2012/04/27

テネリファ(Tenerrife)のルール明確化と調整



こんにちは。
2011年のエッセンで発表された「テネリファ」というゲームが日本で手に入るようになってきています。

このゲームはスペイン貴族の1人となって、テネリファ島の開発を争うゲームです。ただの陣取りゲームではなく、読み合いあり、ブラフありの中々面白いゲームなのですが、少しルールにわかりにくい部分がありました。

折角面白いゲームなので、不明瞭な部分をデザイナーに問い合わせたところ、快く返事をくれたのでこちらにも反映しておきます。

私がわかりにくいと感じたのは、盗賊が盗みを働く時のルールです。

原文ルールでは:
盗賊は、石工から家を建てるための建設資材を盗みます。

とあります。
しかし、これだけでは、石工自身が家を建てられるのかどうかが不明瞭です。

以下デザイナーからの回答です。
石工の代わりに盗賊が家を建てることを表しています。
石工は家を建てることが”できません”。

とのことです。
これで安心してゲームが楽しめますね。


また、デザイナーによる調整ルールとして「盗賊が貿易商から盗みを働いた時」の処理も変更されるようです。

旧:貿易商から盗みを働いた盗賊は、盗みの対象となったプレイヤーがその時に所持している倉庫のうち、最も価値の低い倉庫を奪い、輸出する。

新:貿易商から盗みを働いた盗賊は、盗みの対象となったプレイヤーがその時に所持している倉庫のうち、”任意の”倉庫を奪い、輸出する。

このルール変更は、盗賊の動きをより戦略的にしてくれそうです。

そのうちTBGLでも紹介を掲載しようと思いますが、いち早く知りたい方は、こちら(ふうかのボードゲーム日記)で早速紹介が行われていますので参照してみてください。

読み合いの正否に一喜一憂しながら楽しめる、良ゲーです。




2012/04/22

第0.93回TBGL宮原ゲーム会報告


こんにちは。

2012年4月21日(土)宮原コミュニテーセンターにてTBGLゲーム会を開催しました。
本日は4人での開催となりました。

計9種類のゲームがプレイされました。
雨は毎回覚悟していましたが、今日は曇りで留まってくれました。

まずは早朝9時から3人でスタート。
海賊船さん、Kunさん、COQの三人です。

<ユスティニアヌス>


ビザンティン王国の王宮での取り巻き序列をテーマにしたゲーム。日本では異様に評価が低く、殆ど名前も聞かないゲーム。一説によると、当初、間違ったルールが広まってしまったらしく、誤解されたまま今日に至るという(さらに悪いことには、欧州の在庫の問題で、3ユーロ程で叩き売られていた)。一度遊んだ時に、そんな酷いゲームとは思えなかったので、不憫に思い、和訳ルールを作成して海外から輸入し、家に遊びに来てくれた人達に足代代わりに配っていました。コレが最後の1個。
秘密裏にお気に入りの取り巻き達に影響力を与え、序列を操作して得点していくゲーム。ブラフ要素や読み合い、限られた影響力と手番順のマネージメント等、中々の出来のゲームでした。少々得点が大味なものの、そこそこリプレイ欲を刺激するゲームであるし、システムには魅力を感じるゲームです。序列のシステムを転用し、AKB48〜センターは誰だ!?〜ゲームを造ればミリオンヒット間違い無し。
ゲームは唯一2回目のCOQが、お気に入りを送り込み、初のセンターポジションでの曲「上からアリス(-タルカス)」を歌いきり勝利。

COQ:177 海賊船:175 Kun:170

<ハギス>


トランプライクなカードを使用し、トリックテイクを行う「ハギス」。この手の所謂大貧民系トリックテイクの中では大分評判が良いゲーム。購入後、倉庫の肥やしになっていましたが、kunさんがインストをしてくれたお陰でプレイできました。5つのスートによる組み合わせと、各自に最初に配られるJ/Q/Kの使い道が悩ましい。当初こそ組み合わせの複雑さに戸惑うものの、最初にゴーアウト(カードを出し切ること)した時の爽快感といい、自分自身に賭けるベットシステムといい、スッキリとまとまった、とてもクールなゲームでした。
今回はショートゲームにて。ゴーアウトすれば勝利というKunさんを、最後のディールでベットシステムをフルに活用し、掟破りの逆ゴーアウトすることに成功したCOQが差しきって勝利。

