こんにちは。
2011年11月12日(土)宮原コミュニテーセンターにてTBGLゲーム会を開催しました。
今回の参加者は、計9人。
◎くにーくる(Big Five)
◎Nefarious
◎酒と侍
◎マカバナ
・ボトルインプ
・アロザ殺人事件
・メディチ
・おばけキャッチ
・おばけの試験
・はげたかの餌食
・ごきぶりポーカー
・チーキーモンキー
・ジャングルスピード
◎ジャマイカ
◎世界の七不思議(リーダース/カタン拡張)
◎トラヤヌス
◎The City
◎髑髏と薔薇
計17種類のゲームがプレイされました。
(◎印はCOQ参加の備忘録)
まずは午前中に到着した4名の参加者からプレイ開始。
今回は、フォルテさんのご子息(タクト君)が参加されるとのことで、少し子供向けの作品も用意したものの、そんな必要は全く無い手練でした。
<くにーくる(Big Five)>
くにちー先生のクァークル、通称くにーくる(出典:ふうかのBG日記)。2011SDJ大賞受賞のクァークルは、タイルを袋からひいて配置していく方式でしたが、こちらはカードを配置していきます。置き方のルールはほぼ一緒。まさに、くにちー先生が朴…いや、俺ならこう作るぜ!という生き様を示してくれた作品。カードを全配りし、各自にできた山札を先に置き切ったプレイヤーの勝ち。5種類/5色のカードを縦横にグループ分けして配置していきます。グループの4枚目と5枚目をプレイできると手札か山札からカードを捨てられるボーナス付き。ゲームは、大人を差し置いて次々とカードを置いていったタクト君の勝利。アミーゴ小箱サイズはかさ張らず、自分はくにーくるで充分です。楽しい。
タクト:0 海賊船:2 フォルテ:3 COQ:16
<Nefarious>
続いて、2011エッセンで発表されたゲームの中でもTBGL一押しのゲーム。数々の発明で世界に貢献して来たにも関わらず、疎んじられた天才科学者がマッドサイエンティストへと変貌し、自身の発明で地球の支配者となるゲーム。…と言っても、出てくる発明はスライム銃や目つぶし光線など、かわいいものばかり。研究の資金を稼ぐには、他人の動向を読む必要もあります。テーマはヒドくばかばかしいのに、ゲームは普通に面白いという。なんと作者はドミニオンのヴォッカリーノ。大事なことなので2回言います。作者はドミニオンのヴォッカリーノ(笑)。なるほど、流石にバランスはうまく調整されています。毎回変わる2つのルールカードが飽きさせない仕様となっています。勝負は僅差、最後に敵の研究資金を奪ったCOQのせいでトップが入れ替わる熱戦。勝ったのは流博士。自分の目も潰すという画期的な目つぶし光線が主な研究成果です。
流博士:20(9金) フォルテ博士:20(2金) タクト博士(19) COQ博士(18) 海賊船博士(14) JOSS博士(11)
<酒と侍>
こちらはイタリアのメーカーが今年のエッセンで紹介していた「酒と侍」。日本の酒場で一杯の酒を奪い合う、侍達の戦いです。ユニークな8人のキャラが用意されており、最大8人での戦闘が楽しめます。各人は酒場のテーブルに座っているという設定ですが、一度席を立てば、各人の間合いが非常に重要な意味を持ち、その間合いを駒の個数で表現するというナイスアイデアな作品。これも、説明書に「ゲーム中は尊敬の念を込めて、相手の名前の後ろにサンをつけましょう」などと書いてあることから、ノリゲーかと思いきや普通に面白かったです。しかし、頼みの綱の武器を取り上げられた後は、飛び交う箸やおにぎりで伊達政宗や、伊藤一刀斎が死んだりするという(笑)。最強の武器は熱いラーメンだったりします。キャラクターが死んでしまった場合は、幽霊同士で結託して勝利を目指します。終盤、死んだ侍達が結託し、生けるCOQ、Kun、タクトを襲ってくる展開。死者の勝利に終わりました。これは、ルールをキチンと作成して再戦したいです。面白い。
フォルテ/海賊船/流/JOSS 幽霊勝利
COQ/タクト/Kun 負け
<マカバナ>
JOSSさん持ち込み、南の島にリゾート施設を作るバッティングゲーム「マカバナ」。島は4つの地域に分かれており、草原/砂利/海にはコテージの建設が可能です。コテージ建設予定地には3つの模様が書かれており、これら地域・地面・模様の3つの要素をカードで提示し、自分のコテージを建設するわけです。ただし、そうそう簡単には建てさせた貰えません。建設予定地の提示をした後に、そのうちの1枚だけを表向け、各自が島の神様を1つずつ配置していくのです。島の神様が配置された場所にはいかなる人物もコテージを建設することができません。コテージの建設は、エリアごとのマジョリティや、建設地の隣接具合でボーナス点を与えます。終盤に向かうほどに建設地も絞られ、キツい読み合いが続くゲーム。ゲーム中2回のみ行える必殺の塗り直し宣言がゲームを熱くします。塗り直しコテージの指定を2度連続で間違えて台無しにする流さんを横目に、気配を消し去って3連コテージを成立させたCOQが勝利。少し前のゲームですが、面白い。
