2012年11月18日(日)浅草で開催されたゲームマーケット2012秋に行ってきました。今回から復活した床売セールに参加する予定だったので、色々と準備をして臨んだ結果、手持ちでも幾つかゲームを持ち込んだので、朝はかなりの大荷物でした。
バザーのことがあったので、事前に書泉でカタログを購入し、めぼしい同人ゲームには全て予約を入れ、かなり余裕で当日を迎えました。…が、行きの電車は間違えるわ、乗り継ぎの電車も間違えるわ、で到着したのは10時過ぎ。既に開場した後。
開場しているはずが、外には長蛇の列。どうやら入場待機列のある7階に入りきらずに階段を通じてここまで列がのびていたようです。これには、同時開催のランジェリーバーゲンのスタッフも驚いていました。例年よりさらに人手が増えていたようです(開場発表は4200人、記録更新です)。
しかし悲惨なのはカタログを持っていない人。この人ごみをかき分けて一旦上まで上り、カタログを購入して帰ってこなくてはならなかったようです。運営の想像を超える人手だったようです。
ロビーに入ってもまだまだ列は続き、しばらくは行列に埋もれる日々。リアル「コレイカ」です。列は1つしかなく、4階(主に同人)、5階(主にショップ・メーカー)のどちらに入れるのかわからなかったので少し不安。
その後、一気に列が進み、階段をひたすら7階まで上る。これは倒れる人が出てきてもおかしくないリアル「心臓発作」な展開でした。決して立ち止まれない感じで一気に7階へ。
いざ入場すると、すでにこの人ごみ。多分、10:20くらいだと思うのですが、ヒトヒトヒト…で目的のブースに行くのも大変。中古ゲームの販売ブースは人が溜まるので、どうせなら7階の床売に集約すればよかったのにと思ったり。
とりあえず、予約を入れていなかったステステマーケティングの製品版を手に入れて、おまけでカツ丼ゲームを頂いて、その他の予約していたゲームのピックアップ。あまりの混雑に、ブースにカタログを忘れてくるという失態を犯しながら、10:50にはなんとか4階予約分を確保。
この時点で既に完売しているブースもちらほら。事前の情報公開・前評判の獲得は大事ですね。メーカーの品と比べ、再販の情報等も乏しいので、どちらかといえば4階の列に並ばざるを得ないのは人情ですね。
そして約束通り、10:50分に7階のバザー会場入りし、「勇者シミーズと荒んだ仲間たち」の荒んだ人の1人として準備を開始。タムラ氏、オビ湾氏らと挨拶も早々、放出の烙印を押されたゲーム達を一心不乱に並べる。
さすが荒んだ仲間達。仲間内で売買したゲームをバザーに出して一儲けしようとするこの日簿記のテストの人がいたりとか(結果は叩き売られて−50円!)。
そして開場直前。うずたかく積まれたギザギザギザの山。自分のゲームは、いたる師匠の持ち込みゲームと被っているのが複数あったので、目立つ場所取りの熾烈な争い等ありながら。
開場直後から人だかり。めぼしいゲームがあっという間に売れていく。早く売り切りたくて、一生懸命働く。他のブース(4階・5階も含め)では中古ゲームが奮わなかったということだったので、勇者シミーズが価格破壊を起こしていたのかも。ほとんど営利的なことは考えておらず、どうみても相場よりも何割も安い値段設定で、下で売っているゲームの半額とかざらでした。
流石の荒み具合はいたる師匠。僕のゲームが売れそうになると、「それクソゲーですよ」などと荒んだ一撃を見舞ってくる。
あとから聞くと、この床売には複数のツイッター上の知り合いの方が買いにきてくれていたんだとか。名札をつけとけば良かったなーと少し後悔。
ある程度売れてきたところで、5階の予約商品をピックアップしに行くと、だいぶ人ごみは落ち着いた様子。最初の状態を知らないので、元々このくらいだったのかもしれませんけど。
ブースの中では、テンデイズゲームズさんの調子が良かったように見えました。混んでいたので、楽しそうにテレストレーション日本語版のインストをするけがわさんを遠くから見るだけで我慢。きっと、全てのお題に「クニツィア」と答えていたのでしょう。
そして戻ると、だいぶ商品は捌けていた。どうしても残るのは知名度の低いゲームや和訳無しのゲーム。和訳を後ほどupすることにして「和訳URL OK」にしたり、ワケありを漢字で書いて「訳あり」として売るなどと荒んだことを言い出す面々。
