2012/09/30

第6回TBGL2人ゲーム会

こんにちは。

何かと急がしくなる前に2人でスルージエイジス完全ゲームをプレイしようと、いつもお付き合い頂いているちきさんに、今回もお付き合い頂きました。

<1・2戦目:キングダムビルダー>

後れ馳せながら2012年SDJ童貞を卒業するためにキングダムビルダーから。ドミニオンの作者として有名なヴァッカリーノの作品。作者が電話でアイデアをクイーンゲームズに伝え、トントン拍子で発売に至ったとか。モジュラーボードにヘックスで書かれた数種類の地形に対応したカードを1枚だけ手札として持ち、手番ではそれをプレイして対応した地形にコマを三つ置くというシンプルなルール。ゲームのポイントは、可能な限りひと塊りになるように配置しなくてはならないというところ。大概は飛び火できた方が得点に有利となるので、ひと塊りに出来ないような場所を探し求めることになる。また、ボード上にある特殊な地形に隣接すると、駒の再配置や追加配置が出来るようになる追加アクションタイルが手に入る。これを通常のアクションと組み合わせて、特典条件を最大限に満たすように脳内パズルを組み立てる。さらに、このゲームでは毎ゲーム三枚ずつの得点条件カードが登場し、目標が変わるのが特徴。


この日は2ゲーム連続でプレイ。ちきさんが特殊タイルを取れないように地形を駒で囲ったり、ボードの端に駒を配置できる追加アクションで大量得点を獲得したり。2人プレイではボードをかなり大きく利用できるので縦横無尽。アクションを組み合わせてひと塊制限の抜け道を探るような感覚が楽しかった。この辺りに楽しみを見つけられるかが評価の鍵のようです。1ゲーム40分かからないスピード感がとても好印象。


さてSDJを見事受賞したものの、評価が二分していると言っても良いこのゲーム。自分の印象は良かったわけです。手札が一枚しか無く、展開が地味になりがちというのが不評な場合の主な理由のようですが、このゲームは編集者の力でその欠点を補った見本のようだと思います。というのは、当初作者がアイデアを持ち込んだ時には駒が今よりもかなり多く、プレイ時間は90分に及ぶほどだったらしいのです。それを単純に駒を減らすことによって60分以内のプレイ時間に縮めたらしいのだとか。確かに、このゲームには派手な盛り上がりをみせる様な要素は薄いと思います。しかし、それがこのスピーディなプレイ感と相乗作用を発揮したような気がします。サクッと楽しめて良いですよこれ。


2人でも十分に楽しいけど、3人4人のほうがより楽しめるみたい。

1戦目 COQ:57 ちき:31
2戦目 COQ:62 ちき:36

「ちき:久々に宮原へと出向いて、COQと二人会。はじめは大賞受賞作、キングダムビルダー。一枚の手札に基づいて手を広げていく陣取りゲーム。2人だったかもしれんが、どうもパズルやってる感が強かったな。2回やったが全く刃が立たず。  」

<3・4戦目:カール大帝>

お次はちきさんの持ち込みで、コロヴィーニの代表作の1つ「カール大帝」。円形に並べた領土を時計回りに動くカール大帝駒を動かして、手持ちの5色の騎士を領土に派遣して占領していく。騎士の所属が展開次第で陣営感を行き来するのが面白い。隣接する領土を占領するとそれらが結合され、集まったお城の駒が大きな戦力となるところがポイント。ある程度手也で立ち上がる前半から、詰め将棋のようになる後半までの緊張感のグラジエントが気持ち良い。サイコロ運による騎士補充のアヤは大きい物の、上手に領土を結合していけば勝ち筋はある。

1戦目、2戦目ともに終盤に向かってジリジリとにじり寄るような展開。2つある終了条件のうち、どちらも「領土が結合して3つになる」という条件を満たして決着。胃に重い類のゲームなので負けると凹みそう。

ルールに勘違いし易い部分があるので、巷のブログなどでも間違えて紹介しているものがあります。付属のルールブックをキチンと読むことをオススメします。

1戦目 COQ:8 ちき:7 (3領土条件)
2戦目 COQ:8 チキ:7 (3領土条件)

