2022/02/14

The Board Game Laboratory - Rebooted!!!

 久しぶりの投稿になります。


TBGLのサイトが移転して復活しましたのでお知らせをさせていただきます。

新しいアドレスは:

https://tbgl-r.com/

です。


よろしくお願い申し上げます。


COQ

2014/11/17

ゲームマーケット2014秋に参加してきました

こんにちは。



2014年11月16日(日曜日)にビッグサイトで開催された「ゲームマーケット2014秋」に参加してきました。

今年も混雑が予想されたため、昼過ぎくらいに行けば良いかなという軽い感じで。その軽い感じが事前の準備にも波及してしまい、カタログも現地購入&下調べまるでなしという状態で。

下調べをしないということは人気の同人ゲームなどはなから手に入らないということで、ほぼ知人への挨拶や有名なブースをふらついたりするのが目的でした。

到着したのは午後0時過ぎ。
到着前に「ヘルウィグ」も含めて完売のツイートが流れており、早速目的の1つを失うなどしながら人生3回目?のビッグサイトへ。

会場は人の山。
話題になってるちゃがちゃがゲームズさんの前には確かにこの時間でも列ができてました。ツイッターでしかお話したことのないjun1sさんに実際にご挨拶することができて良かったです。印象よりも全然背が高くて面食らいました。

続いてゲームフィールドさんのブースへ向かい、こちらも普段ツイッターとかモンスターハンターとかでお世話になっている店長と奥様にご挨拶。さらにSHOYOUで本日欠席のあきおさんに頼まれたものを購入。僕も「パンでさよなら」を買いました。この時点で商品が殆どなかったので、倍の量を搬入しても売れたかもしれませんね。


さらに!テンデイズゲームズさんではクニチーの「インフェルノ」日本語版イラストを担当されたスーパーログさんのサイン会。一通り挨拶を済ませた僕を会場に繋ぎとめたのは、ほぼこのイベントの力です。一人一人に丁寧にイラストとサインをされていたスーパーログさん最高です。こういうイベントがあると盛り上がるし、会場に行く価値ありますよね。



帰る間際にはずーっと興味のあった「バックギャモン」を協会の方に教えて貰って遊びました。所謂西洋すごろくってやつで、交互に2個ずつサイコロを振って、自分のコマをゴールへ向かわせるゲームですね。一本線の両端から初めて、お互いに自分の色のコマがすべてゴールすれば勝ちみたいなイメージです。用具がオシャレなので、飲みながら遊んだりするのがいいですね。


あとは中古を幾つか覗いたりして、荷物を全部ゆうパックで送って退散。
その後は友人と飲みに行きました。


後日届いた戦利品。

総合して、昔のゲームマーケットと比べるとあまりに規模が大きくなり、床売りやオークションなどの手作りのイベントが完全に姿を消してしまったお陰で宝探し的な楽しみはほぼなくなってしまったように感じます。人気のゲームは大概が予約制となっていますし、事前準備をしておかないと当日やること少ないなーという印象です。行くなら事前準備しましょう(笑)。

自主規制

去年のリトルエッセンのように、同人中心のゲームマーケットと中古&メーカー新作販売のリトルエッセンを分けて開催してくれると嬉しいなー。

2014/06/02

ゲームマーケット2014春に参加してきました

こんにちは。
2014年、6月1日に開催されたゲームマーケットに行って来ました。今年のメインは床ウリとBGGの中の人の買い物を手伝うことでした。


 なんだかわかりませんが、今回からゲームマーケットのキャラクターのようなものがデザインされたようです。会場では見かけなかったような気がするので、どこまで本気かはわかりません。


天気は快晴。この日は朝から1000人以上の人が待機列を作ったらしく、外に並んだ人達は大変だったようです。会場周辺にはカタログを買い取ったり安く売ったりする「ダフ屋」的な人達も居たようです。今後、問題になっていきそうな気がします。

COQは欲しいものの予約はしていたし、電車の椅子取りゲームのような争いが苦手なので10時半くらいを狙ってトボトボと行きました。1000人以上並んでいる激戦区から早い者勝ちのものを手に入れるなんて箸よりも重いものを持った事の無い僕には無理です。床ウリの荷物は前々日にゆうパックで搬入済みでしたし、出店者として事前に入れるのも1人でしたので、そちらは手を挙げた勇者におまかせ。



で、開場。毎年の風物詩である待機列運営への文句のようなツイートはみかけなかったので、今回はスムーズに運営されたのでしょうかね。で、今回は西4という広い会場でした。天井も高く、空調もそれなりに効いていて、最後まで不快指数は低かったように思います。以前のゲームマーケットと比べると凄く女性かったような気もします。フリー卓が復活しており、買ったゲームを直ぐに遊べる状態になっていたのは良かったですね。

どうやら謎解きイベントのようなものも行われていたらしく、途中通路がかなり混雑する時期もありました。最終的には6500人くらい来場したようですので、大きい開場とはいえかなりの混雑でしたね。


