2011/12/29

2011年の所感。

こんにちは。
いつもありがとうございます。

いよいよ、2011年も年末です。
あっと言う間の一年でしたが、皆さんは如何でしたでしょうか。

震災などもあり、大変な一年でしたが、節電ブームよってボードゲームが一躍脚光を浴びた年でもありましたね。この1年だけで、かなりの広がりを見せたのではないかと感じます。



TBGLは2011年の1月から現形態のサイトとしてスタートしました。
なので、ここらで丁度1周年ということになります。

「世界のゲームをみんなで楽しもう」ということをサイトポリシーとして、わずかなゲーム紹介と和訳ルールで始まったサイトですが、この1年で大分コンテンツも増えました。(実は未だに数回しか開いておらず、使い方が全くわからない…)サイト解析を紐解いてみても、1年の軌跡は(絶対数は僅かですw)右肩上がりの誇らしいものです。この間、のべ3000時間以上の時間をこのサイトで過ごして貰うことができました。




お陰で、色々なところで声を掛けてもらえるようになり、人見知り気味な管理人の交友関係が珍しく広がった1年でもありました。軸足を置き、情報を発信できる場所が出来たというのは、ボードゲームを自分自身が楽しむ上でも大きな進捗となったわけです。

ボードゲームは(一部を除き)1人では楽しむことができません。人財を得ることが出来たというのは、何物にも代え難い喜びです。一緒にゲームを楽しんで下さった方々、ありがとうございました。そしてこれからも宜しく。

ツィッターで気軽に発信/交信ができるようになったのも、今年のボドゲライフを豊かにしてくれたポイントでした。

さて、「ナビゲーター」や「テレストレーション」、2人用ゲームの新たな発見など、色々なお気に入りのゲームとの出会いも果たせた今年でしたが、TBGLのお気に入りゲームはこちら(TBGL Awards 2011!)に紹介してあります。そんなにプレイ数が多い方でもないのでお恥ずかしいですが。

その他、カルカソンヌ日本選手権への出場や、ゲームマーケットへの参加、主催ゲーム会の立ち上げ(まだ準クローズドですが、月に1回やってます!)、ゲーム会へのお誘いなど、実に充実したゲームライフを送ることができた1年でした。



来年も元気で沢山のゲームを楽しみたいと思います。皆さんも風邪など引かぬよう、一緒にゲームライフを満喫しましょう。

I wish you and your family a happy new year!!!

TBGLへ戻る!!

2011/12/19

クォーリアーズ!のクリスマスプロモカード配布中

130個のダイスを使ったデッキビルドゲーム「クォーリアーズ!」の発売元であるWizkidsから、このゲームがDice Tower TOP100に選出されたことをお祝いして、クリスマスプロモカードが公開されました。

カード公開のページへ(下部「Printable versions here: XMAS_Promo_Cards」をクリック)

印刷用のPDFが公開されているので、これを印刷して切り取り、スリーブに入れましょう。下記に日本語訳を公開しておきますので、合成するかシールに印刷してお楽しみ下さい。


<クリスマスのゴースト過去>
クリスマスのゴーストが打倒された時、ダイスの名前を1つ宣言し、自分の袋からダイスを1つひきます。宣言通りのダイスをひいた場合、それを自分の活動プールに加えます。宣言とは違うダイスをひいた場合、左隣のプレイヤーの休眠パイルに加えるか、自分の休眠パイルに加えるかを選択します。メリークリスマス!

<クリスマスのゴースト現在>
クリスマスのゴーストが得点化された時、ダイスの名前を1つ宣言し、自分の袋からダイスを1つひきます。それを自分の活動プールに加えます。宣言とは違うダイスをひいた場合、左隣のプレイヤーの休眠パイルに加えるか、自分の休眠パイルに加えるかを選択します。メリークリスマス!

<クリスマスのゴースト未来>
クリスマスのゴーストが召還された時、ダイスの名前を1つ宣言し、自分の袋からダイスを1つひきます。それを自分の活動プールに加えます。宣言とは違うダイスをひいた場合、左隣のプレイヤーの休眠パイルに加えるか、自分の休眠パイルに加えるかを選択します。メリークリスマス!

うれしいクリスマスプレゼントですね!

2011/12/18

6人ドラフトゲーム会

こんにちは。

2011/12/17(土)自宅にて6人ドラフトゲーム会を開催しました。

先日発表されたThe One Hundredにもランクインしているトレーディングカードゲームの傑作、「マジックザギャザリング(MTG)」のブースタードラフトを6人で行いました。

現在、「世界の七不思議」などでユーロボードゲームにも大きな存在感を見せているカードドラフトシステムの源流とも言えるゲームです。

MTGは所謂トレーディングカードゲームであり、5つの元素からなる魔法とそれの源となる土地を規定枚数のデッキに組み込み、交互に手番を行って相手を打ち負かすゲームです。

自分の持っているカードを好きな様に組み合わせる楽しみ方と、未開封カードをその場で開けて組み合わせる楽しみ方があります。

後者には、ブースタードラフト、ロチェスタードラフト等色々なルールが考案されています。

丁度良いので「ブースタードラフト」について少し。

ご存知の通り、”ドラフト”というのはスポーツ選手の獲得等でも使用される「選択して獲得する」というような意味の言葉です。
一方、ブースターというのは、MTGのカードが15枚パックになっているブースターパックというものを指します。ブースターパックには、カードが一定の法則に則りランダムに封入されています。
一定の法則とは、ランク分け(コモン、アンコモン、レア)されたカードが均等になるようにという意味です。

