2013/12/31

2013年のご挨拶

早いもので、今日12/31で2013年もおしまいです。

今年は私生活も激動の1年でした。
長年続けた研究職から足を洗い、世界中を訪れる職種に転向したかと思えば、9月には会社ごと変わってみたり。お陰でHPを更新する速度が鈍ってしまうこともありましたけど、たまに励ましの言葉を頂いたりして、なんとか細々と続けてこれました。

それでは今年度のアクセスデータを紐解いてみましょう。(ちなみにこのページは2010年にスタートし、2011年の1月に現在のアドレスで再スタートしています。)

まず、12/29の時点で”今年度このページを訪れて下さった方ののべ総数”は、135047人でした。



その大半はGoogleの検索からのようです。
その次はダイレクト、所謂ブックマークってヤツですね。
その下には有名ボードゲームサイトが並んでいます(リンクありがとうございます)。

平均滞在時間は2分間とのことですので、約30万分をこのHPで過ごして頂いたことになりますね。始めた当初、1日の訪問数が数人でそのほとんどが管理人だったことを思い出すと感慨深いです。

始めた当初、友人から「絶対続かねー」と断言されたHPでしたが、案外続いていて自分でも驚いています。

ちなみに、個別のページで最も注目度が高かったのは、マジでマヤい「ツォルキン」のページでした。




これは2013年の訪問者の推移ですが、更新をさぼっていた期間に見事に影響がでています(笑。しかし、その期間中にもコンスタントにアクセスをして下さる方々が居て、うれしいですね。


こっちは開設当初からの訪問者の推移。継続の力を実感せざるを得ないデータです。近年急速にボードゲーム人口が増大し、母数が増えた結果なのかもしれませんが、更新し甲斐があります。

今年度も沢山のゲームを遊ぶことができました。その中でお気に入りのゲームについてはこちらのTBGL AWARD2013を参照してください。

元々このページはゲームの紹介やリプレイ記事でみんなで楽しみを共有しましょうってコンセプトから生まれたわけですが、幸せなことに管理人本人はこのページの知名度のお陰も手伝って、色々なところで声をかけて頂ける様になり、今年度も色々な方々に遊んで頂けました。

TBGL会に参加してくれた面々、じゃむたん通信のkarokuさんふうかさん零壱さんを始め、カジノロワイヤルのオビ湾氏、タムラ氏、和訳神、いたる氏、タナカマ店長、川口ゲーム会のおばれい氏らそしてジョーコデルモンドのあきおさん夫妻。

ジョーコデルモンドを見てゲームを買って積んでいた時代が嘘みたいですね。

ゲームをコミュニケーションツールとしてみる向きに興味はないですけど、面白いものを共有することによるコミュニケーションの拡がりに感謝してやまない一年でした。センスに長けた顔ぶれと囲む卓での新たな発見にも感謝したいです。

最後に、貴重な時間をつかってTBGLを訪れて下さった皆様、ありがとうございました。

来年も元気に楽しめますように!

良いお年をお迎えください

TBGLに戻る!!






2013/12/02

リトルエッセンに行って来ました!

2013年12月1日(日)に行われたリトルエッセン~ボードゲーム収穫祭~に行ってきました。場所は浜松町、天気は幸いにも快晴でした。



 このイベントは、例年日本での新作販売の場となっていた”ゲームマーケット”が“ドイツエッセンシュピール”から間もなくの開催となったため、日本での新作の販売の場としてニューゲームズオーダー(NGO)の沢田さんの発想で始まり、有志の尽力を以て開催されたと聞いています。事前に出店ブースごとの整理券付き入場券が発売され、買ったゲームをその場で遊べるプレイスペース(有料)も用意されていました。

 ところで、本人のツイートをご覧になった方は知っているかもしれませんが、このイベントの発案者である沢田さんはお仕事の都合で広島出張で不在。当日はプレイスペース広島のブース(リトルエッセンには出店せず)に現地で並ぶというギャグを遺して広島に旅立ったと同じくNGOのヨシダさんから聞きました(笑)。



 さて、9:30頃に開催場所に入場し、指示に従ってテンデイズゲームズの列に並んでいると9:50頃にヨシダさんのややナチュラルハイ気味の声で場内アナウンスが入り、ひと悶着(9:50に開場するかもしれません、いや無理ですみたいな)あった後に無事10:00に拍手とともにスタート。

 列はテンデイズとバネストに長いのができていました。すぐ隣の列はメビウスゲームズで、実はこちらでも購入したいものがあったのですが、ここで誤算。

店舗によって列の進むスピードが全然違う!品揃えの豊富なブースは列の進むスピードが遅い!

