2011/11/27

ゲームマーケット2011秋 報告

こんにちは。
2011年11月27日(日)浅草にて、「ゲームマーケット2011秋」が開催されました。

仕事→極寒サッカー観戦→ゲムマの強行軍でしたが、無事参加して来ましたので簡単に紹介します!


浅草駅からテクテクと歩き、会場へ到着。
都営浅草線を利用しましたが、あまりソレらしきヒトは居ませんでした。


会場前のイベント告知板には、しっかりとゲームマーケットの文字が踊ります。安心しますね、1週間間違えてたらどうしようとか。


早速、中に入ってカタログを購入。
カタログは、出店ブースの説明&地図と共に、入場パスの役割も持っています。今年も、試遊卓で遊ぶと押してもらえるスタンプラリーページがありました。(溜まると抽選に参加できる)


例年通り、4階は主に企業ブース、5階は主に同人ブースが集まっていました。こちらの写真は、4階の会場準備の様子。


4階に並ぶ方達。9:45くらいの図だと思います。良ーく見ると、先頭に背中に手を突っ込んでいる「侍さん」の姿が。


今年は空いているな、と思いながら5階に上がってびっくり。5階のほうが断然込んでいました。同人作品に対する期待が伺えます。かく言うCOQも、5階の列へ加わりました。アレ狙いですアレ。


5階には、テレビの取材も入っており、凄い活気でした。NHKという噂ですが、ニュースに流れたのでしょうかね。

開場直前、場内にあと1分のアナウンスが流れると、全員が拍手で祝福。

そして会場。


一目散に、ツクルカブースへ話題の(?)ジャンケンカードゲームファイブを買いに行く。頼まれている分も含めて2つ購入。早速試遊しているヒトが居るのが驚き。このために開場時間に行ったのに、難なく買えました(笑)。


隣には、「カルドロン」購入者の長蛇の列が出来ていました。
元ネタのテレビゲームを良く知らないので、スルーしましたが、結構豪華な仕様でしたよ。


続いて、OKAZUブランドさんに立寄り、TRICK OF THE RAILSを購入。玄人向けの鉄道ゲーム1830を素材にしたトリックテイク。知り合いの方がマニュアルを執筆しているとのことで、逃す訳にはいきません。


この時点での5階の様子。とても盛況、異常なくらいの込み具合です。ちょっとヒトが多くて疲れてしまう程。好きな人結構居るんだなと。


続いて、「とある爆撃機の尾部銃座」を購入。ミリタリーテイストの協力ゲーム。事前にホームページを見ていて、ビビッときました。メンフィスベル気分を味わいたくて購入。しかし、事前にブースを調べていなかったので辿り着くのに30分程度かかりました。この間、何人か知り合いと会ったのですが、ブース探しに夢中でしたすみません(笑)。


続いて、gccw1800さんのブース。ヤフオクで有名ですね。今回も、「クロンダイク」や「飴ちゃん工場」などを筆頭にレア品や、1830の復刻版などを販売していました。売り子の女性のうち1人と面識があったので、軽く挨拶。そして、散々迷った末に「エイリアンフロンティア」を購入。シールが着いている誘惑に負けました。


すごろくやさんのブースは、相変わらずのオシャレ仕様。スタッフの方もユニフォームに身を包んでかっこ良かった。発売されたばかりのクク21等、色々と展示されていました。クク21は凄い売れ行きだったようですよ。


隣はドロッセルマイヤーズのブース。新作、アダムとイヴが押されていました。試遊卓があかなくて試せませんでしたが、偶然写り込んでいる方が知り合いなので後で感想聞いてみようと思います。


こちらはメビウスゲームズのブース。頒布会に乗り遅れた新作「ヘルベチア」が並んだということで、開場時は混雑したようです。怪獣君がスタッフとして接客してます。


こちらは恒例、ホビージャパンのブース&くじ引き会場。今回も、ドミニオン行使が外れとして用意されていたようです。数時間後に戻った時には、クジの当たり商品も○ソゲーしか残っていませんでした、ひどい(笑)。タケノコ日本語版などを販売していました。