これを各自一斉に開封し、1枚取っては隣りへ渡すという今やお馴染みとなった方法で自分のカードを決定するわけです。


こうして獲得したカード(各自3パック計45枚)と別途用意した土地を使用して、40枚のデッキを構築するわけです。通常、5色中2色を使用することが多いことから、カードドラフトの段階から、深い読み合いが要求されます。

言わずもがな、自分が開けたパック以外は全貌を知ることはできません。廻って来たカードを見て、誰がどの色を狙っているのか、自分はどこへ向かうのか、カード同士の相性はどうかを考え、楽しむ訳です。

デッキ構築後は、各自で対戦します。これは答え合わせのようなもので、果たして自分の選択が合理的だったのかどうか、言い表せない楽しさがあります。

余談ですが、完全にパックの中身を公開してカードドラフトを行うロチェスタードラフトは、ミスピックが第三者に明らかに露呈してしまう難点から、現在は廃れているようです。

さて、前置きが長くなりましたが、本日は「イニストラド」というセットのブースターパックを用いてゲームをプレイしました。COQの初手パックのレアカードは青9点(最高10点)カードの「実験材料」この他、レア土地が2枚含まれているという珍事。迷わず青の実験材料をピックし、飛行・スピリット系を中心に揃える。その後、白の除去、赤の除去を模索した挙句、3パック目で赤9点カードの「護符破りの小悪魔」をピックすることに成功。青・赤・白の3色デッキで勝負することに。

今日のゲームは3:3のチーム戦。デッキ構築後の作戦会議では、仲間の2人と色が完全に被っているという愚策振りを発揮するも、飛行・実験材料・全体除去が旨く機能し、2勝1敗で終えることができた。

(勝ち―負け)
勝ち:COQ (2−1)、カジ (2−1)、ナカ (2−1)
負け:ヒロシ (3−0)、JJ (0−3)、ブン (0−3)
哀れヒロシは全勝するも仲間の勝利に恵まれず、チーム敗退。

<メディチ>
忘年会の景品を買いに行くというブンを送り出した後、クニツィア作の競りゲーム「メディチ」を5人プレイ。これは現在でも手に入るリオグランデ版です。商品がカードからタイルに変更され、シャッフルの手間が無くなりました。また、商品の絵が改良されて見やすくなっています。各自が手番でランダムにひく”3枚まで”の商品タイルに値をつけていき、落札します。落札した商品を売ってお金を稼ぐわけですが、落札した商品は必ず自分の船に積まなければいけないことと、ランダムにひく商品の数が1〜3枚の間で自由なことがポイントのシンプルかつ悩ましいゲーム。くにちー先生のゲームの中では超オモシロの部類。
ゲームは、序盤の船を空のままキープし続けたCOQが荷物を最安値で落札し続けるが、タイル運が悪く、種類がばらけてしまう。そんな中、誰もが視線を切っていたカジが3ラウンドで怒濤の追い上げをみせる。カジがいち早くタイルを積み終わり、トイレに行っている間に勝利(笑。

カジ:77 COQ:74 ナカ:56 JJ:54 ヒロシ:53

<ヴォーパルス>
こちらは、GM2011秋で購入した同人ゲーム「ヴォーパルス」。カードドラフトを主軸とし、「世界の七不思議」の戦争とMTGを融合させたようなゲーム。カードを前衛後衛に配置するあたりからは、ある種のRPGゲームの雰囲気も感じます。時間の流れを1つのシステムとして組み込んでおり、うまく世代交代をさせながら強力な軍隊を組織し、コンボを決めて勝利点を叩きだすことが必須。様々な勝ち筋が見えるゲーム。
ゲームは、最初こそ出遅れたものの、前衛にドラゴンを配置し、鉱石を生み出す冒険者の寿命を癒し手で伸ばしながら、宝物庫から大量の勝利点を獲得したCOQが勝利。

COQ:33 JJ:31 ナカ:22 カジ:17 ヒロシ:16

以上、3ゲームを遊びました。
MTGドラフトに8時間以上かけたせいで、その他のゲームは少ししか遊べませんでしたが、充実したゲーム会でした。

おつかれさま!

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2011/12/17

日本版The One Hundred 2011結果ハピョウ

こんにちは。
今年も暮れが近づき、mixiで日本版The One Hundredの集計が行われました。


日本版The One Hundredとは、非電源ゲームのオールタイムベスト15を各自が挙げ、それを集計した結果です。ボードゲームだけではなく、トランプのゲーム等でもOK。
COQも投票に参加させて頂きました。
今年は161人の投票があったそうです。


さて、今年の結果は…(mixi会員の方はこちらから本トピへ)