 ってことで、みるみるうちに買おうと思ってた「サンスーシ」と「ワードバスケット10周年版」がなくなってく(ちなみに、購入は買占めができないように制限されている店舗が多かったようです、ナイス)。

 そんなんでテンデイズで挨拶も早々に目的のゲームを購入し、急いでメビウスに並ぶも、目の前(嘘、2人前)で「サンスーシ」売り切れ。しかし!神は居ないのかと思っていた矢先、奥から箱の中にまだあったと奇跡的に1つ追加されて買えましたw。ラッキー。

 参加者の多くは購入目的だったみたいで、購入後姿を消すヒトが多かったように思います。なので、プレイスペースは結構空いていて落ち着けました。今回COQは群馬の雄「チームじょいふる」の面々と埼玉を代表して(大嘘)戦ってきました(遊んで頂きました)。

以下遊んだゲームの感想。


UGO!
 オランダ?かどこかの領土拡大型トリテ。弱いカードは領土の拡大や他人の邪魔ができ、強いカードは得点の獲得ができる。カード運でやる気を失うことのない良作。イイネ。


パルミラ
 パックスやペロポネソスなどPなゲームばかりだしているレーベルの新作。タイルを配置して領土拡大(タイルの獲得)をするか得点を得るか。パズルライクなプレイ感で一発逆転や他人の邪魔もできる。ここのゲームは無骨な感じがするけど渋い。ケニツィア好み。買って損なし。


サマーリゾート
 リゾートで遊ぶゲームかと思ったら経営するゲーム。カードだけで全てを表現するとどうしてもごちゃごちゃするけどこれは(わかれば)結構すっきり。ランダムの天候はどうなることかと思ったけど中々良いゲーム。箱絵秀逸。


ダチョウレース
 ダイスを利用した「アンダーカバー」というか「僕は航空管制なんちゃら」。最初に配られた順位予想カード通りにダチョウを動かす。ダチョウを移動不能にするのと可能にするアクションが1:1の関係なので最後こう着するのが難点か。パーティゲーム枠。


 ゲームで遊んでいる間に、メビウスゲームズ主催のミープル早積み大会が開催。残念ながらエントリーはできませんでしたが、こういうの良いですね。

 今回の運営は(個人的に)かなり良かったと思っています。イベントを良くする色々なアイデアが実践されていたように思いますし。事前の整理券購入制度というのもその一つで、これは出店者・参加者ともに利益があったと思います。出店者は自店にどれくらいのお客が来るのかあらかじめ予想できるし、参加者は朝暗いうちから並ばなくてもよいというところとか。

 全体的にイベントは整然と開催され、最初の列が掃けた後は混雑らしい混雑はなかったことから、ゆったりと楽しむことができました。その分お祭り的な雰囲気は薄らいでましたけど。それにしても、同人ゲームと流通ゲームで趣きを異にする人々が同じ場所に集まり結果混雑するのは効率的でないと思うので、別々の開催は個人的に大歓迎歓迎です。

 また、店舗ブースもある程度余裕があり、メビウスおやじさんやタナカマ店長が会場を廻っていて色々と話せたり、ゲームのインストをしてくれたり、バネストの中野さんがミープル積みに興じていたりととても参加者と開催者の距離が近く、古き良き時代を思い出すとても素敵なイベントだと思いました。次第に周知されると混んでくるので今だけの楽しみかなとは思いますが楽しかったですね。唯一、ご飯を食べるのに荷物を全部片付けなくてはいけないのが大変だったので、弁当付き券も販売してくれると助かります。

 あぁ、あとゲームが間に合うように設定された開催日はそれでも準備がとても忙しく、間に合わなかったゲームもあるそうです。個人的にもここは心配していたところだったので、来年はもうちょっと開催を遅らせてもいいかもしれませんね。

 開催者&参加者のみなさんお疲れさまでした!  


 購入物一覧。 クー拡張は評判が良ければNGOで扱うかもしれないそうですが、予定は無く今のところは全世界400部限定とのこと。ワードバスケットの10周年記念丼はなんと50部限定(シリアルナンバー入り)でした。


 その他、噂のタナカマ本を購入し、森木の子先生のイラスト付きでサインを頂きました(さん江ってのがナウでヤングじゃないですねー)。     

来年も楽しみ!