テンデイズゲームズのブース。タナカマご夫妻、テイネさん、つっちーさん達が忙しそうに働いていらっしゃいました。あまりに忙しそうだったので、今回は声を掛けそびれてしましましたが、テンデイズテレビで予告していた、「ドミニオンカルカソンヌとドミニオン学校&巾着袋」をゲットしました。


一通り欲しいものを物色した後は、試遊。まずは、別のブースで売り子をしてた知り合いを捕まえて、一緒に「ジャンケンカードゲーム」。二人用のセンゲンを(5種類の遊び方が出来ますが、2人ではセンゲンだけという罠w)。その名の通り、出す手札を宣言するゲームですが、これが中々オモシロ。他のゲームも楽しみです。途中に出会った、ちきさんにも購入を勧める程。


続いて、「ヴォーパルス2版」。カードドラフトゲームです。世界の七不思議のルールだけを聞いて、プレイする前に作ったらこうなったとか。戦争による勝利点が重要で、序盤からそこに注力したCOQが勝利。これは人気も頷ける。購入しました。


さらに、協力カードゲーム「托卵」。無言でカードを交換し、全員の手札を揃えるゲーム。3人でプレイしましたが、4人用のゲームということで真価はわからず。

ここで遅めの昼食。
半年前と同じ店でうな丼ダブル900円ナリ。安い。


お腹が一杯になったところで、目的型トリックテイク「インビジブルハンド」をプレイ。特定の相手とライバルになり、相手の目的しか知らないというルールが面白い。残念ながら、全員同得点で1ラウンドでは勝負が着かず。


こちらは、「キングスバレー」というアブストラクトゲーム。陶器タイルがゲーム盤になっているオシャレ仕様。2回プレイして1勝1敗。その後、i phoneアプリでコンピュータと対戦し、勝てば商品を頂けるというイベントにチャレンジ。3段階あるうちの初級に挑戦し、勝ったご褒美に絵はがきを頂きました。i phoneアプリが170円で販売されているようなので、興味のある方は是非。


ここらで丁度良い時間。
外へ出ると、スカイツリーが綺麗に見えていました。

帰りは、旅の無理が祟ったようで、体調悪し。
上野から大宮というわずかな距離を極力寝て体力回復を計る。


なんとか帰りにラーメンをすするくらいには回復し、帰宅。
戦利品を並べて満足。

モニュメントはアークライトのブースで新品ルールつきが1000円だったので衝動買い。全部で15000円くらいの散財。欲しかったものは無事手に入れることが出来ました。

帰宅すると、フランスからの荷物も届いており、頑張って遊ばないとドンドン未プレイゲームが増えてしまいそうです。暫くは購入を控えて、放出をメインにします。

今回のゲームマーケットでも、普段twitterでしか知らない方に会ったり、思わぬ掘り出し物に一喜一憂したり、面白い情報を仕入れたりと、とても楽しく過ごすことができました。声をかけて下さった方々、一緒に遊んで下さった方々、運営の方々、有り難うございました!

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2011/11/13

第0.7回TBGL宮原ゲーム会報告

こんにちは。

2011年11月12日(土)宮原コミュニテーセンターにてTBGLゲーム会を開催しました。

今回の参加者は、計9人。
◎くにーくる(Big Five)
◎Nefarious
◎酒と侍
◎マカバナ
・ボトルインプ
・アロザ殺人事件
・メディチ
・おばけキャッチ
・おばけの試験
・はげたかの餌食
・ごきぶりポーカー
・チーキーモンキー
・ジャングルスピード
◎ジャマイカ
◎世界の七不思議(リーダース/カタン拡張)
◎トラヤヌス
◎The City
◎髑髏と薔薇

計17種類のゲームがプレイされました。
(◎印はCOQ参加の備忘録)

まずは午前中に到着した4名の参加者からプレイ開始。
今回は、フォルテさんのご子息(タクト君)が参加されるとのことで、少し子供向けの作品も用意したものの、そんな必要は全く無い手練でした。

