2011/02/13

スカイプでボードゲーム




スカイプでネットミーティングしながらボードゲームってどうだろう。

7~8年くらい前、「Operation Flash Point」というFPS(一人称シューティングゲーム)をネットミーティングしながらプレイしていた。

同じ様に、スカイプ等の無料ネット通話を使用してゲームをしたらどうなるだろう。

ゲームは各自で同じ物を用意して、スカイプを繋いでみる。
自分の前に置いてある駒やらを相手の分まで動かす。
あくまでもBSWとかipadとかのゲーム媒体を使用しない話。

ボードゲームを楽しむ上で外せないのが相手との絡みとコンポーネント。
有料版のように完成度が高ければまだ良いが、画面上のショボイ駒が動くだけでは物足りない。
相手との絡みは音声で。最近は複数人ビデオチャットもできるようだから、なれてくればこちらで。
表情が見えない分、相手との絡みが幾分おちるものの、ギリギリいけるか。
ビデオは互いのボードを映しても良いかな。

さて、どんなゲームがいけるのか考えてみる。

基本的に、同一の供給源からランダムに発生する非公開情報が存在するゲームは無理だと思う。
平たく言えば、1つの山札からお互いに非公開の手札などを引く場合。
従って、「ローゼンケーニッヒ」や「チグリスユーフラテス」、「カルカソンヌ」等は難しいことになる。
「フレスコ」等もボード上にランダムな非公開情報があるので少し厳しいか。

また、「トーレス」のようなゲームも情報が複雑なため、厳しいかも。
座標等で建築/移動先を示せばできないこともないが、めんどくさそう。

逆に、プレイ可能なゲームと言えば・・・

ドミニオン:これは山札が個人持ち、かつ山札作成の供給源は公開情報なのでうまくいきそう。

ハンザテウトニカ:この手のカードを使用しないゲームは最も適しているかも。チェスをするようなもの。

アグリコラ:公開情報型のワーカープレイスメントゲームはいけそうな気がする。

他にも色々。

長時間ゲームなど中々相手を捜すのが大変な場合や友人が遠方に住んでいる場合など、試してみると面白いかもしれない。
ショップやメーカーもゲームが2つ売れて万々歳と。

3D絵本の視点のように、がっちりはまればそれなりに面白い気がするけどどうだろう。

ネットミーティングを前提にしたゲームってのもそのうち出たりして。

最近スカイプを導入し、こんなことを考えてしまう程のクオリティの高さにびっくりしたという話。

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