TBGLへ戻る!!

2013/11/06

ゲームマーケット2013年秋に行ってきました!

こんにちは。
ブログのほうも久々の更新です。

11・4、東京ビッグサイトで開催されたゲームマーケットに行ってきました。


生憎の天気でしたが、出発する頃にはなんとか持ち直して帰りまで傘をさすことはありませんでした。この日はジョーコデルモンドのあきおさんとなんとなく10時くらいに待ち合わせて途中でタムラさんと合流しての1日でした。

着いてみると外でカタログを売っていたので当日価格1000円にて購入。どうやら前売りは1200円らしいことをあきおさんに伝えると

あきお「けったいやな、どういう商売や。」

と。元々は朝から並べる権利(それもどうかと思いますけど)として数百円前売り代を上乗せしていたらしいですが、今回の会場では外で買えるようになっていたのでそれも曖昧だったとか。前売り用のカタログは小売り側の完全買い取り(返品付加)だったりと色々とキナ臭いですね、相変わらず。

今回はエッセンから開催が近過ぎるとのことでメーカーの新作は殆ど並ばず、同人メインのゲームマーケットとのことだったのでメーカーの品重視のCOQは全く並ぶ気なんてありませんでした。最近は気になる同人ゲームは作者の努力のお陰で予約できますし。


なーんて入場したら10時過ぎの段階でこの混雑。整理券を配ったりしてるところは既に終了。当日分は完売みたいな。いや凄い熱気です。


予約したゲームを受け取ったりしながら暫く過ごし、お世話になっているゲームフィールドさんが初出店とのことでご挨拶。くまモントランプとムガルのプライヤースクリーンを求めながらご挨拶するも、ブースが盛況でゆっくりとはおしゃべりできず。やさしそうな奥様がCOQとあきおさんに1オクターブの差をつけていたのがショックでしたw 名作ジキルとハイドが並んでましたが、保存品を置く程家のストレージスペースに余裕がなくなってきたので断念。

ホビージャパンやアークライトのブースにも人だかりが出来ていましたが、めぼしいものはあまりなかった印象。アークライトの新品「ビール公爵」とかが1500円くらいだったので、欲しい人には良かったのかも。


今回のゲームマーケットでは、とんがったお姉さんが結構居たりして、「あぁ、とんがったお姉さんを呼んでも採算がとれるイベントになったんだな」と実感。一般の参加者の中にも女性が多く見えて、趣味の一般化を強く意識しました。その後試遊卓でグランティングの新作など遊ばせてもらったり、同人ゲームの試遊をさせてもらったり。

あのトゲに刺さりてぇと言ってきかないジョーコおじさんの顔があまりにシマラナイので頭部は自主規制。いやぁ、別の楽しみが広がりましたね。

めぼしいものを受け取ったり遊ばせてもらったりした後は、新作があるでもなく中古の掘り出し物があるわけでもなかったので知人への挨拶がメインに。エッセンの新作はこの後開催予定のリトルエッセンで、中古ゲームは最近盛んなボドゲフリマで、と役割の分担が明確になってきました。


途中、モジャモジャの化身・暮らボーのサーカワカミにあきおさんとタムラさんが捕まり事情聴取。この様子はそのうち暮らボーにアップされることでしょう。


今回はフリープレイ卓が完全に姿を消したので、場所を移動して買ったゲームを早速遊びました。写真は「たねまき」。ボーナンザ+ケーキ切り分けシステムの完成度の高いカードゲーム。アミーゴの黄色い小箱に入ってアニュアルなリリースの1つとなってもおかしくない出来。

フリー卓が無い事は自分的にはかなり不満でしたが、フリー卓が無い事は入場者の回転率をあげたり、試遊卓の人気をあげたりという効果があり、悪い事ばかりではないのかもしれませんね。


あまりにヤバかった「Make rule」。気に入らなければ燃やしてもいいというサークルの方のお墨付き。こういう振り切れたゲームが手に入るのはゲームマーケットならでは。


究極に良心的な大気圏内ゲームズさんの「もてねば。」しっかりしたエリアインフルーエンスマジョリティもさることながら、テーマから自然と誘発される大人同士の下世話なモテ論が楽しい。いや、実際この時の様子はとても文字には起こせません、ゲス過ぎて。他のサークルの脅威となるほどの内容とコンポ、凄いです。