※ゲーム名の後ろの[X]は投票数です。 

1.カタンの開拓者たち [58] 
2.ドミニオン [54] 
3.世界の七不思議 [51] 
4.プエルトリコ [41] 
5.パンデミック [37] 
6.カルカソンヌ [30] 
6.電力会社 [30] 
8.アクワイア [29] 
8.テレストレーション [29] 
10.アグリコラ [28] 
11.髑髏と薔薇 [26] 
12.乗車券 [25] 
13.ブラフ [22] 
14.ニムト [21] 
14.レースフォーザギャラクシー [21] 
16.ディクシット [20] 
17.あやつり人形 [19] 
17.ナビゲーター [19] 
17.モダンアート [19] 
20.クク [18] 
20.ハゲタカのえじき [18] 
20.ラー [18] 
20.ルアーブル [18] 
20.レジスタンス [18] 
25.ごきぶりポーカー [17] 
25.バトルライン [17] 
25.ラミィキューブ [17] 
25.ロンドン [17] 
29.マジックザギャザリング [16] 
30.K2 [15] 
30.エルグランデ [15] 
30.キャメロットを覆う影 [15] 
30.サンダーストーン [15] 
30.ワードバスケット [15] 
30.麻雀 [15] 
36.ゲシェンク [14] 
36.コロレット [14] 
36.スモールワールド [14] 
39.サンクトペテルブルク [13] 
39.トロワ [13] 
39.魔法にかかったみたい [13] 
42.それはオレの魚だ! [12] 
42.ブルゴーニュ [12] 
44.オートモービル [11] 
44.お邪魔者 [11] 
44.スコットランドヤード [11] 
44.ビブリオス [11] 
48.アセンション [10] 
48.ヴォーパルス [10] 
48.ファウナ [10] 
48.八八 [10] 
52.インジーニアス [9] 
52.ケイラス [9] 
52.サンファン [9] 
52.ストーンエイジ [9] 
52.ダンジョンレイダース [9] 
52.ブラス [9] 
52.ブロックス [9] 
52.ボーナンザ [9] 
52.ワニに乗る? [9] 
61.ウボンゴ3D [8] 
61.キングオブトーキョー [8] 
61.コンテナ [8] 
61.シャドウハンターズ [8] 
61.スルージエイジス [8] 
61.テキサスホールデムポーカー [8] 
61.ハチエンダ [8] 
61.バックギャモン [8] 
61.マンマミーア [8] 
61.メディチ [8] 
61.モンド [8] 
61.ランカスター [8] 
61.交易王 [8] 
61.蒸気の時代 [8] 
75.アーカムホラー [7] 
75.ガイスター [7] 
75.ごいた [7] 
75.ジャイプル [7] 
75.テーベの東 [7] 
75.ハイパーロボット [7] 
75.ブクブク [7] 
75.ローゼンケーニッヒ [7] 
75.王と枢機卿 [7] 
75.花火&生け花 [7] 
75.人狼 [7] 
86.アンギャルド [6] 
86.ウボンゴ [6] 
86.キャット&チョコレート [6] 
86.グレンモア [6] 
86.クワークル [6] 
86.ディプロマシー [6] 
86.ハートオブクラウン [6] 
86.フレスコ [6] 
86.ペンギンパーティ [6] 
86.ポセイドン [6] 
86.メンバーズオンリー [6] 
86.もっとホイップを [6] 
86.将棋 [6] 
86.超人ロック [6] 
100.アップタウン [5] 
100.アルハンブラ [5] 
100.インカの黄金 [5] 
100.エイジオブルネッサンス [5] 
100.エンデバー [5] 
100.クイズいいセン行きまSHOW! [5] 
100.コントラクトブリッジ [5] 
100.シュテルネンヒンメル(12星座ゲーム) [5] 
100.スプリングフィーバー [5] 
100.タイタンの掟 [5] 
100.ダンジョンクエスト [5] 
100.ティカル [5] 
100.トワイライトストラグル [5] 
100.ナポレオン(トランプ) [5] 
100.パトリツィア [5] 
100.ヒステリーオブザワールド [5] 
100.ぴっぐテン [5] 
100.ボトルインプ [5] 
100.マンハッタン [5] 
100.ワンダフル映画祭 [5] 
100.王への請願 [5] 
100.砂漠を越えて [5] 
100.数エーカーの雪 [5] 
100.倉庫の街 [5] 



COQ一押しの「テレストレーション」「ナビゲーター」も高順位に食い込み、嬉しい限りです。
デッキビルドの一代ブームを築いた「ドミニオン」、今年を席巻したカードドラフト「七不思議」が漏れなく上位に姿を現しながら、「カタン」が不動の1位を守っているところも興味深いですね。完全にネタっぽいですが「ペンギンパーティ」もランクイン(笑。


ランキングにリストされたゲームは全123種類。
その中で、COQのプレイ済みは85、所持は88でした。
挙げたゲームでランクインしたのは12/15でした。
所持しているのに未プレイのゲーム(防御壁と呼ぶらしい!)もチラホラ。
所謂定番となっているゲームの中でも、まだまだ手をつけていない未知の領域があります。


来年はどんなゲームがランキングに食い込んでくるのか、楽しみですね。
集計してくださったさとーさん有り難うございました!


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2011/12/04

第0.8回TBGL宮原ゲーム会報告

こんにちは。

2011年12月3日(土)宮原コミュニテーセンターにて今年最後のTBGLゲーム会を開催しました。

今回の参加者は、少なめ計4人。
計9種類のゲームがプレイされました。

しかし、本日はじゃむたん通信ふうかのボードゲーム日記でおなじみの面々が同じ部屋でゲーム会を開催していたお陰で寂しくはありませんでした(笑)。

まずは午前中に到着した3名の参加者からプレイ開始。
参加されたちき氏のコメントも付記します。

<クォリアーズ・魔神到来拡張入り(基本セットの紹介)>


130個のダイスを使用したデッキビルドゲームの拡張入り。魔神到来拡張では、惰力源ダイスの導入により、他人のデッキに干渉出来るようになりました。また、他人の勝利点を減らしたりすることも出来ます。新規のモンスターカードも”魔神”だけでなく、既存のモンスターが新能力を発揮できるようになっており、ゲームの深みが増しました。これは是非入れて遊んで欲しいです。所々に散りばめられた、くだらないジョークも面白い。国外版では基本セットに付属していたプロモカードも完全和訳されて添付されています。ゲームは、惰力源ダイスを使いこなす魔術師をいち早く導入したCOQの勝利。