COQ:305 Kun:278 海賊船:142

<ゴールド>


最近貫禄がついてきて、かのクニチー先生と同じように影武者が存在すると言う噂のシャchト(以下便宜上シャハト)の2〜3人用ゲーム。グリム童話に登場するロバと金貨をモチーフにしたゲームです。偶然にもこの日はシャハトの誕生日ということです。
場に並んだカードを交換するか獲得するかして、手持ちのカードを3枚セットにしていきます。3枚のセットを造ることができたら、金貨を得点として確保します。その後、他のプレイヤーからカードを奪えるというロバの強欲タイム。カードを奪われない為に、だれよりも早くセットをつくりたくなります。全てが公開情報のため、カードがめくられる度にため息が。
ゲームは、終盤セット作成が廻り続けたCOQが勝利。ユーロゲームに見せかけたアブストラクト。切れ味鋭いシャハトの良いところが良くでている良作だと思います。モンドなんて作ってる場合じゃないよ。

COQ:80 Kun:47 海賊船:28 

<ポケットロケット>


ここでMOGさんが合流。もう一人来る筈だった人を待つべく、少し軽めのゲームを選択。「世界の七不思議」のデザイナー、A・ボザの作品です。ある日夜空を見上げたおじさんが、突如としてロケットの建造を始めるゲーム。しかし、やることは地味に工場巡り。アクションポイントを利用し、円形に配置された工場を巡ってパーツを集め、ロケットを建造して燃料を注入します。このご時世、不謹慎にもニョキニョキと延びるロケット達。ロケット発射!でも気付くのは45分後!等と叫びながら。
ロケットは、作り方次第でプレイヤーに特殊能力を与えたりします。これをうまく使って手札上限を増やし、3本のロケット開発に成功したkunさんが勝利。コンパクトな箱と単純なルールのわりにはとても良くまとまっていました。ルール和訳を公開してあります。

Kun:19 海賊船:17 COQ:16 MOG:7

<ジキルとハイド>

タッグチームで行うトリックテイク。ジキルチームとハイドチームに別れ、各チーム12枚ずつある合計24枚のカードをランダムに配ってゲームを行います。自分の手番では自チームのカードを1枚出すのですが、自分の手札からでも他のプレイヤーの手札からでもだせることが特徴。他のプレイヤーに出してもらう場合、どのカードを出すかは相手次第。選択の余地が内容に追いつめ、確実にトリックをとっていきます。
24枚のカードで出来ているとは思えない程に複雑に読み合い、思考が絡み合うゲーム。カード配分の運要素相殺のため、ディール数は少し多め。システムを理解するにつれ、まるで息をするのを我慢しているかのような苦しさの中で勝利を目指す。
500点のショートゲームでの戦いは、一時引き離されるも再度逆転に成功したCOQ/Kunチームの勝利。終了後、本日のゲームで最も印象に残ったという呟きがチラホラ。

COQ&Kun:501 海賊船&MOG:447

<コロレット>


シャハト誕生日祝いは続いていました。SDJ大賞に輝いたズーロレットのカード版といえるゲームです。このゲームがあれば、ズーロレットは要らないという噂もあり、COQもズーロレットはどこかでプレイさせてもらったきり、倉庫でシュリンクを被っています。
手番では、山札からカードをめくり、4つのストックに並べていきます。1箇所におけるのは3枚まで。カードを獲得したい場合は、カードをめくらずに1箇所のカードを全て取り、ラウンドから抜けます。同色を集める程に得点が加算されますが、4色以上は逆にマイナス点となってしまいます。
これもシャハトらしい、とても良いゲーム。言うまでもありませんね。ゲームはインストしてくれたMOGさんの勝利。

MOG:45 COQ:41 海賊船:33 Kun:29

<袋の中の猫フィロー>


フリーゼのブラフ競りゲームです。ブラフをかまして袋の中の物を大金で掴ませるゲーム。わかっているのは自分が置いたカードの中身だけ。果たして競り落とす価値があるのか、結果は最後までわかりません。競りから降りると収入が得られ、公開カードが増えていくというシステムが素敵。ブラフ好きのCOQにとっては傑作の部類。しかも、MOGさんが喉を心配してインストしてくれました。ありがとうございます。
序盤はしゃがみ続けて資金を増やし、後半トップ目のKunさんにショボイ中身を大金で掴ませたCOQの勝利。賞賛されましたが、偶然だったのはナイショです。

