こんにちは。
2012年8月25日(土)宮原コミュニテーセンターにてTBGLゲーム会を開催し、計9種類のゲームがプレイされました。
流さん、海賊船さん、MOGさん、JOSSさん、Kunさんと。
今回は少し多めの6人です。
<ディヴィナーレ>
まずは4人で「ディヴィナーレ」を。箱の見た目で大分損をしていると思うゲームです。くにちー先生のメンバーズオンリーにとても良く似たカード総枚数予測ゲーム。こちらはカードをドラフトするルールが加えられている分、全体のカードの把握や要らないカードの押しつけができるのでより思考的。その分ギャンブル性は薄くなってます。出したカードに対応する予想駒は必ず動かさなければならないのですが、最後の1枚は動かさなくて良いというルールがあったら良かった。
ゲームは唯一2回目のCOQが貫禄で、、と言いたいところですが、最後のラウンドで海賊船さんに差しきられて敗北。評判良し。面白い。
海賊船:22 COQ:15 流:12 JOSS:−2
<十二星座>
ヤフオクでたまに高騰しているのを見かけるトークン配置マジョリティゲーム「十二星座」。各星座での数字合計を競うのですが、恒星には裏向きで配置する事が出来るのでブラフの要素があります。そして、そこに周りのトークンを吸い込む”ブラックホール”を配置するのは常套手段。スッキリ良く出来たゲームで好印象。白ゴブのリシュリューはこういうゲームが作りたかったのでは。
COQ:35 流:33 JOSS:32 海賊船:30 Kun:28
<世界の七不思議:リーダーズ&シティズ>
MOGさんが合流し、6人になったところで満を持して「世界の七不思議拡張全部入り」。文明のボードは合計11枚になりました。新しい拡張のシティズでは、他のカードとは独立した都市の建物カードを建設可能になります。そして、新要素の”外交”が追加されています。外交トークンを手に入れることによって戦闘を1度スキップできる様になったのです。これにより、他国は自分をスルーして戦わなければならず、つまり、両隣以外との直接的な絡みが世界の七不思議で初めて出来たわけです。これはとても画期的。次第に複雑になってきたこのゲームですが、それにつれてどんどん面白くなって来た印象。戦争を回避したり非難したりという色々な戦略を取れる様になったのもいいですね。
今回のゲームでは、捨て札から計3枚を拾って来れる文明を担当したので科学技術に特化。シティズで加わった隣の科学技術をコピーできるカードを2つ建てて万全で望むも、両隣の文明は文化のかけらも無い野蛮な文明。それでも自力で62点を科学技術から叩きだし、僅差の2位。どちらか一方に1つでも科学技術があれば… リーダーズ程マストの拡張ではないですが、あった方が幅が出て面白いと思います。
流:82 COQ:78 MOG:71 海賊船:59 JOSS:50 Kun:44
1ラウンドに8枚のカードをプレイできるようになったので、得点は高めでした。
<エミッサリークライシス>
正体隠匿系のカードゲーム「エミッサリークライシス」。スワンパナシアが販売しているゲームで「ザ・ターゲット(ふうかのBG日記)」に良く似たゲームです。陣営が3つあり、開始時に勝利条件と特殊能力の違う大量のキャラクターのうちの誰かになるというのが特徴。キャラクターは大量に居ますが、手札となるカードにそれほど凶悪な物が無いので「ターゲット」ほどぶっ壊れたゲームでは無く、数回のプレイで味が出てくる程度にはまとまっています。基本的には、赤青黒の3種類があるカードをその色の陣営のプレイヤーが3枚プレイできれば勝ちというシステム。ただし、黒のカードを3枚プレイすると死んでしまうのと、基本のカードプレイは裏向きに反時計回りで回していくというのに注意。自分のところまでまわってくる様にするにはそれなりに考えないといけません。もしくは、仲間とおぼしき人に渡る様にしむけるか。
2回続けてプレイしましたが、1回目は練習。2回目にしてかなり思考的な展開となり、展開がどちらに転んでも勝利が確定しているMOGさんの暗殺を試みるが協力を得られず負け。繰り返し遊んだら、このゲームは結構盛り上がると思います。
勝ち:MOG、流(赤陣営)
<シンガポールの商人:TBGLの紹介はこちら>
ここから3人ずつの2卓に別れ、私はアークライトから日本語版が発売されたばかりの「シンガポールの商人」を。詳しいゲーム内容は紹介のページを参照してください。
紹介ページで吐き出しましたが、メーカーの編集者の力量を疑う調整不足のゲームだと思いました。終始展開を牛耳る「ラッフルズプレイヤー」として君臨したCOQが、死ねば良いのにと言われるほどの悪政を行ったものの結局2位。
流:79 COQ:76 MOG:62
<Pala>
ここで2人が帰宅され、最後はビッド式のトリックテイキングゲーム「Pala」です。基本色と混合色のスートがあり、基本色のカードは色を混ぜる事によって混合色とすることができるという、色の概念を取り入れたルールが特徴。作者はあの「もっとホイップを」をデザインした人です。ルールにはトリックを取ると得点が増える方式と、トリックを取らない方が得点が増える方式が用意されていますが、とりあえず基本の前者を。
自分は多分、ギャンブルにはまると見を滅ぼすタイプなので、ビッド式のトリックテイクでは勝てません。トリックテイクの引き出しの1つとしては及第点のゲームだと思います。
0点から最後にチャレンジした「ミゼール(トリックを取らないビッド)」では、トリックを取らない様に手札を減らしていく過程と色を混ぜて複数枚数をプレイするというシステムに相同性を感じたので、後者のルールをプレイしてから評価したいと思います。
MOG:53 流:36 海賊船:11 COQ:7
以上10ゲームでした。
また宜しくお願い致します!!
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