COQ:15 流:8 ちき:6

ちき「2ヶ月ぶりのゲーム会。まず初めはおなじみデッキ構築型サイコロゲーのクォーリアーズ。発売されたばかりの拡張込みで。堕落ダイスをほどほどに使うルールだったが、もう少し入れても良かったかも。相変わらずサイコロ振りが楽しいゲーム。」

<カタンの開拓者・カードゲーム>


続いて、ゲームマーケット2011秋で先行販売されていた「カタンカード日本語版」をプレイ。GP(ジーピー)社という会社がカタンの日本販売権を獲得して独自の日本語版を展開している。噂には聞いていると思いますが、箱絵は予想以上に異次元です。また、箱に記載されているコピーはもはや亜空間です。しかし、それらはゲームには関係無いので早速プレイ。手札の資源を市場として並べられた資源や山札、他人の手札と交換し、勝利点や特殊能力を与えるカードを建設していきます。建設するカードの名称が開拓地や街道なので、それなりにカタンぽくはあります。しかし、それぞれのカードはすぐに枯渇する枚数しか用意されておらず、すぐに奪い合いの直接攻撃が始まります。一旦、建設したカードが奪い去られ、その能力ごと失われてしまうのは精神的にキツい。8歳から対応と書いてあるが、子供は泣いてしまうと思う。本家カタンのように、終盤に向かって手札が増えるわけでもなく、収束性もイマイチ。変に、カードを奪い合うというゲーマー的要素を盛り込んだために、面白さが失われてしまったような印象。

勝者:流(10点)

ちき「ジーピーから発売されたカタンカードゲーム。3人プレイ。カタンの資源を使って色々と建物を立てて勝利点を稼ぐゲーム。相手の建物を奪うなど直接攻撃があり、初心者にはむかないかも。それなりに楽しめるがゲーマーの需要もそれほどないかもしれない。」


<勝利への道 コンパクト>


今日は午前と午後の間に部屋移動をしなければならなかったので、軽めのすごろくゲームをプレイ。通称我慢すごろく。プラスやマイナス点のタイルを並べてすごろくの道を作成し、各自がサイコロを振って自分の駒を進めていきます。重要なのは、動いた後に自分が居たタイルに他の駒がなければ自分のものになるというルール。どれだけ我慢してプラスのタイルをとるか。コンパクト版は、持ち運びがコンパクトになるだけではなく、「虫駒」というルールが追加されていて◎。通常版でもルールさえ知っていれば追加できる変更点なので、これは是非。そのうち紹介しようと思います(うちにあるのも通常版なので、それを使用して)。ゲームは、他の二人がゴールした後に、ゆっくりと欲しいタイルを物色して行ったCOQの勝利。

COQ:16 ちき:13 流:13

ちき「午前中最後は部屋を移るために軽いゲームということで勝利への道コンパクト版3人プレイ。有名なゲームだが私は初プレイ。これはいいすごろくゲームですね。ちょっと欲しくなってしまった。」

<ジャンケンカードゲームファイブ!>


ゲームマーケット2011秋、開場と同時に買い求めたカードゲーム(夕方にも売っていたが…)。1セットで5つのゲームが楽しめる。今日はこの中から2人でセンゲン:(自分の出すカードを宣言してから行うジャンケンゲーム)、3人でスパイラル:(場のルールに合わせた手札先出しゲーム)、4人でトリックス:(ジャンケンが切り札を決める、マストフォローの目標達成型トリックテイキング、これがメイン?)を遊びました。ジャンケンという日本人が直感で理解できるシステムをルールに旨く融合させているのが凄い。カードデザインも版画っぽくて好み。どれもとても面白く、今は最初にツクルカブース(ジャンケンカードゲームファイブ!のブース)に向かったことを自慢したいです(笑)。早速、スリーブに入れて保護。保存用も買っておけば良かった。重版求む!

(センゲン) COQ:16 ちき:15
(スパイラル) COQ:0 ちき:−3 流:−3
(トリックス) COQ:20 流:16 MOG:10 ちき:9

ちき「お次はGMで売られていたジャンケンカードゲームファイブ!をプレイ。ゲーマーの先輩でもある、TBGL会のCOQや国分寺会のまっちゃんが強烈に推してきただけのことはあり面白いカードゲームだったな。5種類のゲームが楽しめるが3種類を遊んだ。それぞれ個別にレポート。」

<酒と侍>

続いて、イタリアのゲーム「酒と侍」を4人プレイ。前回のプレイでは曖昧だった部分も作者に確認し、完全ルールで。テーブルに残された、最後の1杯を巡って刀を抜く侍達の戦い。間合いという考え方がとてもうまく機能しているゲーム。装備品や手下を旨く使って敵を葬ります。死んでも幽霊となってゲームに参加できるので脱落者はでません。酒を手に入れたら酔っぱらったしゃべり方をしなければならない等のルールもゲームを盛り上げます。前回も飛び交う箸で命を落とした流さんがあっけなく幽霊になった後、ゲームはサドンデスにもつれ込み、最後はMOGさんがちきさん、COQを切腹に追い込み勝利。

勝者:MOG(酒カウンター1)

ちき「酒と侍というカードゲームを4人プレイ。カードを使った殴り合いゲームで、生き残って酒をたくさん所持していた人が勝ち。アイコンがたくさんあって少々わかりにくかったがゲーム自体はなかなか楽しめた。なかなか勝てる気がしないゲームではあるが。」

