こんにちは。
2012年1月21日(土)宮原コミュニテーセンターにて今年最初のTBGLゲーム会を開催しました。
今回の参加者は、少なめ計4人。
計12種類のゲームがプレイされました。
朝からJRの遅延や体調不良などに襲われる波乱のゲーム会となりました。
参加予定だった方が、休日出勤などで急遽欠席も。
<トレーダー(TBGLの紹介)>
世界をまたにかけ、ビジネスを行うカードゲーム。交互にカードを購入していき、セットで売り払います。カードの並びをチラ見しながら手番順を調節する悩ましいゲーム。まずは、先に到着したJOSSさんと二人にて。1戦目はカードを余してしまったJOSSさんに勝利するも、再戦結果は互角。1勝1分。公開情報満載なお陰で適度に悩ましい展開が心地よい好ゲ―ム。ゲームにすぐ慣れて接戦となるところも良い。
1戦目 COQ:63 JOSS:38
2戦目 COQ:49 JOSS:49
<農場主(ホームステッダース)>
初版は2年程前の発売ですが、印刷のズレ等、あまりにあんまりなコンポーネントのせいで、日の目を見なかったゲームがコンポーネントを新たに2版として復活。グランクリュに似た手番順のせり上げ方式で落札される権利書を元に、自分の農場を大きくしていくゲーム。独特なシステム「交易チット」が、資源のやり取りを面白くします。正に拡大再生産ゲーム。奪われること無く発展していく農場は、この手のゲーム好きにはたまりません。金鉱を中心とした埋蔵金政策のCOQに対し、銀行で着実に借金を返済するJOSSさん。僅かの差で資源を使い切ったCOQの勝利。2人プレイは競りが少しヌルいが、それでも面白いです。
COQ:38 JOSS:35
<森の老人たち>
ここで3人目のKUNさんが到着し、3人で森の老人たちをプレイ。ワレスがオランウータンを保護する為にデザインしたメイフォローのトリックテイキング。このゲームの収益は全て基金へ寄付されるそうです。5つのスートを使用してトリックテイキングを行い、集めたカードでオランウータンを保護します。意図しないカードをとらなければならないこともあり、思わぬマイナス点を喰らうことも。メイフォローでこの悩ましさは流石のデザインです。3人プレイ推奨。ルールはTBGLで公開しています。
JOSS:30 COQ:29 KUN:22
<ビブリオス:TBGLの紹介>
3人ベストのゲームをということで、ビブリオスをプレイ。2人でも面白いのですが、3人が一番。写本室に関する要素を表した各色のサイコロの目を操作し、集めたカードの合計値でそれを獲得するゲーム。前半のカード選択と、後半の競りの両方が抜群に面白い。2連戦、カード選択のカンが冴え、面白いように高得点のカードを自分のものに出来たCOQが連勝。
1戦目 COQ:6 KUN:4 JOSS:4
2戦目 COQ:7(サイコロの色で勝利) KUN:7 JOSS:2
<忍者刀>
忍者が活躍していたころの日本が舞台のゲーム。道場で修行を積み、師範から忍術を体得して氏族の屋敷に忍び込み、護衛を倒して宝物を得ます。護衛を倒した後に「万歳」と叫ぶ等、間違えた日本感を随所に散りばめながらもテーマとシステムが巧く融合した好ゲーム。選択肢が色々あるので、少しだけダウンタイムがありますが、慣れてくればサクサク進みます。序盤から氏族カードを獲得し、氏族ボーナスに備えたCOQが、KUNさんを差し切って勝利。これは序盤にボーナスを無視すると勝てませんね。
COQ:104 KUN:100 JOSS:67
<サバイブ>
