2012/04/22

第0.93回TBGL宮原ゲーム会報告


こんにちは。

2012年4月21日(土)宮原コミュニテーセンターにてTBGLゲーム会を開催しました。
本日は4人での開催となりました。

計9種類のゲームがプレイされました。
雨は毎回覚悟していましたが、今日は曇りで留まってくれました。

まずは早朝9時から3人でスタート。
海賊船さん、Kunさん、COQの三人です。

<ユスティニアヌス>


ビザンティン王国の王宮での取り巻き序列をテーマにしたゲーム。日本では異様に評価が低く、殆ど名前も聞かないゲーム。一説によると、当初、間違ったルールが広まってしまったらしく、誤解されたまま今日に至るという(さらに悪いことには、欧州の在庫の問題で、3ユーロ程で叩き売られていた)。一度遊んだ時に、そんな酷いゲームとは思えなかったので、不憫に思い、和訳ルールを作成して海外から輸入し、家に遊びに来てくれた人達に足代代わりに配っていました。コレが最後の1個。
秘密裏にお気に入りの取り巻き達に影響力を与え、序列を操作して得点していくゲーム。ブラフ要素や読み合い、限られた影響力と手番順のマネージメント等、中々の出来のゲームでした。少々得点が大味なものの、そこそこリプレイ欲を刺激するゲームであるし、システムには魅力を感じるゲームです。序列のシステムを転用し、AKB48〜センターは誰だ!?〜ゲームを造ればミリオンヒット間違い無し。
ゲームは唯一2回目のCOQが、お気に入りを送り込み、初のセンターポジションでの曲「上からアリス(-タルカス)」を歌いきり勝利。

COQ:177 海賊船:175 Kun:170

<ハギス>


トランプライクなカードを使用し、トリックテイクを行う「ハギス」。この手の所謂大貧民系トリックテイクの中では大分評判が良いゲーム。購入後、倉庫の肥やしになっていましたが、kunさんがインストをしてくれたお陰でプレイできました。5つのスートによる組み合わせと、各自に最初に配られるJ/Q/Kの使い道が悩ましい。当初こそ組み合わせの複雑さに戸惑うものの、最初にゴーアウト(カードを出し切ること)した時の爽快感といい、自分自身に賭けるベットシステムといい、スッキリとまとまった、とてもクールなゲームでした。
今回はショートゲームにて。ゴーアウトすれば勝利というKunさんを、最後のディールでベットシステムをフルに活用し、掟破りの逆ゴーアウトすることに成功したCOQが差しきって勝利。

COQ:305 Kun:278 海賊船:142

<ゴールド>


最近貫禄がついてきて、かのクニチー先生と同じように影武者が存在すると言う噂のシャchト(以下便宜上シャハト)の2〜3人用ゲーム。グリム童話に登場するロバと金貨をモチーフにしたゲームです。偶然にもこの日はシャハトの誕生日ということです。
場に並んだカードを交換するか獲得するかして、手持ちのカードを3枚セットにしていきます。3枚のセットを造ることができたら、金貨を得点として確保します。その後、他のプレイヤーからカードを奪えるというロバの強欲タイム。カードを奪われない為に、だれよりも早くセットをつくりたくなります。全てが公開情報のため、カードがめくられる度にため息が。
ゲームは、終盤セット作成が廻り続けたCOQが勝利。ユーロゲームに見せかけたアブストラクト。切れ味鋭いシャハトの良いところが良くでている良作だと思います。モンドなんて作ってる場合じゃないよ。

COQ:80 Kun:47 海賊船:28 

<ポケットロケット>


ここでMOGさんが合流。もう一人来る筈だった人を待つべく、少し軽めのゲームを選択。「世界の七不思議」のデザイナー、A・ボザの作品です。ある日夜空を見上げたおじさんが、突如としてロケットの建造を始めるゲーム。しかし、やることは地味に工場巡り。アクションポイントを利用し、円形に配置された工場を巡ってパーツを集め、ロケットを建造して燃料を注入します。このご時世、不謹慎にもニョキニョキと延びるロケット達。ロケット発射!でも気付くのは45分後!等と叫びながら。
ロケットは、作り方次第でプレイヤーに特殊能力を与えたりします。これをうまく使って手札上限を増やし、3本のロケット開発に成功したkunさんが勝利。コンパクトな箱と単純なルールのわりにはとても良くまとまっていました。ルール和訳を公開してあります。