「ちき:続いてカール大帝をCOQに紹介。序盤の手なり感から後半一気に詰めへと持っていくヒリヒリするような良いゲーム。時間はそれほどかからないが、お手軽とは言えない感がいい。」

<5戦目:ラブレター>

わずかなカード枚数でもプレイヤーを惹き付ける魅力があると最近話題のゲーム。ゲームは恋文を届けるというテーマの元に、カードを1枚引いて2枚になった手札からどちらかをプレイするという単純なもの。伝統ゲームのククを思い起こさせるプレイ感で、相手の正体を予想しながらプレイしたカードの特殊能力でつつき合います。2人プレイでは何枚かのカードが表向けられたり除かれたり。不思議と多人数よりも2人のほうが面白かったです。開始3秒で終わる可能性もあるけど、長くても10分かからないゲームなのでそんな時は笑うしかありません。

勝ったり負けたりしたけれど、のめり込んで数戦やったので正確な勝敗は不明。

「ちき:昼飯前に軽くラブレターを。2人会の時間調整にもいいですな。  」

<6戦目:スルージエイジス完全ゲーム(TBGLの紹介はこちら)>

本日のメインイベント。古代から現代までの文明の発展をテーマにした、スケールの大きい拡大再生産&リソースマネジメントゲーム。今回は、戦争や人口減少もありの完全ゲームで。詳しいゲームの説明は上記のリンクを辿って頂くとして、4人では半日かかるという完全ゲームを二人でならとチャレンジ。序盤に少ししゃがむプレイで偉業(ワンダー)を計4つ完成させ、文化点(勝利点)で先行するちき文明を追いかけるCOQ。第三時代に入るまでに軍事に投資をして植民地を増やし、人口減少に歯止めをかけて相手を牽制。いざ突入した第三時代の指導者として科学者テスラを招聘し、研究所でも資材を産出。そして、貯めに貯めた科学点を政治体制の変更に費やして原理主義に切り替えて戦闘準備万端。満を持して登場した航空機に資材を投入し、敵から勝利点を奪う第一次文化戦争勃発。ギリギリ追い抜かれなかったちきさんが安堵する最中、手札にもう一枚含まれていた同一のカードで、第二次文化戦争へ突入。長期戦を覚悟して望みましたが、3時間かからない展開でびっくり。

COQ:188 ちき:138

「ちき:飯を食った後は本日のメイン、スルージエイジズ。フルゲームで。にも関わらず、わずか2時間45分で終了。2人フルだと、やはり軍事特化は強い。今日は、内政アクションを1つも増やせなかったのがかなり大きな敗因。これは是非に3人でプレイしたい。」

<7戦目:村の人生(TBGLの紹介はこちら)>

ちきさん未プレイとのことで、2012KDJ受賞の村の人生を2人で。人数が多い事に越した事はないけど、2人でもソコソコいけた。序盤からスタートプレイヤーを譲らず、子孫を増やしまくると同時に古い世代を早々にクロニクルへと刻み込み、その後は市場でタイルを集めるプレイに終始。自分は5回目なので、ハンデがあり過ぎた。

COQ:61 ちき:37

「ちき:大賞エキスパート部門受賞作、村の人生を初プレイ。各行動の回数に縛りがある、リソースマネージメントが主なゲームかな。非常に独特なプレイ感。各行動の特性を把握した2回目からぐっと面白くなってくるだろうね。 」


<8戦目:電力会社日本マップ(ロボット入り)>

未だ熱狂的ファンの多いフリーゼ「電力会社」の日本マップをロボット入り(自動ノンプレイヤーキャラクター)で。8年程前に、初めて和訳してPlaygameに登録した思い出の作品の1つ。でも電力会社自体のプレイはわずか数回。100回近くプレイしているちきさんには遠く及ばず。ロボットのルールを少し勘違いしていたようで、資源が異常に高騰し、少しだけ勝敗に絡むことができた。シビアだけど面白い。日本マップは狭いので、どうやって遊ぶのかと思ったら、ネットワークを2つ持つ事ができるのでした。