<パニックステーション>


次は正体隠匿系協力ゲーム、「パニックステーション」。こちらも和訳を作成して到着を待ちわびていたゲーム。突如として消息を断った調査施設に潜入し、未知の感染性生物との戦闘を繰り広げます。ただし、仲間のうち一人は既に感染しており、道具交換の際に突如として牙を剥くかもしれないのです。ゲーム中、この手のゲームでは必ず疑われるCOQ。そのCOQの忠告を無視して結託するその他3人。「逃げて!」の叫びも空しく道具の交換を気軽に行う面々。感染者数を割り出す熱源スキャンが行われ、感染者が1名であることがわかると増々COQが疑われる。しかし、幸いCOQのキャラクターはその他のキャラクターから離れた場所におり安全。地の利を活かしてヘビーガンに手榴弾で完全武装し、寄生虫の巣を発見してこれを焼き払い勝利。感染者はちきさんでした。感染を阻止するカードの枚数が多過ぎて、とても牙を剥ける状態では無かったとのこと。勝利した人間側は皆楽しかったが、孤独に感染していたちきさんは無理ゲーだったとのことw。これはもう一度プレイしてみたい。今度は6人で。

勝者(人間側):COQ、MOG、流 敗者(感染者):ちき

ちき「今日の問題作。パニックステーションを4人で。湧いてくる細菌の巣を焼き払うのが目的の協力ゲー。いきなり非協力側の感染者となり手番最後という運のなさで何もできずに終わったw ガソリンカード多すぎ。無理ゲーw ただ、正体を終盤まで隠し通していたので、他の3人は非常に盛り上がっていた。そこがまたいらつくw」

<シティタイクーン>


そして、全員口を揃えて”今日イチ”を連発したゲーム「シティタイクーン」。世界の七不思議に似たドラフトシステムで各ラウンド用のタイルを分配した後に建設を行い、発電所と採水プラントから資源を運んで商品やお金、勝利点を生み出していくゲーム。資源を運ぶルートや、タイルの連鎖を考えることも重要。資源の輸送以降は「世界の鉄道カードゲーム」に似ているか。ルールは案外シンプルで言語依存も無く、とても楽しめた。今回のプレイは4人だったが、5人プレイになると絡みがもっと増えてさらなる楽しさがありそう(4人だと4方に広がるが、5人だと…)。これは面白かった。ゲームは、発電所を独占状態にした流さんが発電所の数を得点とするタイルの建設にも成功して勝利。

流:36 MOG:32 COQ:29 ちき:26

ちき「シティタイクーンを4人プレイ。手札のタイルをブースタードラフトで整えて施設を建設してリソース、お金、勝利点を獲得するゲーム。結論から言うと今日一番の好ゲームだった。こんなシステム大好き。6人とかだとどんな感じかな。(注:ブースターはMtg用語で一定の法則でパックされたカード。ブースタードラフトは、そのパックをその場で開けてドラフトを行うゲーム方式を指します。また、このゲームは5人まで対応です)」

<トリックオブザレイルズ>


こちらも、ゲームマーケット2011秋で販売されていた、OKAZUブランドのカードゲーム。有名な鉄道ゲーム1830をモチーフにした鉄道トリックテイキング。トリックテイキングを通して5種類の株券を獲得し、合間にある株券の値付けを利用して自分の資産を増やすゲーム。写真でもわかりずらいが、なぜか青色と水色のカードが使用されていて若干視認性が悪い。また、トリックテイキングに勝利してしまうと獲得する株券が場のものとなるという少々ややこしいルールが難しい。トリックテイキングの部分はマストフォロー切り札無しのシンプルなシステム。2度行い、ゲームのルールは理解できた。しかし、勝てる様になるにはしばらく時間がかかりそう。得点計算が暗算では難しいのも辛い。

MOG:250 COQ:120 流:100 ちき:70

ちき「GMで売られていた国産ゲーム。TRICK OF THE RAILSを4人プレイ。トリックテイクに株の要素を取り入れたゲーム。初見ではなかなかに勝ち筋が見つけづらいが、それほど差がつかないシステムとなっている。得点計算はかなり面倒。」

<エジツィア>

最後は、少し古めのワーカープレイスメント「エジツィア」を4人プレイ。石を切り出し、ピラミッドやオベリスクを建設してその貢献度を競います。ナイル川に沿ったアクションスペースは、上流から下流に向けてしか駒を置くことができません。職人を雇う食料欲しさに下流に駒を置くと、上流のアクションを他人にむさぼられてしまいます。この辺りのジレンマが胃にくるゲーム。結構有名なゲームなのですが今日が初プレイ。ゲームは、他の3人が早々に下流の畑を目指す中、序盤に得点ボーナスカードを無償で手に入れられるカードを獲得したCOQは余裕の船旅。おこぼれを沢山もらって勝利。ワーカーを置く数がプレイヤーによって違うゲームなので、沢山置くにこしたことは無い。

COQ:116 流:91 MOG:91 ちき:76

ちき「最後にエジツィアを4人プレイ。置くところに縛りのあるワーカープレイスメントといったところか。結構要素があるが割ととっつきやすい感じがした。このゲームもなかなかに面白かった。でも、絶対に初プレイでは勝てないな。COQに周回遅れのドベとなる。」


隣の卓では、ゲームマーケット2011秋の作品を中心に、賑やかにゲームが行われていました。こちらも、とても盛り上がっていました。


また、お土産に有名店のドーナツを沢山頂きました。とってもおいしかったです。ありがとうございました!!!!