海賊船さんが到着し、4人プレイ。沈み行く島から抜け出す、生き残りゲーム。時には一緒に救命ボートに乗り合わせたプレイヤーと協力しながら、四隅の島へ避難しようとします。次第に集まってくるシーサーペントやサメに怯えながら、自分だけが助かる道を探す、見た目とは裏腹の大人ゲー。駒の下には点数が貼ってあり、逃げることに成功した駒に貼られ合計点が勝敗を決めます。7人もの駒を脱出させたCOQでありましたが、点数の差で5人脱出の海賊船さんに敗北。海に落ちた駒をサメに喰わせる攻撃ゲームなので、子供は泣いちゃいそう。クジラで舟を破壊し、サメを突入させるのが楽しかった(性格悪し)。
海賊船:21 COQ:19 KUN:13 JOSS:0
<ダイヤモンドクラブ>
続いて、ラベンスバーガーの名作「ダイヤモンドクラブ」。ダイヤモンドクラブの面々が、1年かけて作る自宅の庭を競い合います。毎ラウンド変化するタイル獲得システムをコイン配置で獲得していくシステムが秀逸。コンポーネントは、マニラ風のコインをはじめとして文句無しの出来。これが絶版なんてもったいない。ゲームは、木を植え、動物を放し飼いにしてとにかく早く庭を作成したCOQが、他の庭の完成を待たずにゲームを終了させ、勝利。取引を有利にする能力の向上要素があるのも◎。
COQ:64 海賊船:55 KUN:49 JOSS:45
<新世界:TBGLの紹介>
KUNさんのリクエストで、カードを使った交易ゲーム「新世界」。大航海時代へ漕ぎだし、交易品のセットを揃えて艦隊の能力を高めたり、得点を重ねたりしていきます。獲得した舟の合計値が少なく、カード分配で良いカードを得ることの出来たCOQが、倉庫の建設にも成功して10種類のカードセットを全て集めることに成功して勝利。カードイラストの綺麗さに惚れ直すゲームでした。
COQ:10種 海賊船:65 KUN:17 JOSS:38
<ナイスミドル>
ここでKUNさんご帰宅。3人プレイということで、JOSSさんが昔すごろくやさんで手に入れたという「ナイスミドル」を。どこかで見たことのあるキャラクターの描かれた1〜15までのカードを用い、3人が出すカードの真ん中の数字を出すことを目指します。ただゲームするだけではつまらないので、劇的な場面ではキャラの台詞をまねようと言い出すJOSSさん。リチャードギア風のキャラでナイスミドルを決めた海賊船さんが、「ハチぃ」とあの映画の真似をしたり。真ん中を狙うという不思議な感覚のバッティングゲームで、他の二人と少し出し方の違ったCOQが、殆どのカードを独占して勝利。変わったゲームです。
COQ:450 JOSS:100 海賊船:−10
<大商人>
カナイ製作所さんが発売している「大商人」。ジャパニーズトラディショナルデッキビルドゲーム。ドミニオンとは違い、構築したデッキ全てが手札となり、使い切ったらまた全てのカードが手札に戻ってきます。特定の相手を攻撃する要素が強い印象。案外早く勝負が決し、頓死で終わってしまいました。何度かやってみないと良さがわからないのかな。
海賊船:勝利(8種)
<クリーチャーズ>
最後は、頭部/胴体/尾部でクリーチャーを完成させ、勝ち抜きチャンピオンを誕生させるゲーム。今回は短縮3チャンピオンルールを採用。クリーチャーの名前だけでなく、図柄とその説明文までもが繋がるゲーム。ゲームシステムどうこうよりも、出来上がったクリーチャーを声高に宣言する行為に意味がある。下部のクリーチャーに関する説明文が誰もが楽しめる日本語仕様だったらもっと盛り上がるのになー、と思いました。COQは中々胴体のカードが引けずに蚊帳の外!写真は優勝したJOSSさん一家のチャンピオンな面々。
以上、プレイされたゲームは11種類。
遊んで下さった皆様、ありがとうございました。
ついでに紹介。
JOSSさんにはアグリコラの木製トークンをお土産にもらっちゃいました。
今度はアグリコラを是非立てたいと思います。
また宜しくお願い致します!!
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