COQ:66 Kun:42 MOG:38 海賊船:30


<エピックスペルウォーズ>


テンデイズゲームズさんで販売されていたという「エピックスペルウォーズ・オブ・バトルウィザーズ デュエルアットマウントスカルズファイア」または「イケイケ魔術師軍団のめちゃスゴ魔法対戦:火吹骸骨山の決闘」……つまり、「これだけ長ければTwitterで呟けないだろこのスッタコ野郎ザマーミロ」というゲームです。
少し前に話題になった「クリーチャーズ」よろしく、3つの魔法パーツを繋げ、魔法の名前を朗読して対戦相手をひたすら殴るゲーム。写真は、COQが放った「マグマコグのインフェルノタスティックライトニングボルト」。破壊力抜群のこの魔法の後、地面に立っているのはCOQだけであった。
クリーチャーズよりもこっちのほうがゲームになってる!と言いたいところですが、ゲームに使用しないモニュメントが同梱されていたりと、殴り合いバカゲー一直線。やるなーテンデイズゲームズさん。

勝者なし


<ストーンエイジ オシャレを目指せ>


最後はハンス社長のストーンエイジ。未プレイの2人の要望に応えるべく。2011年に発表された象牙拡張全部入りで。言わずとしれた石器時代のワーカープレイスメント。拡張により象牙と取引という概念が導入されています。拡張が入ったことにより、一掃石や金の採掘場からは人が姿を消しました。でも、毎ターン資源を与える建物など、再生産的要素が増したことは嬉しいです。ワーカーを置いた後の処理はダイスロールが大きな位置を占めるので、ダイス運に恵まれないと辛い戦いが続きますが、それも含めていとをかしです。ゲーム終盤には、MOGさんがダイス運で沈んだプレイヤーを壇上から「ヘイ!アリーナ!ストーンエイジはー?」「運ゲー!」というお決まりのやり取りでケア。
冗談はさておき、ゲームは新要素の象牙取引をMAXまで進めたCOQが、夢の200点を獲得して勝利。

COQ:200 海賊船:158 MOG:117 Kun:117


以上9ゲーム。
たくさんのゲームをプレイすることができました。
この後は、メンバーでラーメンをすすりながら、ゲムマの話など。

とても楽しかったです。
また宜しくお願い致します!!

2012/03/25

第0.92回TBGL宮原ゲーム会報告

こんにちは。

2012年3月24日(土)宮原コミュニテーセンターにてTBGLゲーム会を開催しました。
遠方からの来訪のお陰もあり、8人での開催となりました。

計14種類のゲームがプレイされました。
もはや恐怖さえ感じる降水率、この日も雨。
あなおそろしや。

まずは早朝9時から4人でスタート。
海賊船さん、JOSSさん、そして特別ゲスト・クニツィアの伝道師ことけがわさんです。

<ピラニア>


まずは、クニチー作の同時手番カードゲーム「ピラニア」を。8色4種の魚が書かれたカードを早い者勝ちで出していき、最初に手札を無くすことを目指します。場のカードに書かれた魚と同じ色で、大きさの勝るカードのみを出す事ができます。めまぐるしく変わる場の状況と手札のにらめっこ、そして少しでもカードを減らしたいというあせりが、単純そうに見えるシステムをゲームらしくしてました。3戦の合計得点での勝敗決定でしたが、この方式のほうが一発勝負よりも目標が出来るのでお勧めだと思います。やるじゃん、クニチーその1。(ルール和訳はサイトにアップしてあります。)

数字の少ないプレイヤーが勝者
COQ:6(5-0-1) けがわ:9(0-4-5) JOSS:11(5-6-0) 海賊船:25(12-10-3)