以上、プレイされたゲームは9種類。
遊んで下さった皆様、ありがとうございました。
今日は4人だったので重めのゲームを腰を据えてプレイできて、楽しかったです。
また宜しくお願い致します!!

2011/11/27

ゲームマーケット2011秋 報告

こんにちは。
2011年11月27日(日)浅草にて、「ゲームマーケット2011秋」が開催されました。

仕事→極寒サッカー観戦→ゲムマの強行軍でしたが、無事参加して来ましたので簡単に紹介します!


浅草駅からテクテクと歩き、会場へ到着。
都営浅草線を利用しましたが、あまりソレらしきヒトは居ませんでした。


会場前のイベント告知板には、しっかりとゲームマーケットの文字が踊ります。安心しますね、1週間間違えてたらどうしようとか。


早速、中に入ってカタログを購入。
カタログは、出店ブースの説明&地図と共に、入場パスの役割も持っています。今年も、試遊卓で遊ぶと押してもらえるスタンプラリーページがありました。(溜まると抽選に参加できる)


例年通り、4階は主に企業ブース、5階は主に同人ブースが集まっていました。こちらの写真は、4階の会場準備の様子。


4階に並ぶ方達。9:45くらいの図だと思います。良ーく見ると、先頭に背中に手を突っ込んでいる「侍さん」の姿が。


今年は空いているな、と思いながら5階に上がってびっくり。5階のほうが断然込んでいました。同人作品に対する期待が伺えます。かく言うCOQも、5階の列へ加わりました。アレ狙いですアレ。


5階には、テレビの取材も入っており、凄い活気でした。NHKという噂ですが、ニュースに流れたのでしょうかね。

開場直前、場内にあと1分のアナウンスが流れると、全員が拍手で祝福。

そして会場。


一目散に、ツクルカブースへ話題の(?)ジャンケンカードゲームファイブを買いに行く。頼まれている分も含めて2つ購入。早速試遊しているヒトが居るのが驚き。このために開場時間に行ったのに、難なく買えました(笑)。


隣には、「カルドロン」購入者の長蛇の列が出来ていました。
元ネタのテレビゲームを良く知らないので、スルーしましたが、結構豪華な仕様でしたよ。


続いて、OKAZUブランドさんに立寄り、TRICK OF THE RAILSを購入。玄人向けの鉄道ゲーム1830を素材にしたトリックテイク。知り合いの方がマニュアルを執筆しているとのことで、逃す訳にはいきません。


この時点での5階の様子。とても盛況、異常なくらいの込み具合です。ちょっとヒトが多くて疲れてしまう程。好きな人結構居るんだなと。


続いて、「とある爆撃機の尾部銃座」を購入。ミリタリーテイストの協力ゲーム。事前にホームページを見ていて、ビビッときました。メンフィスベル気分を味わいたくて購入。しかし、事前にブースを調べていなかったので辿り着くのに30分程度かかりました。この間、何人か知り合いと会ったのですが、ブース探しに夢中でしたすみません(笑)。


続いて、gccw1800さんのブース。ヤフオクで有名ですね。今回も、「クロンダイク」や「飴ちゃん工場」などを筆頭にレア品や、1830の復刻版などを販売していました。売り子の女性のうち1人と面識があったので、軽く挨拶。そして、散々迷った末に「エイリアンフロンティア」を購入。シールが着いている誘惑に負けました。


すごろくやさんのブースは、相変わらずのオシャレ仕様。スタッフの方もユニフォームに身を包んでかっこ良かった。発売されたばかりのクク21等、色々と展示されていました。クク21は凄い売れ行きだったようですよ。


隣はドロッセルマイヤーズのブース。新作、アダムとイヴが押されていました。試遊卓があかなくて試せませんでしたが、偶然写り込んでいる方が知り合いなので後で感想聞いてみようと思います。


こちらはメビウスゲームズのブース。頒布会に乗り遅れた新作「ヘルベチア」が並んだということで、開場時は混雑したようです。怪獣君がスタッフとして接客してます。


こちらは恒例、ホビージャパンのブース&くじ引き会場。今回も、ドミニオン行使が外れとして用意されていたようです。数時間後に戻った時には、クジの当たり商品も○ソゲーしか残っていませんでした、ひどい(笑)。タケノコ日本語版などを販売していました。


テンデイズゲームズのブース。タナカマご夫妻、テイネさん、つっちーさん達が忙しそうに働いていらっしゃいました。あまりに忙しそうだったので、今回は声を掛けそびれてしましましたが、テンデイズテレビで予告していた、「ドミニオンカルカソンヌとドミニオン学校&巾着袋」をゲットしました。


一通り欲しいものを物色した後は、試遊。まずは、別のブースで売り子をしてた知り合いを捕まえて、一緒に「ジャンケンカードゲーム」。二人用のセンゲンを(5種類の遊び方が出来ますが、2人ではセンゲンだけという罠w)。その名の通り、出す手札を宣言するゲームですが、これが中々オモシロ。他のゲームも楽しみです。途中に出会った、ちきさんにも購入を勧める程。


続いて、「ヴォーパルス2版」。カードドラフトゲームです。世界の七不思議のルールだけを聞いて、プレイする前に作ったらこうなったとか。戦争による勝利点が重要で、序盤からそこに注力したCOQが勝利。これは人気も頷ける。購入しました。


さらに、協力カードゲーム「托卵」。無言でカードを交換し、全員の手札を揃えるゲーム。3人でプレイしましたが、4人用のゲームということで真価はわからず。

ここで遅めの昼食。
半年前と同じ店でうな丼ダブル900円ナリ。安い。


お腹が一杯になったところで、目的型トリックテイク「インビジブルハンド」をプレイ。特定の相手とライバルになり、相手の目的しか知らないというルールが面白い。残念ながら、全員同得点で1ラウンドでは勝負が着かず。