最後はもう一度会場に戻ってCUBEの店長さんと変態的にエプロンの短いK・テレストレーション・ライナーおじさんやそのボスに挨拶。


ちょっと早めに会場を後にして、帰宅して戦利品をぱちり。買えないと思ってた「キャットファーザー」が買えたのが収穫。普段ゲームをしないうちのヒトも気に入ったみたいです。

今回は全体的にショップのブースに人だかりはあまり出来ていませんでした。エッセン新作を販売することが難しい日程での開催で新作が無いのですから当然なのかもしれませんが、ショップ側にとって参加する意味を探すことは結構難しくなっていくのではないかと思います。また、中古ゲームもそれ程沢山並べられておらず、昔のように探していた良作が見つかる!なんてことも無い感じ。これも、有志によるボドゲフリマがこの役割を代替しているのではないかと思います。この先、ゲームマーケットは同人ゲームに特化したイベントになっていくのかもしれませんね。寂しいですけど。でも知人に会えるのは相変わらず楽しい。


TBGLに戻る!!

2013/06/03

ボストン出張報告

こんにちは!
お久しぶりです。5月はずーっと海外出張に出てました。出張中は激務で、HPを更新している余裕がありませんでした。しかも、半年の定期を買ったのに、そのうち2ヶ月は外国に居るという割引を活かせない感じで…orz。

5箇所程移動したのですけど、その中でボストンのみゲームショップを訪れる機会に恵まれたので、その報告です。


ボストンといえば、レッドソックスの本拠地。ホテルは100年の歴史を誇るフェンウェイ球場の裏でした。


で、バスに乗って目的地(ボストン郊外)を目指します。ちなみに運賃は先払いで片道2ドル。



ついたのは「The Game People Play」というお店。外のショーウィンドウに「サンマロ」が飾ってあったりして、大分期待できる!


近づいてみると「エスケープ」や「テレストレーション」も置いてありますね。


店内奥には、ユーロゲームが沢山並んでいました。チケライとか、ベーシックなものは殆ど揃っていて、お客さんも結構来ていましたね。


結構昔からあるお店らしく、アバカスシュピーレの「アリババ」とか、レトロなゲ―ムも売れ残ってました。


入手難になってきてる「楽しい動物園」とかも埃を被ってる感じ。


中央のテーブルにはセール品としてハンスの薄箱シリーズが12ドルの投げ売り。「クフ王」なんて日本で売ったら5000円くらいになりますよね。


さらにさらに、棚の上にはかなーり古いアメリカのゲーム(経済ゲーム中心かな)が売られていました。欲しい人には宝かも。


少しだけ買い物して、最後は恒例の店主インタビュー。この方がこのお店のオーナー。仕入れも全て彼女が行っているそうです。グレイトな品揃えを褒めるとノリノリに。


というわけで、お店のロゴ入り袋を持って再度撮影。彼女自体はゲームを遊んだことは殆どないそうです。それなのに、フェルトの「ブルゴーニュ」を大量に仕入れていたりと、ダイナミックな人です。


結局買ったのはこれだけ。カードを置く”3つの釜”が付属しているクニチーのポイズンとその他。3つで35ドルくらい。

他の出張先でもゲームショップを探したかったのですけど、忙しくて…残念。

出張後の処理が終わったら更新も再会したいと思ってます。
ではー





2013/05/16

2013年 SDJ・KDJ大予想大会(テンデイズテレビ)

こんにちは。

いよいよ、2013年もSDJ・KDJのノミネート時期が近づいてきましたね。これらの賞についての詳細は過去記事を参照して頂く事にして、本題です。

テンデイズゲームズのタナカマさん、Mr.ノットフォーミーのシミーズさんがUstreamにて企画された「ドイツゲームのお祭りとも言えるこれらの賞を大々的に予想する」という番組に、半ば無理矢理参加させて頂き、日本各地の大ゲーマーの隅っこで予想を披露させて頂きました。TV放映数日前までに競馬を模した予想表に予想を記入し、その根拠をコメントで提出する方式。

テンデイズTV「どこよりも早いドイツ年間大賞予想!TV」

リンク

COQの予想は以下です(リンクはTBGLの紹介記事):

SDJ:
大賞「秦(QIN)