<ケルトダイスゲーム>


続いて、ケルトダイスゲーム。ボードゲームヒット→カード→ダイスという3番絞り商法の申し子。それにしても今年はダイスゲームが多いです。ケルトらしい鮮やかにアイリッシュグリーンの組み立て式ボードに書かれた5本の道をダイス目を駆使して進んでいきます。最初の3マスはマイナス点、最後のエリアに到達した駒によってゲームの終了条件が発生するというのは本家の面影を色濃く残したルールです。自身が持つ4つの駒を全て突入させるのか、どこかに集中して攻めるのかはプレイヤー次第。ボードは両面仕様となっており、裏面の侵入不可能マスを持つ面がお勧めです。沢山進みたいけど、ボーナス得点となる願いの石や、連続手番のコボルドマスも捨て難い、侵入不可能マスを飛び越えるための位置取り…等、悩ましいところも多く、コンポーネントの出来の良さも相まって、中々の良作でした。やるじゃん、クニチーその2。ゲームは、終了条件を達成した駒が、運良く最高得点領域に到達したCOQが勝利。コマを1つ手元に残す戦法は、JOSSさんのみがとりましたが、不利なのかもしれませんね。

COQ:33 けがわ:22 海賊船:22 JOSS:17

<頭脳絶好調ダイスゲーム>


ここまできたら、3連続でクニチー。ファンタジーフライト社から発売されている「頭脳絶好調チャレンジ」からシングルカットされたダイスゲーム。ほぼ同じルールのカードゲームも収載されていたようです。手番で振った6種のダイス目を他人のものと比べて得点を記録していきます。ゾロメを出せば、ジョーカーとして好きな図柄を得点できますが、それは同時に他人の大量得点のチャンスをも生み出してしまいます。場の価値の高い図柄を如何にして自分だけが得点できるようにするかを考えながら、ダイス目をキープするのが楽しいゲーム。得点シートが3つに分断されており、条件を満たさないと次へ進めないというところが面白いですね。普通の6面ダイスでもプレイできるという噂もありますが、ゲーム中、図柄についたあだ名(マヨネーズとか!)を呼ぶのも楽しかったので、是非本物で。ダイスゲームの中では、他人の振る目にも注目でき、退屈しないというシステムが目新しい。やるじゃんクニチーその3。(ルール和訳はサイトにアップしてあります。)

けがわ:7 海賊船:6 JOSS:5 COQ:3

<Cinco>


カードを使った協力型五目並べ、シンコです。中央から数字が螺旋状に配置されたボードを用い、対面に座ったプレイヤーと協力しながら自軍の駒を5つ並べます。手番では、プレイしたカードにかかれた数字”以上”のマスに駒を1つ置けます。1桁のカードなど強力な戦力を、攻撃に使用するか、防御に使用するかが悩ましいです。既に半世紀が経過している古いゲームなのですが、カードデザイン等が変わっていて好きです。カードが枯渇した隙をつかれ、あっけなく負けてしまいました。

けがわ&JOSS:勝利 海賊船&COQ:敗北

<フレッシュフィッシュ>

けがわさん持ち込みの、フリーゼ作品「フレッシュフィッシュ(2版)」です。8×8の敷地に点在する4つの重要拠点に、如何に自分の個人拠点を隣接させられるかを競います。手番では、土地の予約かタイルを引くかを選べます。拠点のタイルがでたら、握り競りが発生。重要拠点からの距離は、そこへ続く道路のマス数で決まるのですが、道路は配置が進むに従って、自動的に敷かれていくところがポイント。道路は、敷地を分断しないように、全ての拠点が道路に接するように敷かれていきます。少々複雑な道路のルールですが、タイルの配置で自由に操れるようになったら、快感なゲームです。中々面白かった。2版を作った会社は潰れてしまったらしい。

数字が少ないほうが勝利
けがわ:1 海賊船:3 COQ:14 JOSS:20

<ハイパーロボット>


ここでMOGさんが到着してお昼休憩。パンなどかじりながら、ハイパーロボットをプレイ。障害物に当たるまで止まらないロボット駒を動かして、目的のマスへ指定されたロボットを動かす手数を宣言し、砂時計をひっくり返します。砂が落ちきるまでの間、さらに少ない手数を宣言できたら、優先権はそのプレイヤーに。砂時計が落ちきった後は、実践タイム。宣言通りに達成すれば、ご褒美としてチップが貰えます。これはゲームというよりは、パズル。アハ体験と、人前で颯爽と正解を示すところに快感を感じる系です。確かに人を選びますねw。最後は、ヴァリアントの2枚同時達成ルールのあざやかな解答をけがわさんに披露して頂きました。もはや、マジックショーを見ているような気分でしたね。けがわさん圧勝。