Kun:19 海賊船:17 COQ:16 MOG:7

<ジキルとハイド>

タッグチームで行うトリックテイク。ジキルチームとハイドチームに別れ、各チーム12枚ずつある合計24枚のカードをランダムに配ってゲームを行います。自分の手番では自チームのカードを1枚出すのですが、自分の手札からでも他のプレイヤーの手札からでもだせることが特徴。他のプレイヤーに出してもらう場合、どのカードを出すかは相手次第。選択の余地が内容に追いつめ、確実にトリックをとっていきます。
24枚のカードで出来ているとは思えない程に複雑に読み合い、思考が絡み合うゲーム。カード配分の運要素相殺のため、ディール数は少し多め。システムを理解するにつれ、まるで息をするのを我慢しているかのような苦しさの中で勝利を目指す。
500点のショートゲームでの戦いは、一時引き離されるも再度逆転に成功したCOQ/Kunチームの勝利。終了後、本日のゲームで最も印象に残ったという呟きがチラホラ。

COQ&Kun:501 海賊船&MOG:447

<コロレット>


シャハト誕生日祝いは続いていました。SDJ大賞に輝いたズーロレットのカード版といえるゲームです。このゲームがあれば、ズーロレットは要らないという噂もあり、COQもズーロレットはどこかでプレイさせてもらったきり、倉庫でシュリンクを被っています。
手番では、山札からカードをめくり、4つのストックに並べていきます。1箇所におけるのは3枚まで。カードを獲得したい場合は、カードをめくらずに1箇所のカードを全て取り、ラウンドから抜けます。同色を集める程に得点が加算されますが、4色以上は逆にマイナス点となってしまいます。
これもシャハトらしい、とても良いゲーム。言うまでもありませんね。ゲームはインストしてくれたMOGさんの勝利。

MOG:45 COQ:41 海賊船:33 Kun:29

<袋の中の猫フィロー>


フリーゼのブラフ競りゲームです。ブラフをかまして袋の中の物を大金で掴ませるゲーム。わかっているのは自分が置いたカードの中身だけ。果たして競り落とす価値があるのか、結果は最後までわかりません。競りから降りると収入が得られ、公開カードが増えていくというシステムが素敵。ブラフ好きのCOQにとっては傑作の部類。しかも、MOGさんが喉を心配してインストしてくれました。ありがとうございます。
序盤はしゃがみ続けて資金を増やし、後半トップ目のKunさんにショボイ中身を大金で掴ませたCOQの勝利。賞賛されましたが、偶然だったのはナイショです。

COQ:66 Kun:42 MOG:38 海賊船:30


<エピックスペルウォーズ>


テンデイズゲームズさんで販売されていたという「エピックスペルウォーズ・オブ・バトルウィザーズ デュエルアットマウントスカルズファイア」または「イケイケ魔術師軍団のめちゃスゴ魔法対戦:火吹骸骨山の決闘」……つまり、「これだけ長ければTwitterで呟けないだろこのスッタコ野郎ザマーミロ」というゲームです。
少し前に話題になった「クリーチャーズ」よろしく、3つの魔法パーツを繋げ、魔法の名前を朗読して対戦相手をひたすら殴るゲーム。写真は、COQが放った「マグマコグのインフェルノタスティックライトニングボルト」。破壊力抜群のこの魔法の後、地面に立っているのはCOQだけであった。
クリーチャーズよりもこっちのほうがゲームになってる!と言いたいところですが、ゲームに使用しないモニュメントが同梱されていたりと、殴り合いバカゲー一直線。やるなーテンデイズゲームズさん。

勝者なし


<ストーンエイジ オシャレを目指せ>


最後はハンス社長のストーンエイジ。未プレイの2人の要望に応えるべく。2011年に発表された象牙拡張全部入りで。言わずとしれた石器時代のワーカープレイスメント。拡張により象牙と取引という概念が導入されています。拡張が入ったことにより、一掃石や金の採掘場からは人が姿を消しました。でも、毎ターン資源を与える建物など、再生産的要素が増したことは嬉しいです。ワーカーを置いた後の処理はダイスロールが大きな位置を占めるので、ダイス運に恵まれないと辛い戦いが続きますが、それも含めていとをかしです。ゲーム終盤には、MOGさんがダイス運で沈んだプレイヤーを壇上から「ヘイ!アリーナ!ストーンエイジはー?」「運ゲー!」というお決まりのやり取りでケア。
冗談はさておき、ゲームは新要素の象牙取引をMAXまで進めたCOQが、夢の200点を獲得して勝利。

COQ:200 海賊船:158 MOG:117 Kun:117


以上9ゲーム。
たくさんのゲームをプレイすることができました。
この後は、メンバーでラーメンをすすりながら、ゲムマの話など。

とても楽しかったです。
また宜しくお願い致します!!

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