COQ:21 流:13 JOSS:11 フォルテ:10 タクト:8
<ジャマイカ>
抜きつ抜かれつの帆船レースゲーム。サイコロを2つ振り、その解決順を決定したら、各自が手札でそのサイコロを何に使用するかを選択します。レースなので基本的には移動を選択したいのですが、手札次第なのと移動先でコストがかかるので中々難しい。同じマスでの砲撃戦や、マイナスもプラスもある宝箱、船倉の荷物の奪い合いなどが熱いゲーム。序盤、戦争に負けて自分のサイコロ運のなさを痛感したCOQが、戦争を避けて抜け出した差をそのままキープしてゴール。
COQ:30 流:10 JOSS:6 フォルテ:5 タクト:4
<ノートルダム>
隣りの卓では、フェルトファンを多く生み出した「ノートルダム」がプレイされていました。苦しい苦しいフェルトゲームの真骨頂。3〜5人までボードの形が変形するというのも見物なゲームです。非常に良く出来たゲームで、管理人も大好きなゲームの1つ。勝負は、Kunさんに軍配があがった模様。僅差。
Kun:56 たっくん:50 MOG:50 海賊船:49
<トラヤヌス>
こちらもエッセンで発表された、フェルトの新作「トラヤヌス」。伝統ゲーム「マンカラ」のシステムを個人アクションボードに取り入れた、無名メーカーの意欲作。これでもかというくらいに要素が満載。慣れるとそれほど複雑ではありませんが、最初は何をしたら良いのかわからないくらいです。コンポーネントは、非常に気合いが入っています。あっという間に2時間以上が過ぎていきましたが、マンカラで次のアクションを考えるのがとても楽しい。マンカラが面白い分、個人的にはもう少し要素を絞って、すっきりと仕上げたゲームも遊んでみたいです。何度かプレイしてみたいゲーム。ゲームは、商品の出荷を絶妙にアレンジした海賊船さんが勝利。
海賊船:104 COQ:91 MOG:90 流:85
<世界の七不思議・リーダーズ拡張(TBGL紹介はこちら)>
リーダース拡張を実装し、益々面白くなった「世界の七不思議」を6人プレイ。今回は、エッセンのお土産で頂いた、カタン拡張も加えました。カタン拡張は、カタンらしく最初のワンダーが木とレンガだったり、特殊能力が2:1交換だったりとファンをニヤリとさせる内容でGOOD。残念ながら、今回はカタン島を引けず(引いたのはJOSSさん)。COQは捨て札を建築できる分明を担当しましたが、僅差で及ばず。益々スルメゲー。面白い!
流:76 COQ:69 JOSS:66 海賊船:59 たっくん:51 Kun:47
<髑髏と薔薇(TBGLの紹介はこちら)>
もはや説明は要らない程に定番化したブラフゲーム。バイカー達の戦いをエンブレムコースターで再現。シンプルなルールに熱い駆け引き。今回は突っ込み過ぎたCOQが最初に脱落。得意なゲームなのですが、周りも手練でした。次回の会費を支払いに行っていたため、詳細は不明。
勝者:たっくん
<ザ シティ>
今回のゲーム会、陰の期待作。サンファンのように、カードをお金としても建築対象としても取り扱うゲーム。コンボを決めるのも楽しい。終盤加速度的に収束する展開が目覚ましい。イラストが素晴らしく、ゲームの雰囲気も悪くない。得点計算にはポーカーチップを用意したほうが良いでしょう。ルールはTBGLで公開しています。カードに言語依存が少しあるので、これは訳して繰り返し遊びたいゲーム。ゲームは噴水のコンボを決めたCOQの勝利。面白い。
COQ:68 流:63 海賊船:57 たっくん:37 JOSS:23
<おばけキャッチ/おばけの試験/ボトルインプ/はげたかの餌食/チーキーモンキー/ごきぶりポーカー/メディチ/ジャングルスピード/アロザ殺人事件>
その他、軽めのゲームを中心に、様々なゲームがプレイされていました。
以上、プレイされたゲームは18種類。
遊んで下さった皆様、ありがとうございました。
また宜しくお願い致します!!
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