こちらは、「キングスバレー」というアブストラクトゲーム。陶器タイルがゲーム盤になっているオシャレ仕様。2回プレイして1勝1敗。その後、i phoneアプリでコンピュータと対戦し、勝てば商品を頂けるというイベントにチャレンジ。3段階あるうちの初級に挑戦し、勝ったご褒美に絵はがきを頂きました。i phoneアプリが170円で販売されているようなので、興味のある方は是非。


ここらで丁度良い時間。
外へ出ると、スカイツリーが綺麗に見えていました。

帰りは、旅の無理が祟ったようで、体調悪し。
上野から大宮というわずかな距離を極力寝て体力回復を計る。


なんとか帰りにラーメンをすするくらいには回復し、帰宅。
戦利品を並べて満足。

モニュメントはアークライトのブースで新品ルールつきが1000円だったので衝動買い。全部で15000円くらいの散財。欲しかったものは無事手に入れることが出来ました。

帰宅すると、フランスからの荷物も届いており、頑張って遊ばないとドンドン未プレイゲームが増えてしまいそうです。暫くは購入を控えて、放出をメインにします。

今回のゲームマーケットでも、普段twitterでしか知らない方に会ったり、思わぬ掘り出し物に一喜一憂したり、面白い情報を仕入れたりと、とても楽しく過ごすことができました。声をかけて下さった方々、一緒に遊んで下さった方々、運営の方々、有り難うございました!

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2011/11/13

第0.7回TBGL宮原ゲーム会報告

こんにちは。

2011年11月12日(土)宮原コミュニテーセンターにてTBGLゲーム会を開催しました。

今回の参加者は、計9人。
◎くにーくる(Big Five)
◎Nefarious
◎酒と侍
◎マカバナ
・ボトルインプ
・アロザ殺人事件
・メディチ
・おばけキャッチ
・おばけの試験
・はげたかの餌食
・ごきぶりポーカー
・チーキーモンキー
・ジャングルスピード
◎ジャマイカ
◎世界の七不思議(リーダース/カタン拡張)
◎トラヤヌス
◎The City
◎髑髏と薔薇

計17種類のゲームがプレイされました。
(◎印はCOQ参加の備忘録)

まずは午前中に到着した4名の参加者からプレイ開始。
今回は、フォルテさんのご子息(タクト君)が参加されるとのことで、少し子供向けの作品も用意したものの、そんな必要は全く無い手練でした。

<くにーくる(Big Five)>

くにちー先生のクァークル、通称くにーくる(出典:ふうかのBG日記)。2011SDJ大賞受賞のクァークルは、タイルを袋からひいて配置していく方式でしたが、こちらはカードを配置していきます。置き方のルールはほぼ一緒。まさに、くにちー先生が朴…いや、俺ならこう作るぜ!という生き様を示してくれた作品。カードを全配りし、各自にできた山札を先に置き切ったプレイヤーの勝ち。5種類/5色のカードを縦横にグループ分けして配置していきます。グループの4枚目と5枚目をプレイできると手札か山札からカードを捨てられるボーナス付き。ゲームは、大人を差し置いて次々とカードを置いていったタクト君の勝利。アミーゴ小箱サイズはかさ張らず、自分はくにーくるで充分です。楽しい。

タクト:0 海賊船:2 フォルテ:3 COQ:16

<Nefarious>

続いて、2011エッセンで発表されたゲームの中でもTBGL一押しのゲーム。数々の発明で世界に貢献して来たにも関わらず、疎んじられた天才科学者がマッドサイエンティストへと変貌し、自身の発明で地球の支配者となるゲーム。…と言っても、出てくる発明はスライム銃や目つぶし光線など、かわいいものばかり。研究の資金を稼ぐには、他人の動向を読む必要もあります。テーマはヒドくばかばかしいのに、ゲームは普通に面白いという。なんと作者はドミニオンのヴォッカリーノ。大事なことなので2回言います。作者はドミニオンのヴォッカリーノ(笑)。なるほど、流石にバランスはうまく調整されています。毎回変わる2つのルールカードが飽きさせない仕様となっています。勝負は僅差、最後に敵の研究資金を奪ったCOQのせいでトップが入れ替わる熱戦。勝ったのは流博士。自分の目も潰すという画期的な目つぶし光線が主な研究成果です。

流博士:20(9金) フォルテ博士:20(2金) タクト博士(19) COQ博士(18) 海賊船博士(14) JOSS博士(11)

<酒と侍>

こちらはイタリアのメーカーが今年のエッセンで紹介していた「酒と侍」。日本の酒場で一杯の酒を奪い合う、侍達の戦いです。ユニークな8人のキャラが用意されており、最大8人での戦闘が楽しめます。各人は酒場のテーブルに座っているという設定ですが、一度席を立てば、各人の間合いが非常に重要な意味を持ち、その間合いを駒の個数で表現するというナイスアイデアな作品。これも、説明書に「ゲーム中は尊敬の念を込めて、相手の名前の後ろにサンをつけましょう」などと書いてあることから、ノリゲーかと思いきや普通に面白かったです。しかし、頼みの綱の武器を取り上げられた後は、飛び交う箸やおにぎりで伊達政宗や、伊藤一刀斎が死んだりするという(笑)。最強の武器は熱いラーメンだったりします。キャラクターが死んでしまった場合は、幽霊同士で結託して勝利を目指します。終盤、死んだ侍達が結託し、生けるCOQ、Kun、タクトを襲ってくる展開。死者の勝利に終わりました。これは、ルールをキチンと作成して再戦したいです。面白い。