大分人も少なくなってきて、バナナの叩き売りのような出で立ちのおじさん1人でもなんとかなりそうな状態。ここでいたる師匠と一緒にお昼ご飯を食べにいくことに。
年に2回(ゲムマ時)しか行かないので、少々迷って到着した台湾料理屋で麻婆豆腐定食に舌鼓。本場の味でおいしかった。
帰ったらブースに小野さんが居たので恒例のポートレート。暮ボーの川上さんの取材を受けていたようです。
そして、いよいよ最後の3つが居残り。「ジャンプゲート」のリミテッドエディション、リンク、あとよくわからないタナカマさん出品の何かが1つ100円。
これを購入してくれた英雄は、チームじょいふるでも御馴染み、イズミックスさん。見事、200個以上あったゲーム全てを売り切るという偉業を達成。
完売を祝して3本締めでブースを引き払う。何から何まで手配してくれたシミーズさんおつかれさま。
次回もやりたいけど、売るゲームがないよね。に対して、次回までに売るゲーム買えば良いじゃん。の返しに今回の面々の天才っぷり(クソゲー集めの)が現れています。反省点としては、和訳なしが本当に鬼門なので、次回は対応したいですね。
空いたブースでは、暮ボーの川上さんがホームページ用のネタ撮影を続ける。こちらはあるスーパースターの買い物一覧。他に類を見ない凄まじい量で一同圧倒。誰の買い物かは、中央下部に写っているあるペアペアなゲームがヒントです。
その後、同じ階ではこちらも復活したオークション。目玉は未開封の「超人ロック」で、落札価格は20000円。全体的に低価格での落札だったように思います。隣の下着売り場に配慮してか、声が聞こえづらいことも影響していたかも。
終了間際、ボードゲームキューブのブースでゲームを物色する赤い人を発見。激写。目出し帽で隠密行動なんて、そうはさせないぜ。
あっという間に時間が過ぎ、館内には閉会のアナウンス。早々に荷物をまとめて、打ち上げに向けて喫茶店で時間をつぶす。
その後は、ボードゲーム研究室!の川崎さん、吉田さんと勇者シミーズ組と一緒にテンデイズゲームズの打ち上げに乱入。店長の奥様の誕生日祝い鳥の丸焼きを頂きながら、けがわさんのクニチー愛や、あの和訳は糞だ2012など耳を塞ぎたくなるようなボードゲーム裏話を聞く。
プライバシー保護のため、裏話の内容とイケメン吉田さんのお顔を載せられないのが残念。
こうして、楽しい宴とともにゲームマーケットは幕を閉じました。
こちらが今回の戦利品。ゴジラカードゲーム100円とレッドノベンバーを救え100円が印象的。特に後者はオビ湾氏出品の一品。中華料理を食べて戻ったら100円になっていたので確保して、和訳ルールを作って次回の荒んだ仲間達のバザーで売り抜けるというビジネスモデル。あと、ワンドローブースでもらったリポビタンD。諸事情で写っていませんが、これにあとテラミスティカが加わる感じ。
川越ゲーム会のいたやまさんがブースを出して売っていた木の駒バラ売りは、本場ドイツのシュピールの一角のようでついつい購入。個数販売はお互いに大変なので、来年からは計り売りに期待したいですね。
購入したのはほとんどが同人ゲーム。バザーにかまけていたのでほとんどお金を使う暇がなく、その売り上げがかなり良かったので帰りには財布が逆に膨らむという事態に。素人の床売は、掘り出し物を生むので良いですよね。是非続けて欲しいと思います。
メーカーのゲームは、最近の各ショップの努力の賜物によって今買わなくても大丈夫という安心感から、ここでしか買えないかもしれないゲームに注力できました。ショップの方々の努力に感謝です。
今回は、バザーに集中していたおかげで一度も試遊することもなく、自分としてはかなり異質なゲームマーケットとなりましたが、いつもツイッター等でやり取りをしている方々と出会えたり、たまにしかお会いできない方々に出会えたりと、人との繋がりを深められるのは相変わらず大きかったです。
だらだらと展開を綴りましたが、次回も是非参加したいと思います。
運営の皆様、遊んでくれた皆様ありがとうございました。
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