けがわ:10 COQ:5 JOSS:1 MOG:1 海賊船:0

<ケープホーン>


5人でコスモス薄型の秀作「ケープホーン」を。海外出張先で新品を見つけ、わざわざスールケースに隙間を作って持ち帰った品です。南アメリカのホーン岬を廻る帆船レースに出場します。帆船なので、その動きは風次第。ただゴールすれば良いというものではなく、途中点在する島に立ち寄って、ログポーズを記録する必要があります。また、全てのログポーズを記録して勝利する方法もあります。悠々と航海する帆船に向けて、強烈な逆向きの風を配置したりするのが楽しいゲームなのですが、上手にログポーズを記録していた海賊船さんが最後のログポーズを記録するのを止められない展開となってしまい、あっけなく終了。面白さをうまく伝えられなかったようで残念。再戦希望。

勝者:海賊船

ここで、NINJAさん、ぢ〜ぷさん、さくやさんが到着。
8人となりました。


<ブレーキングアウェイ>


けがわさん持ち込みの自転車レースゲーム「ブレーキングアウェイ」です。通常セットは6人ですが、追加駒を利用することによって8人プレイも可能(最大10人?)でした。1人4つの自転車を担当し、展開を読みながら、移動力を割り当てていきます。次の移動力は、直前の手番で着けた位置取りによって決まるため、如何にして集団の後方に位置するかの駆け引きが熱いゲーム。移動力の分配を紙とペンを用いて行うのですが、レースゲームの傑作と呼ばれるのも頷けるシステムでした。8人同時対戦は、ニュースでよく見る東南アジアの出勤風景のようになってしまい、溜まる移動力は一気にトラックを半周できるもの、対戦時間も2時間という少々冗長な展開でしたが、4〜5人での対戦ならば、熱い戦いとなるのは想像に難くありませんでした。イギリスのメーカーより、現在でも購入可能です。買います。こういうゲームを紹介してもらえるのもゲーム会の醍醐味ですよね。

けがわ:36 COQ:29 海賊船:27 さくや:21 MOG:16 ぢ〜ぷ:12 NINJA:10 JOSS:5


<忍者刀(TBGLの紹介はこちら)>

平安時代(なぜ?)の3名家をめぐる忍者の戦い。勘違い日本ゲームかと思いきや、かなりしっかりしたゲームです。手裏剣などのコンポーネントにも気合いが入っており、丁寧に作られたゲームだと感心しました。勝者はNINJAさん。ハンドルネームに恥じない展開。

勝者:NINJA


<コンテナ>


こちらの卓では、プレイヤー依存型経済ゲーム「コンテナ」を。生産/値付/輸送/購入という各ステップを他のプレイヤーと強烈にインタラクションしながらこなしていきます。各自が持つ秘密情報で、コンテナの価値が違うので、それを読み合うのも重要。プレイ回数約30回というけがわさんを相手に、舌戦を繰り広げながら。各ステップを全て自分で行うことは絶対にできないシステムとなっているため、嫌でも他人を利用せざるを得ません。ソロプレイ感が〜が口癖になっているようなゲーマーには、箱ごとほっぺたにグリグリと押し付けたくなるゲームです。島に荷揚げされるコンテナの価格が低めで、ロースコアゲームとなるなか、今回は工場を増設しない作戦でいってみる。結果、工場を動かせないとお金がカツカツとなり、独りだけ借金に手を染めて没落。ワレスゲーのやり過ぎで、借金への敷居がひくくなっていました。

JOSS:76 さくや:73 けがわ:65 COQ:63

<Piraten Kapern>


これも新作のダイスゲーム。ダイス目のセットで得点していく一般的なダイスゲームですが、手番で1枚ずつめくられるフォーチュンカードが少し展開を複雑にします。通常は手番失敗のトリガーとなる髑髏の目が、第1投で揃った時だけ”死の島”での他人の減点を発生させます。真剣に勝利を目指せば、それなりに整ったゲームだと思いますが、朝からのゲーム会と自転車レースの疲れでだらけた展開となってしまいましたね。むずがるけがわさんをなだめるさくやさんのお陰で、一番笑えたのもこのゲームでしたけどね。ヴァリアントルール/フォーチュンカード山枯渇時の得点で勝敗を決定。(ルール和訳はサイトにアップしてあります。)