<くにーくる(Big Five)>

くにちー先生のクァークル、通称くにーくる(出典:ふうかのBG日記)。2011SDJ大賞受賞のクァークルは、タイルを袋からひいて配置していく方式でしたが、こちらはカードを配置していきます。置き方のルールはほぼ一緒。まさに、くにちー先生が朴…いや、俺ならこう作るぜ!という生き様を示してくれた作品。カードを全配りし、各自にできた山札を先に置き切ったプレイヤーの勝ち。5種類/5色のカードを縦横にグループ分けして配置していきます。グループの4枚目と5枚目をプレイできると手札か山札からカードを捨てられるボーナス付き。ゲームは、大人を差し置いて次々とカードを置いていったタクト君の勝利。アミーゴ小箱サイズはかさ張らず、自分はくにーくるで充分です。楽しい。

タクト:0 海賊船:2 フォルテ:3 COQ:16

<Nefarious>

続いて、2011エッセンで発表されたゲームの中でもTBGL一押しのゲーム。数々の発明で世界に貢献して来たにも関わらず、疎んじられた天才科学者がマッドサイエンティストへと変貌し、自身の発明で地球の支配者となるゲーム。…と言っても、出てくる発明はスライム銃や目つぶし光線など、かわいいものばかり。研究の資金を稼ぐには、他人の動向を読む必要もあります。テーマはヒドくばかばかしいのに、ゲームは普通に面白いという。なんと作者はドミニオンのヴォッカリーノ。大事なことなので2回言います。作者はドミニオンのヴォッカリーノ(笑)。なるほど、流石にバランスはうまく調整されています。毎回変わる2つのルールカードが飽きさせない仕様となっています。勝負は僅差、最後に敵の研究資金を奪ったCOQのせいでトップが入れ替わる熱戦。勝ったのは流博士。自分の目も潰すという画期的な目つぶし光線が主な研究成果です。

流博士:20(9金) フォルテ博士:20(2金) タクト博士(19) COQ博士(18) 海賊船博士(14) JOSS博士(11)

<酒と侍>

こちらはイタリアのメーカーが今年のエッセンで紹介していた「酒と侍」。日本の酒場で一杯の酒を奪い合う、侍達の戦いです。ユニークな8人のキャラが用意されており、最大8人での戦闘が楽しめます。各人は酒場のテーブルに座っているという設定ですが、一度席を立てば、各人の間合いが非常に重要な意味を持ち、その間合いを駒の個数で表現するというナイスアイデアな作品。これも、説明書に「ゲーム中は尊敬の念を込めて、相手の名前の後ろにサンをつけましょう」などと書いてあることから、ノリゲーかと思いきや普通に面白かったです。しかし、頼みの綱の武器を取り上げられた後は、飛び交う箸やおにぎりで伊達政宗や、伊藤一刀斎が死んだりするという(笑)。最強の武器は熱いラーメンだったりします。キャラクターが死んでしまった場合は、幽霊同士で結託して勝利を目指します。終盤、死んだ侍達が結託し、生けるCOQ、Kun、タクトを襲ってくる展開。死者の勝利に終わりました。これは、ルールをキチンと作成して再戦したいです。面白い。

フォルテ/海賊船/流/JOSS 幽霊勝利 
COQ/タクト/Kun 負け

<マカバナ>

JOSSさん持ち込み、南の島にリゾート施設を作るバッティングゲーム「マカバナ」。島は4つの地域に分かれており、草原/砂利/海にはコテージの建設が可能です。コテージ建設予定地には3つの模様が書かれており、これら地域・地面・模様の3つの要素をカードで提示し、自分のコテージを建設するわけです。ただし、そうそう簡単には建てさせた貰えません。建設予定地の提示をした後に、そのうちの1枚だけを表向け、各自が島の神様を1つずつ配置していくのです。島の神様が配置された場所にはいかなる人物もコテージを建設することができません。コテージの建設は、エリアごとのマジョリティや、建設地の隣接具合でボーナス点を与えます。終盤に向かうほどに建設地も絞られ、キツい読み合いが続くゲーム。ゲーム中2回のみ行える必殺の塗り直し宣言がゲームを熱くします。塗り直しコテージの指定を2度連続で間違えて台無しにする流さんを横目に、気配を消し去って3連コテージを成立させたCOQが勝利。少し前のゲームですが、面白い。