フォルテ/海賊船/流/JOSS 幽霊勝利 
COQ/タクト/Kun 負け

<マカバナ>

JOSSさん持ち込み、南の島にリゾート施設を作るバッティングゲーム「マカバナ」。島は4つの地域に分かれており、草原/砂利/海にはコテージの建設が可能です。コテージ建設予定地には3つの模様が書かれており、これら地域・地面・模様の3つの要素をカードで提示し、自分のコテージを建設するわけです。ただし、そうそう簡単には建てさせた貰えません。建設予定地の提示をした後に、そのうちの1枚だけを表向け、各自が島の神様を1つずつ配置していくのです。島の神様が配置された場所にはいかなる人物もコテージを建設することができません。コテージの建設は、エリアごとのマジョリティや、建設地の隣接具合でボーナス点を与えます。終盤に向かうほどに建設地も絞られ、キツい読み合いが続くゲーム。ゲーム中2回のみ行える必殺の塗り直し宣言がゲームを熱くします。塗り直しコテージの指定を2度連続で間違えて台無しにする流さんを横目に、気配を消し去って3連コテージを成立させたCOQが勝利。少し前のゲームですが、面白い。

COQ:21 流:13 JOSS:11 フォルテ:10 タクト:8

<ジャマイカ>

抜きつ抜かれつの帆船レースゲーム。サイコロを2つ振り、その解決順を決定したら、各自が手札でそのサイコロを何に使用するかを選択します。レースなので基本的には移動を選択したいのですが、手札次第なのと移動先でコストがかかるので中々難しい。同じマスでの砲撃戦や、マイナスもプラスもある宝箱、船倉の荷物の奪い合いなどが熱いゲーム。序盤、戦争に負けて自分のサイコロ運のなさを痛感したCOQが、戦争を避けて抜け出した差をそのままキープしてゴール。

COQ:30 流:10 JOSS:6 フォルテ:5 タクト:4


<ノートルダム>

隣りの卓では、フェルトファンを多く生み出した「ノートルダム」がプレイされていました。苦しい苦しいフェルトゲームの真骨頂。3〜5人までボードの形が変形するというのも見物なゲームです。非常に良く出来たゲームで、管理人も大好きなゲームの1つ。勝負は、Kunさんに軍配があがった模様。僅差。

Kun:56 たっくん:50 MOG:50 海賊船:49

<トラヤヌス>

こちらもエッセンで発表された、フェルトの新作「トラヤヌス」。伝統ゲーム「マンカラ」のシステムを個人アクションボードに取り入れた、無名メーカーの意欲作。これでもかというくらいに要素が満載。慣れるとそれほど複雑ではありませんが、最初は何をしたら良いのかわからないくらいです。コンポーネントは、非常に気合いが入っています。あっという間に2時間以上が過ぎていきましたが、マンカラで次のアクションを考えるのがとても楽しい。マンカラが面白い分、個人的にはもう少し要素を絞って、すっきりと仕上げたゲームも遊んでみたいです。何度かプレイしてみたいゲーム。ゲームは、商品の出荷を絶妙にアレンジした海賊船さんが勝利。

海賊船:104 COQ:91 MOG:90 流:85


<世界の七不思議・リーダーズ拡張(TBGL紹介はこちら)>

リーダース拡張を実装し、益々面白くなった「世界の七不思議」を6人プレイ。今回は、エッセンのお土産で頂いた、カタン拡張も加えました。カタン拡張は、カタンらしく最初のワンダーが木とレンガだったり、特殊能力が2:1交換だったりとファンをニヤリとさせる内容でGOOD。残念ながら、今回はカタン島を引けず(引いたのはJOSSさん)。COQは捨て札を建築できる分明を担当しましたが、僅差で及ばず。益々スルメゲー。面白い!

流:76 COQ:69 JOSS:66 海賊船:59 たっくん:51 Kun:47


<髑髏と薔薇(TBGLの紹介はこちら)>

もはや説明は要らない程に定番化したブラフゲーム。バイカー達の戦いをエンブレムコースターで再現。シンプルなルールに熱い駆け引き。今回は突っ込み過ぎたCOQが最初に脱落。得意なゲームなのですが、周りも手練でした。次回の会費を支払いに行っていたため、詳細は不明。

勝者:たっくん

<ザ シティ>

今回のゲーム会、陰の期待作。サンファンのように、カードをお金としても建築対象としても取り扱うゲーム。コンボを決めるのも楽しい。終盤加速度的に収束する展開が目覚ましい。イラストが素晴らしく、ゲームの雰囲気も悪くない。得点計算にはポーカーチップを用意したほうが良いでしょう。ルールはTBGLで公開しています。カードに言語依存が少しあるので、これは訳して繰り返し遊びたいゲーム。ゲームは噴水のコンボを決めたCOQの勝利。面白い。

COQ:68 流:63 海賊船:57 たっくん:37 JOSS:23

<おばけキャッチ/おばけの試験/ボトルインプ/はげたかの餌食/チーキーモンキー/ごきぶりポーカー/メディチ/ジャングルスピード/アロザ殺人事件>


その他、軽めのゲームを中心に、様々なゲームがプレイされていました。


以上、プレイされたゲームは18種類。
遊んで下さった皆様、ありがとうございました。
また宜しくお願い致します!!