後、時間調整の意味もあり、世界の七不思議が「グラナダ」と同メンバーにてプレイされました。何人でプレイしても3〜40分という簡潔さが非常に便利なゲームです。もちろん、それだけではなく、回を重ねるごとに明確になるカード構成が、様々な戦略を生む好ゲームです。結果はぢーぷさんの勝利。詳細な得点は、恥をさらしたくないというある方の要望で持ち去られました(笑)。

<ディクシット/オデッセイ>

折角10人も揃ったので、「レジスタンス」か「ディクシット」をやろうということになり、新作の「ディクシット/オデッセイ」を全員でプレイ。写真は、ぐんまさんが親の「これは危険!」というお題。正解は、「1」。ほぼ全員正解の中、少し遠い席に座っていたため、爆弾の絵がブドウに見えたという珍発言がゲームを盛り上げました。勝負は、神懸かり的に各お題に近いカードを出し続け、皆がそれに翻弄される中、お題のカードを当て続けた流さんがダブルスコアでぶっちぎりの勝利。全員に親がまわる前に終了してしまいました。(ちなみに、写真のお題で流さんの出したカードは4)

勝ち:流

<コンパネロス>

豚の圧政に抗議するプレーリードッグ?がかわいい小箱のトリックテイキングゲーム。人数分のスートを使用してゲームを行います。各スートは1〜10の10枚。これをランダムに配り、リードプレイヤーから1枚ずつプレイしていきます。プレイされたカードをスートごとに足し、最大の数字となったスートを出したプレイヤーの中で、大きな数字を出したプレイヤーから順番に、前回のトリックで使用されたカードをスートごとに重ねて置いたものをとっていきます。
10は圧倒的に強く、1に逆転のチャンスは殆どないために、カード運の要素が強く、少々大味なゲーム。ハンドの回数を重ねて運の要素を薄める工夫が必要です。勝者は、皆にまだあるの?と言わしめるほどに強力なカードを出しまくったぐんまさん。お見事!

<ザ・ボス>

各都市で得られるしのぎを構成員の配置によって奪い合うマフィアのゲームです。ただし、しのぎはお金とは限りません。射殺や病院送りだったりするのです。各都市にはそれぞれのしのぎの内訳が記載されており、ラウンドの開始時に裏向けて配置されたカードが今回のしのぎとなります。残りのカードは各プレイヤーに配られており、これが一枚ずつ公開されていきます。最後は必然的にしのぎの内容が明らかとなるわけですが、あたかも自分がその内容を把握しており、それがお金であるかのように他のプレイヤーの構成員をおびき寄せ、射殺の餌食としたりするブラフ要素が楽しいゲームです。中盤ボーナス要素の強い、シカゴを制して8点を獲得したCOQが、そのアドバンテージを保持したままゴール。ごちそうさまでした。

COQ:26 ぢーぷ:19 ちき:17 さくや:11

<それってアリ?>

シュテファン・フェルト作のダイスゲーム。フェルトファンとしては見逃せない1品です。各プレイヤーはアリクイとなり、蟻塚でアリやお宝を巡って競い合います。各自に与えられた5個のダイスを手番に1つずつ振り、配置していきます。各蟻塚には左から順番にダイスを置かなければならず、各自に許されるのは1列のみの配置です。ダイスの合計値が大きい程に強いのですが、列ごとに配置できるダイスの数が違ったりするところがミソです。かわいい図柄で子供向けのゲームかと思いがちですが、しっかりとフェルトらしさがちりばめられたゲームで、手番の順番やダイスの目とにらめっこしながら、悩ましい選択を迫られます。勝負は、ダイスの神が降りていたちきさんが悠々の勝利。気持ち良さそうでした。

ちき:48 ぢーぷ:40 流:35 COQ:30 さくや:32

<ガガガッ>

ベルトコンベアを動いてくるロボットを競りで落札し、自分の手札としていくデッキ構築ゲーム。最初にドミニオン的な〜と説明したのですが、全然違うよねと言われながら(笑)。獲得したロボットは、次回の手札となって競りに協力する他、設計図通りに並べてコンボ得点を狙う事に使用します。最終的に、各ロボットの得点とコンボの得点合計の高いプレイヤーが勝利します。落札パワーの高いロボットを沢山落札できたCOQが、終盤そのカードで欲しい設計図を自由に落札する展開で勝利。最後に、確かにドミニオン的なところがあるね、と言われて嬉しかったとか。小箱サイズのゲームですが、中々良く出来ています。

COQ:51 MOG:38 Kun:31 もり:27

<ロンドン>

流さん、ぢーぷさん、さくやさんの3人で「ロンドン」がプレイされていました。これも、自宅でシュリンクの中にいるゲームの1つ。とても面白いと評判のゲームなので、そのうちプレイしてみたいです。お金が「ペンギンパーティ」と一緒?

<ルプスブルグ>

たっくんさん持ち込みの人狼系ゲーム。1人が2名の役割を担当するところと、住んでいる家の要素があるところが特徴です。役割は、人狼と怪盗が各1名と村人。家には2種類あり、一方の家には人狼は住むことが出来ません。夜が来ると、まず怪盗が好きな家を1つめくります。その後、人狼が喰い殺す相手を指定します。その間、その他のプレイヤーは目をつぶっておきます。その後全員が目を開け、昼となります。ここで、そのラウンドのマスターが誰かを指定し、そのカードを1枚見て自分のカードを1枚見せます。その後にディスカッションタイムとなり、村人の協議で誰か1名をリンチして殺します。こうして人狼を昼のうちに殺す事ができれば村人の勝利です。
こういうディスカッション系のゲームはCOQの真骨頂。ルールミスも含まれていたため、計3戦行いましたが、3戦全勝。一度も人狼になれなかったのだけが心残りでしたが、ズバズバ当たる推理に自分でも驚きました。「このヒトは普段心優しいので、初対面の人間を喰い殺したりしない」「もしも両方村人ならば、カードの確認を求められた時にわざわざ、左手で距離のあるこちら側のカードを選んでみせたりしないはずだ。彼は右利きなのだから。」この系統のゲームが苦手というプレイヤーがいるのも頷けます。次はちょっと黙っていようかな。

その他、4匹いるよ、ゲシェンク、ウシとロバ、三頭政治がプレイされました。

以上、プレイされたゲームは16種類。
遊んで下さった皆様、ありがとうございました。
また宜しくお願い致します!!

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