COQ:21 流:13 JOSS:11 フォルテ:10 タクト:8

<ジャマイカ>

抜きつ抜かれつの帆船レースゲーム。サイコロを2つ振り、その解決順を決定したら、各自が手札でそのサイコロを何に使用するかを選択します。レースなので基本的には移動を選択したいのですが、手札次第なのと移動先でコストがかかるので中々難しい。同じマスでの砲撃戦や、マイナスもプラスもある宝箱、船倉の荷物の奪い合いなどが熱いゲーム。序盤、戦争に負けて自分のサイコロ運のなさを痛感したCOQが、戦争を避けて抜け出した差をそのままキープしてゴール。

COQ:30 流:10 JOSS:6 フォルテ:5 タクト:4


<ノートルダム>

隣りの卓では、フェルトファンを多く生み出した「ノートルダム」がプレイされていました。苦しい苦しいフェルトゲームの真骨頂。3〜5人までボードの形が変形するというのも見物なゲームです。非常に良く出来たゲームで、管理人も大好きなゲームの1つ。勝負は、Kunさんに軍配があがった模様。僅差。

Kun:56 たっくん:50 MOG:50 海賊船:49

<トラヤヌス>

こちらもエッセンで発表された、フェルトの新作「トラヤヌス」。伝統ゲーム「マンカラ」のシステムを個人アクションボードに取り入れた、無名メーカーの意欲作。これでもかというくらいに要素が満載。慣れるとそれほど複雑ではありませんが、最初は何をしたら良いのかわからないくらいです。コンポーネントは、非常に気合いが入っています。あっという間に2時間以上が過ぎていきましたが、マンカラで次のアクションを考えるのがとても楽しい。マンカラが面白い分、個人的にはもう少し要素を絞って、すっきりと仕上げたゲームも遊んでみたいです。何度かプレイしてみたいゲーム。ゲームは、商品の出荷を絶妙にアレンジした海賊船さんが勝利。

海賊船:104 COQ:91 MOG:90 流:85


<世界の七不思議・リーダーズ拡張(TBGL紹介はこちら)>

リーダース拡張を実装し、益々面白くなった「世界の七不思議」を6人プレイ。今回は、エッセンのお土産で頂いた、カタン拡張も加えました。カタン拡張は、カタンらしく最初のワンダーが木とレンガだったり、特殊能力が2:1交換だったりとファンをニヤリとさせる内容でGOOD。残念ながら、今回はカタン島を引けず(引いたのはJOSSさん)。COQは捨て札を建築できる分明を担当しましたが、僅差で及ばず。益々スルメゲー。面白い!

流:76 COQ:69 JOSS:66 海賊船:59 たっくん:51 Kun:47


<髑髏と薔薇(TBGLの紹介はこちら)>

もはや説明は要らない程に定番化したブラフゲーム。バイカー達の戦いをエンブレムコースターで再現。シンプルなルールに熱い駆け引き。今回は突っ込み過ぎたCOQが最初に脱落。得意なゲームなのですが、周りも手練でした。次回の会費を支払いに行っていたため、詳細は不明。

勝者:たっくん

<ザ シティ>

今回のゲーム会、陰の期待作。サンファンのように、カードをお金としても建築対象としても取り扱うゲーム。コンボを決めるのも楽しい。終盤加速度的に収束する展開が目覚ましい。イラストが素晴らしく、ゲームの雰囲気も悪くない。得点計算にはポーカーチップを用意したほうが良いでしょう。ルールはTBGLで公開しています。カードに言語依存が少しあるので、これは訳して繰り返し遊びたいゲーム。ゲームは噴水のコンボを決めたCOQの勝利。面白い。

COQ:68 流:63 海賊船:57 たっくん:37 JOSS:23

<おばけキャッチ/おばけの試験/ボトルインプ/はげたかの餌食/チーキーモンキー/ごきぶりポーカー/メディチ/ジャングルスピード/アロザ殺人事件>


その他、軽めのゲームを中心に、様々なゲームがプレイされていました。


以上、プレイされたゲームは18種類。
遊んで下さった皆様、ありがとうございました。
また宜しくお願い致します!!