けがわ:5800 COQ:4900 JOSS:4700 さくや:2600



ここでJOSSさんはオヨメとの約束を果たすため帰宅。
3人と4人で2卓となりました。

<リサイクル>


教育用ゲームでありながら、途中で降りた分のビッドはマイナス点というシビアな競りと、カードの美しさで評判の良いカードゲーム。自分のとけがわさんの持ち込みが被ったので、けがわさんのカードを使用してプレイさせて頂きました。毎ラウンドめくられる、ゴミ箱型の得点カードへ対応するゴミを投げ込んでいき、最大枚数を提示した人だけが、ゴミカードを破棄して得点を獲得できます。それ以外のプレイヤーは途中提示したカードを引き取らなくてはなりません。中途半端な枚数のカードを低い点数のカードの競りで一掃し、その他の競りには参加しないというのが定石でしょうか。3人プレイでは競りの多様性に少し欠けましたが、中々楽しめました。わかりにくいルールとして、ストップカードがでるまで親は移動しない。ストップカードが全てめくられてもゲームは終わらないというのがありました。メモ代わりに。

COQ:19 MOG:16 海賊船:-1


<フォーセール(TBGLの紹介はこちら)>


最後に、最近日本語版も登場した、手軽な競りゲーム「フォーセール」を。ゲームは2段階にわかれた競りゲームで、与えられた資金で不動産を落札し、その不動産を高く売って、より高額な小切手を手にいれることを目指します。初見のプレイヤーでも相場がわかり易く、ライトに楽しめる良いゲームです。29の価値の不動産を30の価値の不動産でピンポイントに仕留められるという失態を演じてしまったせいで、勝利のチャンスを逃してしまいました。

MOG:70 COQ:68 海賊船:67

<バーンレート>


隣りの卓では、バーンレートという、使えない上司を押しつけ合い、相手を破産させるというカードゲームがプレイされていました。攻撃系のアメゲーデザインらしく、けがわさんは終始ぐんにゃりしていたようです。ぢ〜ぷさん、けがわさんと破産し、NINJAさんとさくやさんの一騎打ち。起死回生の手札がきたNINJAさんが、わずかにさくやさんをかわして勝利。

勝者:NINJA



以上14ゲーム。
たくさんのゲームをプレイすることができました。
この後は、残ったメンバーで夕食をつつきながら、ゲームにまつわるお話やうわさ話などを。突然怒り始める人の話や、うんちくを語りまくる人の話とか。

とても楽しかったです。
また宜しくお願い致します!!

2012/03/18

サンフランシスコ出張報告

2012年の3月、米国毒性学会に出席するため、アメリカ・サンフランシスコへ行ってきました。


飛行機は格安ユナイテッドエアラインズ。
日本の航空会社よりも機内サービスがドライで好きですけどね。


坂の街、サンフランシスコでは、主な乗り物はケーブルカーです。
ちょっと広島に似ているようなイメージかと思っていましたが、
坂のレベルが半端じゃありませんでした。
要塞都市のような。


こいつが噂のケーブルカー。
手動で展開しているところです。
箱乗りができるようになってます。


サンフランシスコと言えば、西海岸の漁業都市。フィッシャーマンズワーフでは、フランス仕込みのクラムチャウダーが食せます。


こちらは学会会場のモスコーンセンター。
ちゃんと毎日顔を出しましたよ。


毎回、海外出張時にはゲームショップを覗くのが楽しみ。
今回も、地下鉄で2駅隣りの街にあるショップを目指して歩く歩く。


着いたのは、「Gamescape」というお店。
隣は、アメコミの専門店でした。

入るなり、「何かお探しのものはありますか?」
と聞かれる親切設計。


店内には、アメゲーからヨーロピアンゲーまでがずらりと勢揃い。
つい最近発売された新作まで、しっかりと揃っていました。お店の規模はこの写真の5倍くらい。広いです。

カウンターでは、店員さんとお客の女性(美人!)が2人用ゲームをやってました。


ヨーロッパのお店と比べて特徴的なのが、アメゲーの他に、GMTのウォーゲームを沢山揃えているところでしょうか。日本では手に入りにくくなっている「Sekigahara」なんかも並んでいました(GMTはリプリントを行うので、Sekigaharaもそのうち再版されますよ!)。