次点「ロンド
次点「ラ・ボカ」

コメント:エスケープが世間を騒がせているみたいだけど、これはユーロゲームに求めている面白さとはかけ離れたアクティビティ。これが選ばれるようなら、SDJには「冷やし中華始めました」と同程度のインパクトしか感じなくなる。今年の本命はM78星雲から帰ってきたクニチー。おかえりなさい。「秦」「ロンド」あたりがスペシウム光線。今までの選考基準からするとロンドのほうが有利っぽいが、単純に秦のほうが面白いので秦に投票。あと、「ラ・ボカ」のアイデアの良さにはノミネートの価値が有り〼が、きっと八つ裂き光輪。

KDJ:
大賞「カッラーラ

次点「ツォルキン
次点「キーフラワー

コメント:キーフラワー、ツォルキン、そしてカッラーラ。この三本だけ押さえておけばオーケー。あとは江ノ島に散らばるイチジク浣腸の殻みたいなもので、夏を彩るのには必要だが、なんの役にも立たない。個人的に一番評価しているのはキーフラワーだけど、荒削りなのは否めない。ゆくゆくはセバスチャン・ブリスデールかベン・アフレックが賞を総嘗めにするだろうけど、まだ早い。カッラーラは、これでもかというくらいユーロゲームのストライクゾーンを熟知した二人が投げ込んだ渾身の一球。しかも、拡張を丁重に扱ってみせる周到ぶりは他の追随を許さない。気色悪い蟻とか置き屋がテーマのゲームは、王国とか村の煮汁で顔を洗って一昨日来ると良い。カッラーラの唯一の弱点は、ボードのミスプリントがかなり大々的にあったところか。クラマーがファーガソンのようになったら厭なのでこの予想は外れて欲しい。

結果がでたら、予想の検証をするそうです。怖いですね!
詳しくはテンデイズTVをどうぞ。

皆さんも大賞発表までの残り数ヶ月を大いに楽しむために、予測をしてみてください!

TBGLへ戻る!


2013/04/29

ゲームマーケット2013春

こんにちは。
2013年4月28日、東京ビッグサイトで開催された「ゲームマーケット2013春」に参加してきました。今回も前回に引き続いて床売りバザールにも参加です。


今回は、浅草の会場の都合で会場が東京ビックサイトにて開催されました。りんかい線国際展示場駅から歩いて7〜8分くらいの場所にあり、階層をまたがずに大きな面積をとれる立派なイベントスペースです。参加人数も増えてきたので、個人的にはこれからもこの規模の建物を利用して欲しいですね。


9時前時点での待機列。ツイッターでは阿鼻叫喚な様子が呟かれていましたが、この時点ではかなり整然としてました。これも、狭い部屋に並んで奥の扉に少しずつ消えて行く仕様より全然良いですね。ホント、浅草の待機列が消えて行く扉の先がガス室に思えて怖いですし。

最終的には1500人が並んだのだとか。


今回は、バザール出店者として設営のため待機列には並ばずに入場。これは楽。今回バザールの事務処理を一手に引き受けたお陰で他のメンバーから慰労の言葉を多数頂いたけど、並ばなくて済むのは結構楽です。ナイショですけど、バザールメンバーはこんなところ見ないので大丈夫。


バザールのスペースには既に我々の荷物も届いていました。他の方がスーツケース1つなどで来られている中、うちだけが規定マックスの段ボール6個。ドゥーム騎士団渾身のクソゲー放出です。

見ての通り、到着時にはまだ空間が与えられただけだったので、この後会場ギリギリまで地面にテープを貼ってスペース区切り。相変わらず綱渡りの運営方針のようで。


他のブースの方々も出店の準備に大忙し。それにしても天井が高いですね。そのうち、ここに天井からタペストリーを垂らすようなブースも出てくるかもしれません。


こちらはホビージャパンのブース。箱潰れ品が結構お安く売られていました。某駿ナントカ屋さんよりも安かったです。


やっと出店場所が決定し、隣に娘さんとお店を出されていたシアン化ヒロシさんとビニールシートを共有しながら急いで出店準備。すると突然、

「会場時間を10分早めます」

という場内アナウンス。その勝手な予定変更に怒りを露にして吠えるバネスト中野さん、トイレ個室の安らぎから、ベルトを締める余裕も無く駆け戻るタナカマさん。とても用意が間に合わない!