2011/11/06

第3回2人ゲーム会報告とエッセンお土産の御礼

こんにちは。
まずは、2人ゲーム会の報告から。
朝から2人ゲームを堪能するという会も今回で3回目。

TBGL会でお世話になっているちきさんと重めな2人ゲームを中心に。
今回は、ゲーム会終了後のちき氏感想(ツイート)も同時掲載。

<1戦目:アンギャルド(TBGLの紹介はこちら)>

朝一、まずは場を暖める意味も込めて前回敗戦のアンギャルドから。25枚のカードを使用して剣術の駆け引きを楽しむゲーム。5本先取の3セットマッチ。この日の為に少し練習したお陰で、雪辱を晴らして2セット先取。

COQ :2 ちき:0

「ちき:最初は軽くアンギャルドをプレイ。カード25枚によるフェンシングゲーム。軽くひねられた。ちょい差がついてきたかな。惰性だけではなかなか勝てないゲームですな。」

<2戦目:トワイライトストラグル>

2戦目はいきなりのトワイライトストラグル。今回で2回目のプレイな米国とソ連の冷戦をテーマにした陣取りゲームの一種。超カッコいいボードと、歴史をなぞるカードにゾクゾク。気付けば5時間近い熱戦。脳は多少疲れたものの、あっという間の5時間でした。ゲームは最終ターンまでもつれ込み、アメリカ大陸とアフリカ大陸を制覇したCOQが僅差の勝利。得点計算に若干の間違いがあったので、再戦を熱望。

勝者:COQ(ソ連:6VP)

「ちき:続いて本日のメイン、トワイライトストラグル。初プレイはすぐ終わってしまったが、今日はフルの10ターン目までもつれ込み、最終の全地域得点計算で勝敗が決まるという接戦、COQソ連が6VPの差で勝利。所要時間4時間40分。」

<3戦目:なんてったってさいたま(TBGLの紹介はこちら)>

昼食後、昼食のデリバリーを待つ間、番外編で雑誌の付録であった地図ゲームをプレイ。地図の書いてあるボードが好きというちきさんに、南アルプスはヨーロッパだと思っていたCOQが叶う筈も無く、次々とダウトを成功され勝負にならず(笑)。

勝者:ちき

「ちき:雑誌の付録、なんてったってさいたま。詳しい人がいるとゲームと言うより知識差的な話になってしまう。あまり地理に詳しくない者同士だと盛り上がるかもしれない。」

<4戦目:フルオン>

4戦目は、ボードゲームでは珍しい、スポーツのゲーム。一方では鬼門とも言われる分野。この作品は中でも珍しい、ニュージーランドのラグビーリーグをテーマにしたゲーム。実際に40分の時間を計ってゲームを行い、ファールのプレイヤーは実時間10分のペナルティを受けるという、ある意味リアルなゲーム。大方の予想を裏切り、40分で4−0のロースコア。持ち主の希望により、前半終了時に協議終了でCOQの勝利。

COQ:4 ちき:0

「ちき:コンポーネントにほれて衝動買いしたラグビーボードゲーム、『FullOn』。COQが私のためにわざわざ訳してくれたもの。もうちょっと大味な展開を予想していたが、点が全然入らねぇ。前半40分終わった所で独断で終了。スコアは4対0。」