その他、絶版となったコンテナや、リオグランデの古いゲームも処分品として並んでました。


「転売」の2文字も一瞬浮かびましたが、面倒なので却下。購入したのは、数回遊ばせて貰って気に入ったケープホーンと予備用のジャイプル、メイフェア純正のスチーム用木製駒。その他はお土産用の品々です。メイフェアの爆弾ゲームも2つ購入。


その夜、レセプションに招待され、ビル屋上でパーティ。


その後、ホテルのコンシュルジュと話していたら、ゲームを売っている店があるとのことで、ホテル近くのショッピングモールへGo。お店の名前も「Go!」。

ゲームや、おもちゃ、本等を売っているお店でした。


ヨーロピアンゲームはそれ程取り扱っていませんでしたが、モノポリーだけでこんなに沢山。スタートレックモノポリーが欲しかったのですが、カバンの都合で断念。


メイフェアのカタン等もならんでいました。


学会が終了した後は、船に乗ってアルカトラズを見学してきました。その昔、アルカポネも収監されていたという難攻不落のあれです。ゲームのテーマにもなりましたね。


囚人達が使っていた品々の中に、クリベッジのボードがありました。ドミノやブリッジなども盛んに行われていたようです。1人用の自動ブリッジ機が開発されてからは、寝ても覚めてもブリッジだったとか。

と、こんな感じで無事帰ってきました。
ワシントンと比べて、サンフランシスコのほうがゲームに触れ合える機会は多そうに感じました。人種のるつぼなカルフォリニアのなせる技でしょうか。アメリカのゲームショップは、面積が広くて色々見て回れるので楽しかったです。ゲームを遊んでいる人達の大半はMTGでしたけれど。

米国毒性学会、次はテキサスで開催されるらしいですが、ゲームショップはあるのでしょうか!?

結果は来年w








2012/03/08

海外(欧州)ボードゲームショップからのVAT還付



こんにちは。

最近、本業が忙しく、ページの更新が滞っていますが、皆様如何お過ごしでしょうか。

さて、今回は、海外ショップからゲームを購入する時にお得な情報を1つ。(知っている方は華麗にスルーして下さい!)

私を含め、皆さんが海外からゲームを購入する先は、主に欧州もしくは米国ではないかと思います。欧州の場合、間接税として、VAT(付加価値税)が広く課税されているのをご存知でしょうか?(ちなみに、ドイツは19%、フランスは19.6%です)

しかしこの税金、輸出取引には適用されないのです。つまり、国外購入者からの申請によって還付されるのです。

普段は手続きがめんどくさそうなので、自身もスルーしていましたが、沢山購入する機会があったので、実験の意味も込めて、Spiele-Offensiveというドイツのゲームショップに、VATの還付を頼んでみました。すると、日本の税関を通過したという証明書を送ってくれれば還付してくれると言うではないですか。

そこで、荷物に付いていた「課税通知書」をスキャンし、税金の納付書と共に電子ファイルで送付してみました。(事前に電子ファイルでもOKかどうか確認したらOKだったので)

すると1週間後、ちゃんと19%のVATが戻ってきました。Spiele-Offensiveの場合、何も言わないとショップのオンラインクーポンに入金されるようですが、Paypal経由の現金還付にも対応してくれるようです。

実はドイツアマゾンは、元々何もしなくても税を引いてから請求してくれます。従って、表示額より少し安く買えるというメリットがありました。キチンと書類さえとっておけば、他の欧州ショップでも同様に安く買えるという実験結果(いまのところSOしか試していませんが)は、これからの購入先を決める上でも、かなり重要な情報となりそうです。

コレはお得ですね!
皆様是非試してみて下さいな!


2012/02/26

第0.91回TBGL宮原ゲーム会報告

こんにちは。

2012年2月25日(土)宮原コミュニテーセンターにてTBGLゲーム会を開催しました。

計6種類のゲームがプレイされました。
もはや慣れたと言っても過言ではないくらいにこの日も雨。
降水確率80%以上。

<我が街シカゴ>


他のメンバーは遅れてくることが判明していたので、先に到着した海賊船さんと一緒に「我が街シカゴ」をプレイ。プレイカードわずか12枚というゲームですが、悩ましいゲームです。勝利点を持つ街カードに暴力/金/女の影響力を与えて獲得を目指します。実はこれで3度目のお目見えですが、ルールを間違えずにプレイ出来たのは始めてです。時間の調節にもってこいの良いゲームでした。勝負は1:1の引き分け…だったかな?