ちき:17発電 COQ:14発電

「ちき:電力会社日本マップを初プレイ。2人なのでロボット拡張込み。非常に狭く、5人戦はしびれるマップだな。かなり激しい陣取りが展開されることが予想される好マップという印象。」

<9戦目:アーキテクトン>

シャハトの少し昔の2人用ゲーム。古いゲームなのであまり国内で見かけなくなってきましたが、「ゲームフィールド」さんで取り扱っていたので確保しておいた品です。建物があるタイルと土地だけのタイルを市松模様のように並べていき、建物を建てた場合には自分の駒を置いていきます。四辺の図柄がマッチして完成すれば、無事得点を得る事ができますが、合わない図柄のタイルで囲まれてしまうと、途端にマイナス点になる難しさ。しかし、がむしゃらに合わないタイルを置けるわけではないのが悩ましい。最終的に、建てることができた建物の繋がりでも得点が得られます。

このゲーム、何かに似ていると思ったら、去年同作者が発表した「モンド」にタイルもルールの一部もそっくりですね。アーキテクトンをリアルタイムゲームにしてパズル感を削ったらモンドができたという感じ。どちらもそぼろ弁当のような見た目ですが、アーキテクトンのほうがゲームとしては面白いと思います。

置き方のコツを先にちきさんに掴まれてしまい、連なる建物群を造られてしまって敗退。勝てるタイプのゲームだと思っていたので、無念。油断すると即ゲーム終了の危機があるシビアなゲームです。

ちき:9 COQ:6

「ちき:アーキテクトンという、ちょい古めのシャハトのゲーム。タイルをパズルのように並べて、自分の得点を伸ばしたり、相手にマイナス点を押し付けたりするゲーム。これは勝てる気がしない、苦手な感じのゲームでした。」

<10戦目:サンファン>

最後は二人とも慣れているプエルトリコのカード版「サンファン」で締め。リソースも建物もお金も、全てカードで示すという見事なシステムのカードゲーム。中毒性がありますよね。序盤はインディゴ工場しか引けずに苦しむも、相手が後半必須な6点建物を全く引けずに棚ぼた勝利。嬉しい。

COQ:46 ちき:26

「ちき:締めにサンファン。今日も6コス引けねぇw」

以上、10戦(+α)。

最後は話題のカツカレーを食して終了。
遠いところお越し頂き有り難うございました!
次は是非3人でスルージエイジスの完全ゲームを。

また宜しくお願い致します!

2012/09/02

第0.97回 TBGL宮原ゲーム会報告



こんにちは。

2012年8月25日(土)宮原コミュニテーセンターにてTBGLゲーム会を開催し、計9種類のゲームがプレイされました。

流さん、海賊船さん、MOGさん、JOSSさん、Kunさんと。
今回は少し多めの6人です。

<ディヴィナーレ>


まずは4人で「ディヴィナーレ」を。箱の見た目で大分損をしていると思うゲームです。くにちー先生のメンバーズオンリーにとても良く似たカード総枚数予測ゲーム。こちらはカードをドラフトするルールが加えられている分、全体のカードの把握や要らないカードの押しつけができるのでより思考的。その分ギャンブル性は薄くなってます。出したカードに対応する予想駒は必ず動かさなければならないのですが、最後の1枚は動かさなくて良いというルールがあったら良かった。
ゲームは唯一2回目のCOQが貫禄で、、と言いたいところですが、最後のラウンドで海賊船さんに差しきられて敗北。評判良し。面白い。

海賊船:22 COQ:15 流:12 JOSS:−2

<クフ王>


続いて、ハンスの旧作「クフ王」。ピラミッドゲーム。プレイヤー達はピラミッドを盗掘する探検家。各部屋に埋蔵されているカラフルなスカラベを取っていき、ゲーム終了時に上部に表示されている値段で売ってお金を競う。スカラベを手に入れた瞬間、すぐに売るのか最後まで持っているのか、売った数により最後の値段が変動するのが悩ましい。古き良きゲームです。スカラベの造形が凝っていて感心。
のばそうと思っていた色の価値を0にされてしまい、スペシャルタイルの効果にかけるも持ち主の流さんには追いつけず。