<5戦目:数エーカーの雪>

ワレスの2人用ストラテジーゲーム。デッキビルド型陣取りゲームです。アメリカ大陸を巡る、イギリスとフランスの戦いがテーマ。お金の豊富なちきイギリスに対し、政務官による汚職で、捨て札置き場からカードを追加でひく能力を持つカードを釣り上げて応戦。潤沢な資金で早期に奇襲を仕掛け、包囲線に頼ること無くちき軍を撃破したCOQの勝利。続いて行った2戦目は、デッキ圧縮にチャレンジするものの、毛皮を生む地域カードを捨て過ぎて、中盤手札がまわらずに停滞。右舷からの侵入を許し敗北。

1戦目 COQ(フランス):53 ちき(イギリス):17
2戦目 COQ(フランス):51 ちき(イギリス):65

「ちき:数エーカーの雪を初プレイ。自分のデッキ構築を行いながらカードの効果を元に陣取りしていく2人用ゲーム。最初は全く何をしていいのかわからなかった。2回プレイしたがあと5、6回は回してみたいゲームだな。」

<6戦目:バルーンカップ(TBGLの紹介はこちら)>

重めのゲームを消化した後は、余韻を楽しむ様に軽めのコスモス2人用ゲームの中から「バルーンカップ」をチョイス。低い数字が有利な低地と、高い数字が有利な高地に配置される賞品に対応するカードを出し、熱走する気球レース。重量級ゲームの後ということもあり、このふわふわ感が心地よい、笑いの絶えない好ゲーム。COQが3つのトロフィーを獲得して勝利した。重量級のゲームで勝った時よりも嬉しいのが不思議(笑)。

COQ:3 ちき:2

「ちき:時間も押し迫り、軽いゲームということでバルーンカップをリクエスト。カードの高低で勝負をしてトロフィーを取り合う。久々にやったが面白かったな。最後接戦の末、負けてしまった」

<7戦目:ショッテントッテン>

7戦目、最後は「ショッテントッテン」。バトルラインの元となったゲームで、6スート(1〜9)のカードを使用して、カード配置後の役を競うゲーム。2戦行い、1勝1敗。

1戦目 勝者COQ:3連続
2戦目 勝者ちき:3連続

「ちき:最後はショッテントッテン。戦術カード無しのバトルラインですね。2人用としては鉄板のカードゲームだと思います。2戦で1勝1敗。泣きの一戦に付き合ってもらいました。」

以上、7ゲームをプレイしました。
5時間もかかるゲームをプレイする機会は中々ありませんが、こうしてつき合って下さる方がいることに感謝しつつ、とっても楽しいゲーム会となりました。

遠いところお越し頂き有り難うございました!

また宜しくお願い致します!

続いて、この次の日。
ふうかのボードゲーム日記」でお馴染み、ふうかさん、karokuさんが主催する「じゃむたんゲーム会」にお邪魔(詳細はリンク先で)。侍さんも一緒に。途中からhal_99さん、PHYさんが合流し、6人の賑やかな会に。今回も色々なゲームを遊ばせて頂きました。中でも、世界1000部限定という「ポセイドンキングダム」はコンポーネントも圧巻。しかもそれだけでなく、派手な演出(サイコロを大波のコンポーネントに乗せて一気に転がり落す)で大味を匂わせておきながら、しっかりとゲームは面白いという。これはどこかから廉価版が出るのを楽しみにしたいですね。

そして、今回はエッセン後の会ということで、楽しい土産話とお土産を沢山頂く。


今年のSDJ大賞受賞に湧くシュミットの布バックから7不思議のカタン島拡張、駒とサイコロがあしらわれた一輪挿し、そして貴重なシャハトの2人用ゲーム「リシュリュー」の未使用品(王と枢機卿のカード版と評されるゲーム)。旅行先での用事を頼まれて四苦八苦した経験が何度もあるので、何かを頼んだりということは基本的にはしません。それ故、限りあるトランクスペースに、お土産を詰め込んでくれたお二人に感激。クァークルバッグは、普段使いができるくらいに格好が良くて、早速帰りはこれで帰りました(笑)。

次の7 Wonderはカタン島でプレイします。
本当に有り難うございました!!