と、思ったら。テンデイズのジャパネットじゃない方のタカタ君が出店を手伝ってくれました。ドゥーム評議会で苦痛しか感じられないと評された「マフィアダラー」も和訳付きで出品。


そして、会場。早速足を止めてくれる方々。幾つかレアものが混じっており、それらにはヤフオクで付くであろう値段の半額程度を目安に値付けしていたのですが、あっという間に売れてしいまいました。

外国人のお客さんも結構いて、英語喋れるか?と聞かれて接客したりしました。日本発の世界水準同人ゲームに英文ルールが無いことを残念がっていましたね。


会場直後、あっという間に人で一杯。取り敢えず、しばらく店番をしてから自分も予約の品を取りにいきました。あと、書泉やナイトフライトシュピーレあたりをまわって絶版物の探索。欲しいのは幾つかあったけど、値段が高くて手が出ず。カナイさんのところでプロモを貰ったり、買う予定でなかった500円ゲームを手違いで購入してしまったり。

会場内を徘徊して思いましたが、レイアウトをもう少し工夫して欲しいですね。一般ブースの出店場所はかなり密になっており、ブース番号の表示にも規定が無いようで、すぐに迷子になってしまいました。

この人だかりで、人気のブースではあっという間に完売してしまったところもあったようです。


一段落して見回してみると、壁面に配置された主にショップなどが利用する大型ブースには人がまばらです。これはきっと、大型ブースをりようするようなお店の商品は通販で購入できるからで、お店のほうも名前を有名にするほうに投資している感覚なのかもしれません。


振り返って一般ブースを見てみると未だ黒山の人だかりです。また、ゲームマーケットで交流を深めるためのフリースペースは数える程しか用意されていませんでした。このアンバランスさで一般ブースの中心部にはかなり覚悟しないと飛び込めません。

これらを見て、運営の方々には是非見直しをお願いしたいですね。聞くところによると、出店者からはかなり高額なブース料を徴収しているようですし。あまり商売気ばかり感じられると衰退も早いのではと心配になってしまします。


店番を和訳神にまかせ、お昼はビールとパスタを食しました。結局この日はビール3杯、ワイン2杯のみました。何しに行ったんだか。


終了間際、まだまだ残る商品を一生懸命売ってくれる踊るモヒカン、ヒガガガ氏。そろそろ看板商品も無くなってきて、通りすがるお客さんの目線も冷たくなってきました。汚いものでも見るような目つきで見られる様子楽しむ余裕の有る和訳神と踊るモヒカンには脱帽。

良いゲームでも知名度が低いと売れないのを今年も実感。最後は恒例の捨て値。マフィアダラーは最後まで売れ残って100円で貰われて行きました。。。


途中、会場内の電気が突然消灯しするアクシデント。理由はわかりませんが、「電気がなくても遊べるイベントなのでそのままお楽しみください」という、うまいこと言いましたみたいなコメントが流れていました。

その後、無事バザールも完売し、他にブースをまわるようなエネルギーも無かったので早々に会場を後にして撤退。

バザールの売り上げは15万円以上。国内流通していないようなゲームも和訳付きで売られたりしていてそれなりに需要があったみたいです。実際、隣の店舗ブースで売られている新品が半額でしたからね。早速、集計して分配。少し額が合わなかったもののどんぶり勘定で凌ぐ。流石、海のもとも山のものともわからないゲームに日々財を投じているメンバーの心は広い。


その後、場所を移して購入したゲームを幾つか遊びました。


中でも「どんぶりこ」というゲームが500とは思えない面白さで○。ただ、カードが薄くて裏側が透けてしまうのが×。重版は是非、裏面を黒くして下さい。


その後、中華料理屋で夕飯を食べて帰宅。購入したのはこの写真のものだけ。「落ち穂の問題」は和訳付き新品が1000円だったので衝動買い。手違いで購入した500ゲームはあげてしまいました。段々、ゲームマーケットでお金を使わなくなってきましたね。ゲームは普通にお店で購入できますし、欲しい中古も殆ど無くなってきましたし。

お金を使わない分、ゲームマーケットで交流を深めるウェイトのほうが大きくなってきました。一緒に遊んだことのある方とお話したり、普段ツイッターでしか交流の無い方と実際にお話したり、外国人に日本のゲームについて感想を聞いたり。

しかも、今回はオビー湾ダーフールの紹介でジョーコデルモンドのあきおさんとmiaさんにお会いすることができました。レビューの文章そのままの軽快な方でしたね。また少し、交友関係が広がって嬉しい。

というわけで、大量のゲームを処分するミッションと交流を深めるミッションを完遂して今回のゲームマーケットは終了です!

今回は、事前に用意したカタログが売り切れ、最後は無料入場になったのだとか(5000人来場)。運営の方々と一緒に遊んで頂いた方々、ありがとうございました!