流:190 Kun:155 COQ:135 JOSS&海賊船:130

<十二星座>


ヤフオクでたまに高騰しているのを見かけるトークン配置マジョリティゲーム「十二星座」。各星座での数字合計を競うのですが、恒星には裏向きで配置する事が出来るのでブラフの要素があります。そして、そこに周りのトークンを吸い込む”ブラックホール”を配置するのは常套手段。スッキリ良く出来たゲームで好印象。白ゴブのリシュリューはこういうゲームが作りたかったのでは。

COQ:35 流:33 JOSS:32 海賊船:30 Kun:28

<世界の七不思議:リーダーズ&シティズ>


MOGさんが合流し、6人になったところで満を持して「世界の七不思議拡張全部入り」。文明のボードは合計11枚になりました。新しい拡張のシティズでは、他のカードとは独立した都市の建物カードを建設可能になります。そして、新要素の”外交”が追加されています。外交トークンを手に入れることによって戦闘を1度スキップできる様になったのです。これにより、他国は自分をスルーして戦わなければならず、つまり、両隣以外との直接的な絡みが世界の七不思議で初めて出来たわけです。これはとても画期的。次第に複雑になってきたこのゲームですが、それにつれてどんどん面白くなって来た印象。戦争を回避したり非難したりという色々な戦略を取れる様になったのもいいですね。
今回のゲームでは、捨て札から計3枚を拾って来れる文明を担当したので科学技術に特化。シティズで加わった隣の科学技術をコピーできるカードを2つ建てて万全で望むも、両隣の文明は文化のかけらも無い野蛮な文明。それでも自力で62点を科学技術から叩きだし、僅差の2位。どちらか一方に1つでも科学技術があれば… リーダーズ程マストの拡張ではないですが、あった方が幅が出て面白いと思います。

流:82 COQ:78 MOG:71 海賊船:59 JOSS:50 Kun:44

1ラウンドに8枚のカードをプレイできるようになったので、得点は高めでした。

<エミッサリークライシス>

正体隠匿系のカードゲーム「エミッサリークライシス」。スワンパナシアが販売しているゲームで「ザ・ターゲット(ふうかのBG日記)」に良く似たゲームです。陣営が3つあり、開始時に勝利条件と特殊能力の違う大量のキャラクターのうちの誰かになるというのが特徴。キャラクターは大量に居ますが、手札となるカードにそれほど凶悪な物が無いので「ターゲット」ほどぶっ壊れたゲームでは無く、数回のプレイで味が出てくる程度にはまとまっています。基本的には、赤青黒の3種類があるカードをその色の陣営のプレイヤーが3枚プレイできれば勝ちというシステム。ただし、黒のカードを3枚プレイすると死んでしまうのと、基本のカードプレイは裏向きに反時計回りで回していくというのに注意。自分のところまでまわってくる様にするにはそれなりに考えないといけません。もしくは、仲間とおぼしき人に渡る様にしむけるか。
2回続けてプレイしましたが、1回目は練習。2回目にしてかなり思考的な展開となり、展開がどちらに転んでも勝利が確定しているMOGさんの暗殺を試みるが協力を得られず負け。繰り返し遊んだら、このゲームは結構盛り上がると思います。

勝ち:MOG、流(赤陣営)

<シンガポールの商人:TBGLの紹介はこちら>


ここから3人ずつの2卓に別れ、私はアークライトから日本語版が発売されたばかりの「シンガポールの商人」を。詳しいゲーム内容は紹介のページを参照してください。
紹介ページで吐き出しましたが、メーカーの編集者の力量を疑う調整不足のゲームだと思いました。終始展開を牛耳る「ラッフルズプレイヤー」として君臨したCOQが、死ねば良いのにと言われるほどの悪政を行ったものの結局2位。