<数エーカーの雪(TBGLの紹介はこちら)>


続いて、海賊船さん未プレイということで、ワレスの数エーカーの雪をプレイ。デッキビルドとウォーゲームを絶妙に組み合わせた2人専用のゲームです。アメリカを巡るフランスとイギリスの戦い。向かって左側が北という不思議な配置のボードで、COQがフランス。延びてこようとする海賊船さんを奇襲と待ち伏せで削り続けたCOQが勝利。最近、2版が発売されましたね。2人専用ということで、ゲーム会での出番は限定されますが、抜群の面白さ。

COQ:62 海賊船:41

<カンブリア>


ここで3人目のMOGさんが到着し、3人でカンブリアをプレイ。手軽なマジョリティゲームとして静かな人気のあるゲーム。ローマ時代のカンブリア地方で、ローマ軍団の畏怖を避けながら地域を制圧していきます。手番で二つ振るサイコロの出目をどう使うかはプレイヤー次第で、適度な運と戦略性を演出してくれます。チップに書かれたローマ数字(テーマに合わせたのでしょう)がヒドくわかりにくいことを除けば非常にお勧めなゲーム。

MOG:22(チップ数で1位) 海賊船:22 COQ:18


<ウルク:文明のゆりかご>


カードゲ―ムながら、隠れた名作として名高い「ウルク」を3人プレイ。4つの時代を通して、4つの分野に分かれた発明を行い、自分の文明を育て、村や街を建てて勝利点を獲得するゲーム。ルールに少し曖昧なところがあり(協議した結果のルールは合っていましたが…)悩みながらのプレイとなったことで少しもっさりとした印象が残りました。これはもう一度挑戦してみたいゲーム。もうすぐ新版がでるとか。

MOG:18 海賊船:17 COQ:15

<ピクトマニア>

4人目のNINJAさんが到着し、ギャラクシートラッカーや、スルージエイジスを生み出した、フバキル先生のお絵描きゲーム。お絵描きをするだけでなく、同時に相手の絵を見て予想もしなければならないという忙しいゲーム。お題は毎ラウンド40種程が掲示され、自分のお題もその中に。相手のお題を当てるのですが、自分のお題も当ててもらわないと高得点には届きません。写真は「議会」の絵。問題のレベルが上がると「あれ」「これ」「それ」みたいな難問も登場して面白い。ちゃんとゲームになっていました。ホビージャパンがシール付きで販売しているようですが、シールの字が小さいので”目の良さを競うゲーム”になりがち。自作したほうが良いでしょう。

MOG:19 COQ:14 海賊船:13 NINJA:3


<エクリプス>


最後に、今回のメインディッシュ「エクリプス」を。6つの種族のうちの1つを担当し、平和が終わりかけている銀河の主導権を握ろうとする。特殊能力のない地球人と、個性溢れる宇宙人のゲームがあるのですが、今回は初めてだったのでシンプルな地球人を選択。探索/研究/宇宙船の改造を行うのが楽しい。マルチ要素やリソース管理のシビアさを楽しむというよりも、ロールプレイングゲームで倒せなかった敵が、研究の末にあっさり倒せるようになるのを楽しむゲーム。ルールやアイコンがしっかりとしており、なるほどこれは面白い。古代技術の獲得に成功し、迎撃機よりも素早い戦艦を建造したNINJAさんであったが、余裕で撃破できるはずのノンプレイヤーエイリアンに蹴散らて全てを失なう。不幸な事故のような戦乱を目の当たりにした他のメンバーも含め、以後は慎重な展開。タイルをひけども古代技術を獲得できないCOQは、戦争を諦めて技術と固定砲台の建設にいそしむ。今回のゲームで銀河の中心をおいしく頂いたのは海賊船さん。もはやその強大な軍事力に立ち向かうのは無理と判断したコバンザメ国家は海賊船文明に帰順し、2位を獲得したのでした。古代技術ヤバ過ぎ!

海賊船:31 COQ:27(リソースで2位) NINJA:27 MOG:26

以上6ゲーム。
エクリプスは初見ということもあり、長丁場でした。
遊んで下さったみなさん、ありがとうございました!

また宜しくお願い致します!!