流:79 COQ:76 MOG:62

<村の人生&フォレショレ>

もう一方の卓では、2012年のKDJ村の人生とワレスのカードゲーム「フォレショレ」が遊ばれていました。

<Pala>


ここで2人が帰宅され、最後はビッド式のトリックテイキングゲーム「Pala」です。基本色と混合色のスートがあり、基本色のカードは色を混ぜる事によって混合色とすることができるという、色の概念を取り入れたルールが特徴。作者はあの「もっとホイップを」をデザインした人です。ルールにはトリックを取ると得点が増える方式と、トリックを取らない方が得点が増える方式が用意されていますが、とりあえず基本の前者を。
自分は多分、ギャンブルにはまると見を滅ぼすタイプなので、ビッド式のトリックテイクでは勝てません。トリックテイクの引き出しの1つとしては及第点のゲームだと思います。
0点から最後にチャレンジした「ミゼール(トリックを取らないビッド)」では、トリックを取らない様に手札を減らしていく過程と色を混ぜて複数枚数をプレイするというシステムに相同性を感じたので、後者のルールをプレイしてから評価したいと思います。

MOG:53 流:36 海賊船:11 COQ:7

<追記>

時間の都合で途中終了したので書き忘れていましたが、「心臓発作」もプレイしました。自分の健康に気を使いつつ、他人をパーティに招いて暴飲暴食で体を壊させると言うゲームです。綺麗に日本語化してありましたが、これは日本語化してあったほうが気分がでますね!


以上10ゲームでした。

また宜しくお願い致します!!

2012/07/30

第0.96回 宮原TBGLゲーム会報告


こんにちは。

2012年7月28日(土)宮原コミュニテーセンターにてTBGLゲーム会を開催しました。
計7種類のゲームがプレイされました。

流さん、海賊船さん、MOGさんと。
段々メンバーが固まってきました。
やはり、駅からバスというのがネックなのでしょうか。

<ターギ>



まずは先に到着した二人で、2012KDJ候補のターギをプレイ。外周カードに駒を配置する、所謂ワーカープレースメント。外周に置いた駒から対角線上に伸びた先が交差する点のアクションも行えるというのが面白い。集めたリソースで獲得できる部族カードを目の前に並べ、その並び順でコンボを狙う。テキストが多い分だけどうしてもテンポが悪いのと、明らかに足りないトークンが残念。外周の順番は決まってるので、ボードを付属してくれても良かった。…が、古き良きコスモスの二人ゲーム全盛期の再来を期待させる好ゲーム。カードの効果表を用意したものの、見にく過ぎてシドロモドロにプレイ。ナツメヤシ錬金計画は脆くも破綻し、敗戦。二人ゲームを楽しむ環境があるなら買って損はないと思います。和訳ルールとシールを用意したのでこちらからどうぞ。

流:35 COQ:33

<モンテクリスト伯の秘密>


続いて、遅れて到着した海賊船さんを加え、ドイツのショップで投げ売りされていたビー玉ゲーム、モンテクリスト伯の秘密をプレイ。ビー玉が目を引きますが、ゲームはシンプルなワーカープレースメントとセットコレクションのゲーム。宝石の引きとそれを運ぶカバンの引き、そして宝石の価格が揃った時に大量得点が可能。ビー玉は、各アクションの手番順を決めるのに使われますが、普通に駒を並べるのでも問題なさそうなのはご愛嬌。先行する海賊船さんを捉えるべく、同色のカバンを溜め込んで逆転を狙うも、宝石の値段を操作し損ねて馬群に沈む。ワイルドカードを任意でとれるので、親父ギャグを我慢するのが大変。ワイルドだろ~。普通にオモシロいゲームだけど、持ち運びに向かない。

海賊船:47 COQ:40 流:35

<ソロモンの王国>


MOGさんが合流し、ミニオンゲームズの新作「ソロモンの王国」。これもワーカープレイスメント。旧イスラエルの土地に駒を置き、得られる資源で建設を行っていきます。建物を建てると、自分だけのワーカー配置スペースとなり、強い能力を使えるのが嬉しい。ボーナスアクションに置くには、手持ちのワーカーを全て置かなくてはならないというのがとてもゲームを悩ましくしていました。ミニオンゲームズ最高傑作か?との発言もありましたが、いかんせんルールブックが甘く、正しいルールで行うのが困難な程です。同梱されているのが初版ルールの方は要注意。2版のルールでもBGGで正しい読み方を確認しない限り、正しく遊ぶのは困難でしょう。正しく遊べれば、とても面白いゲームですが、シーフは個人攻撃を生むし、徴税官のカードは強過ぎるので要らないかな。いや、別に徴税官でトップ争いから脱落したから言うわけではありませんよ!

流:163 COQ:160 海賊船:150 MOG:132

「ソロモンの王国」覚え書き:(1)建設フェイズでは1人の手番中に建物1枚、道、神殿の建設の3つ全てを行う機会がある(2)職人の効果が発動するのは駒を置いている場所のみ(3)神殿トークンは足りないので代用品が必要(4)徴税官カードのリソースを指定するのはカード所持者

<ラパヌイ>


海賊船さんは親孝行のために離脱。3人でカルカソンヌの作者による「ラパヌイ」を。あまり話題にならなかったモアイゲーですが、これは燻し銀のヒット。手番では、木こりや農民を目の前に配置します。その後、カードをサプライから補充するのですが、補充した後に一番上になったカードの種類に応じて”捧げもの”が貰えます。これがゲーム終了時の得点となるのですが、4種類の捧げものには順位が付きます。あるタイミングで表向きや裏向きに、捧げものカードを捧げるのです。捧げないと得点にならないけど、捧げ過ぎるとカードが無くなってしまうという、在りし日のクニチーがデザインしたシステムに似たゲーム。1回しかプレイした事無いですが、これもオススメのゲームになりそう。
今回は、司祭カードを独占した流さんの独走を止めようと、二人で司祭カードを消しにかかるが、総枚数を把握し損ねていたので、後手後手に。僅差で追いすがるも無念の2位。

流:38 COQ:36 MOG:29

<EDO>

クイーンゲームズの江戸。小学生の息子と一緒にデザインしたなどという茶番はいけ好かないけれど、ゲームは面白そう。3枚のタイルを使用して、ラウンドの最初にアクションを選択。江戸の城下町に建物を建設して影響点を得ていきます。関所が鳥居のマークだったり、ボードの橋に「徳川家康」などと書かれていたりというところに終始ニヤつきながらもしっかりしたゲームでした。少しフレスコに似ている感じの、基本はワーカープレースメント。ワーカーの増やせるワーカープレイスメントでは、ワーカーを極限まで増やすというのがいつも取る作戦。12人居る追加のワーカーのうち6人を抑える事に成功し、後から一気に追い上げる。しかし、案外近かった勝利条件を先に達成されてしまい、最後はお米の数で決着して2位。クキー悔しいざまス。

流:13点 米勝ち COQ:13点 MOG:11点

<ファブフィブ>


重いゲームを詰め込んだので、最後は乳酸抜きに軽いゲームを。タンサンファブリックさんのイラストでも話題のリメイクブラフゲーム「ファブフィブ」。手札としてまわってくる3枚のカードを降順に宣言する。ただし、前の手番の人よりも大きな数を宣言しなくてはならない。当然、ブラフも可。ゲーム慣れしているメンバーで遊んでも、ついつい826なんて宣言してしまうので面白い。髑髏と薔薇の登場で、ブラフゲームはもはや購入の必要が無いかと思っていたけど、これは良いですね。大人数(10人)まで対応していますが、3〜4人くらいがオススメかな。

1回目 勝者 MOG
2回目 勝者 COQ


<楽しい動物園>


最後は流さん持ち込みの「楽しい動物園」を遊ばせてもらう。5つのラウンドからなる競りで動物園タイルを落札していき、道が繋がるように配置して、各目玉動物で集客を狙う。次のラウンドで補充される入札コインは、落札してきたタイルの枚数となるので、積極的な落札が重要。当初、輪っかになるとベンチが置けるというルールを、タイル自体だと思っていたCOQは大きく出遅れる。しかし、このゲームの得点はラウンドの数が得点の倍率という超ジャンピングチャンスババンク方式。必死の追い上げをみせたが、看板動物を流動物園に奪われ、失意の中閉園。今日は流さん絶好調。

流:140 COQ:136 MOG:104

以上7ゲームでした。

また宜しくお願い致します!!

2012/07/02

第0.95回TBGL宮原ゲーム会報告



こんにちは。

2012年6月16日(土)宮原コミュニテーセンターにてTBGLゲーム会を開催しました。
計6種類のゲームがプレイされました。

まぐろ漁船から降りた流さん、海賊船さん、MOGさんと4人でタップリとゲームを楽しみました。

<キングダム:ゲーム紹介はこちら>


他のメンバーを待つ間、まずは流さんと2人でクニチーの「キングダム」を。紹介記事にも書いていますが、2人には良いゲーム。3人4人と増えるにつれて、盤面は読めなくなるし、計算は面倒になるしでオススメしません。マグロ漁船から降りたばかりで地に足の着いていない流さんを序盤から制して、イヤラシいイヤラシいと言われながら勝利。

COQ:314 流:245

<イノベーション日本語版:ゲーム紹介はこちら>


ここで海賊船さんが合流し、ホビージャパンから日本語版が発売されたばかりの「イノベーション」を3人で。「くしゃみ」「グローリートゥローマ」等を発売し、特に後者で名を馳せた、カールチャデクの文明カードゲーム。1時代から10時代まで、人類の進化をカードと共に。アスモディから発売されていたころと比べると、大分カラフルになったカードで、大量のテキストも日本語で遊び易いです。基本的には、その他のプレイヤーに向けて無差別にロケットを発射し合うようなゲーム。ライトなノリで楽しむのが良。続けて2戦、1戦目はボロ負け。2戦目はボロ勝ち。要因は…わかりません。

1戦目 勝者:海賊船
2戦目 勝者:COQ

<テネリフェ>


MOGさんが合流し、海賊船さんが離脱。3人でホルシュタインシュピーレという新興メーカーの「テネリフェ」を。5種6つのアクションを秘密裏に選択し、1枚ずつ配置していきます。一斉にオープンした後は、アクションを早い者順で解決。ただし、欲張ってアクションの内容を読まれ易くなったプレイヤーには、盗賊が襲ってきます。読んだり読まれたりが楽しい、良くまとまったゲームです。プレイ時間も短くて手軽に楽しめるオススメゲーム。ゲームは、終盤に盗賊をうまく配置して他プレイヤーのアクションを連続で盗む事に成功したCOQの勝利。

COQ:38 MOG:33 流:29

<バヌアツ>


続いて、2012年の隠れた名作ゲーマーズゲームと噂される「バヌアツ」を3人プレイ。その流通量の関係からか、賞へのノミネート等は聞こえてきませんが、デザインの厳しさ/綺麗さは群を抜いています。先日4人でプレイした時に非常に評判が良かったので、3人でも試しに。特筆すべきは、そのアクション選択。クニチーがこのシステムだけでゲームを作りそうなくらいの鋭い競りシステム。5つのビッド駒を順番にアクションスペースに置いていき、解決フェイズでは単独優勢となっているアクションのみ選択できるという厳しいルール。もしも単独優勢なアクションが無い場合は、、その手番には何も出来ず、駒を引き上げるしか無いという恐ろしさ。はまりよう(はめよう)によっては、あるプレイヤーが何も出来ないままにラウンド終了したりするので、見た目の南国な雰囲気とは裏腹にゲーマー向けゲーム。普段は温厚なプレイヤーも無口にならざるを得ない展開。アクションを使用して、バヌアツ諸島で観光客を誘致したり、魚を釣ったり、財宝をサルベージしたりします。はまりまくってアクションがまったく出来なくなり、ほぼ脱落状態の流さんを横目に、激しいデッドヒートを繰り広げるCOQとMOGさんの明暗を分けたのは、わずか1金の差でした。

COQ:78点(売店4)(5金) 
MOG:78点(売店4)(4金)
流:62点(売店3)(3金)

<アッティカ>

続いては、MOGさん持ち込みの「アッティカ」。カサソラ・メルクル作の少し昔のゲームです。都市建設計画の表を見ながらタイルを引いていき、盤面のリソースを利用しながら配置していくゲーム。都市計画通りに繋がる建設を行う事が出来れば、リソースを消費しなくても済むので非常に有利。写真のチップは、建設済みであることを表すためのもので、MOGさん自前です(ナイスアイデア)。勝利条件は目的地同士を繋ぐか、全てのタイルを置ききるかなのですが、前者にはかならず一致団結した邪魔が入ります。誰もが1度は勝つチャンスがあった中、MOGさんが全てのタイルを置ききって勝利。1手差で流さんが2位でした。

MOG:勝利 流:1手番差 COQ:2手番差

<ザ・ギャング>


最後は軽めのものをということで、衝動買いした「ザ・ギャング」を遊んでもらう。3つの街にならんだギャングカードに対し、各自が秘密裏に選択したカードを適用し、ギャングを捕獲する処理をします。ギャングとは、2種類あるカードの同種が2枚以上並んでいる状態。これを異種のカードで挟むことができれば、挟んだギャングを手に入れることができます。各カードは数字順に並んでおり、解決は出した数字の大きさによるので、軽い読み合いを交えながらのゲームです。プレイ感は、そう…6ニムトにそっくりです。少し考えどころのある6ニムト。今回は、各街が平和で、中々捕獲できるギャング団が出現せず(カードが交互に並んでしまいがちだった)ロースコアゲームの長期戦に。山札の枯渇まで粘り、最後に3枚のカードを手に入れた流さんがついに足を地につけて勝利。

流:33 COQ:30 MOG:20

以上6ゲームでした。

また宜しくお願い致します!!

2012/06/24

神田 書泉グランデに行って来た

こんにちは。
今日は、雨が降るか降らないかギリギリの当落線上でした。

久しぶりにスカッと辛いカレーが食べたいということで、神田の有名店「マンダラカレー」に足を延ばす事に。

神田と言えば、輸入ボードゲームを取り扱っている「書泉グランデ」が有名。折角なので、ついでに寄り道をしてきました。調べてみるとこの2店、とても近いんですよ。


まずは、駐車場。
神田の近辺にはコインパーキングも幾つかありますが、滅茶苦茶狭い&一方通行で正気を保てない感じです。そこでお勧めは、小学館ビルの駐車場(三田線神保町駅A8出口)。通常は立体駐車場なのですが、平たい車や背の高い車はテナントの前に停めさせてくれるのでありがたいです(30分200円)。

電車で行くのが一番ですけどね。


ここから歩く事3分程。
周りに本屋さんが増えて来たなー、と思って上を見上げると「書泉グランデ」がそびえたっています。

早速、3階の輸入ボードゲーム売り場へ。


階段を上がるとすぐ、日本のメーカーが販売している日本語版がズラリと並んでいました。噂のジーピーカタンダイスから動物将棋まで。COMPANY:BOCGなど同人ゲームも幾つか並んでいました。「電力ロボット日本語版」がチラつきましたが、グッと我慢。(お店の人の許可を得て撮影しています)


奥には、ところ狭しと輸入ゲームがずらり。クトゥルフからウォーゲーム、そしてユーロゲームまでと幅広いラインナップ。定番から結構古いものまで、内容も幅広いですね。ギャラクシートラッカーや将軍なんていう日本では手に入り辛くなったタイトルも並んでいました。ちょこっと値は張りますけどね。オークションよりはマシかな。


ボードゲームを販売しているお店に行くと、どうしてもカードゲームコーナーに興味が集中。怪しいゲームは置いてないかな?と。見た事無いゲームも結構あったのですが、値段と折り合いがつかず。1つだけ、探していたゲームがあったので捕獲して撤収しました。


続いて、本来の目的である「マンダラ」へ。美味しんぼの24巻「カレー勝負」の取材先としても有名?なインドカレー店です。


お目立ての「バターマサラ」カレー。チキンとシュリンプがありますが、今日はシュリンプで。トマトとタマネギの甘みとバターのコク、辛みの効いたスパイスがたまりません。


首都高を飛ばして帰宅し、戦利品をパチり。骨折ゲームズさんの「パレード」をZ-MANが小箱カードゲームのラインナップに乗せたやつです。ずっと欲しかったのですが、売り切れなどでチャンスに恵まれず、少し割高を承知で購入しちゃいました。プレイ感等はまた後日。

実際に箱を手に取れるのはいいですよねー。

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