近年、カナイ製作所の活躍などで日本の同人ゲームに対する海外からの感心が増しており、今回のゲームマーケットではあのボードゲームギークの中の人ことEric Martin自ら(恐らく翻訳サイトを利用して)ツイッターで買い物の協力者を募るという面白い事がありました。折角なのでゲーム仲間の常勝タムラさんと一緒に彼に協力してあげることにし、メールベースでオススメのゲームを伝えたりしてエリックが欲しいというゲームを日本から送ってあげることになりました。

様々な出店ブースの関係者やエリックと面識のあるお店の方などの協力を得て、なんとか20数個のゲームを集めることに成功し、これからそれぞれのゲームに各デザイナーさんへの連絡先をつけて米国に送るつもりです(関係してくださった皆さんありがとうございました)。


余談ですが、エリックマーチンというのは有名なロックボーカル(Mr. Big)に同姓同名の人が居るので、混乱を招きましたw そもそも、最初はTBGLのことも伏せてお願いをして廻っていたお陰で、「エリックマーチン氏から頼まれまして…」というお願いをしてもただの怪しい人でしたね。

ボードゲームの世界交流の一旦を手助けできたことで、日本の義務教育(英語)も捨てたものじゃないと思いました。


その後暫くは自分が予約したゲームの引き取りに開場を周回。どこも長い列ができていました。ゲームは殆ど予約して手に入れたのですが、当日分の用意が豊富なところは少なかったようで、列の中でも予約していない人が断られるケースを多々目撃しました。事前準備超大事です。規模が大きくなり、人が沢山集まる様になって大分楽しみ方も変わってきましたね。


会場内で「カジノロワイヤル」のオビー湾ダフるさんと「ジョーコデルモンド」のあきおさんに合流し、しばしゲーム集めをした後に昼食。安定のアルコール接種です。

ゲームマーケットとは関係ないマリオカート8の対戦レギュレーションの話でハンドルを発注することになったり、あきおさんのエロいトークを堪能したりしました。


その後、床ウリの時間も終了。結局最後まで勇者ヒガ氏が店番をやってくれました。3度目ですが、結構売れるものです。お陰で今日の買い物の分は完全に浮きました(その前に売った商品を定価で買っているわけですが)。


その後はちょっと場所を移して購入したゲームを遊びました。

<シンデレラが多過ぎる>
カードをプレイすることでシンデレラを特定する条件を厳しくしていき、最後に手札に遺っているカードからシンデレラを輩出することを目的とするゲーム。ゲーム中、各自が一度だけ条件提示を否定できるトークンの使いどころが肝。去年の「メイクルール」というゲームをもっとシステマチックにしたようなゲームです。条件提示と手札に残るカードの厳しさが薄いので、それほど濃密なゲームではないように感じました。全体のカードを把握して条件を提示していくことを楽しむゲームですね。カード把握要。


<マスクメン>
キャッチーなアートワークでプロレスを題材としたアレ。流行の”進行中にスートの強さが決まる○○”ってやつです。今回の○○は、大貧民でしょうかね。添付の説明書ではゲームのルールを把握することが異常に困難な作品。スートの強さを表示するためのトークンが半欠けになっているのですが、強さの並び順は必ずしも一列でないところが混乱を招きます。複雑なスートの関係を平面で、しかもトークンのデザインで一列になるように錯覚させてしまったところが敗因。あまりに難解な説明書に疲れ、意味不明な反面のみのエンボス加工などにも怒りが飛び火してスリーカウント。ゲーム自体は前述の途中で強さが決まる大貧民なので悪くはないんじゃないかとは思いますが、スートの力関係の把握が現状の内容物では困難なので時間がかかり余り遊びたくないかも。プロレスラーは体だけじゃなくて頭も必要なことを訴える怪作。

ルール解読に時間がかかり過ぎて2ゲームで終了。


結局、手本引きやらコンセプトの日本語版先攻発売やら、買いのがしていたサンマルコやらオビ湾から盗んだカルカソンヌ本やらで結構散財。

今回も色々な方とお会いできて楽しいゲームマーケットでした。大分規模が大きくなってきて、同人ゲームの色が濃くなって来て、かつて輸入ゲームや中古の掘り出し物をみつけに行っていたイベントとはかなり内容がかわってきています。この大規模なイベントを全て体験しようとしても楽しみきれないので、予約と事前準備を駆使して自分の可能な範囲でひっそりと楽しむのが良さそうです。その分、小学生やら家族連れやら裾野が大きく広がっているので、これはこれで良いのでしょうね。

関係者の皆様おつかれさまでした。


<まとめ>
まぁとにかく「SWAN PANASIA」はスワンパナシアではなくスパンパンアジアだということが判明したことが人類にとって最も大事な事でした。















2013/12/31

2013年のご挨拶

早いもので、今日12/31で2013年もおしまいです。

今年は私生活も激動の1年でした。
長年続けた研究職から足を洗い、世界中を訪れる職種に転向したかと思えば、9月には会社ごと変わってみたり。お陰でHPを更新する速度が鈍ってしまうこともありましたけど、たまに励ましの言葉を頂いたりして、なんとか細々と続けてこれました。

それでは今年度のアクセスデータを紐解いてみましょう。(ちなみにこのページは2010年にスタートし、2011年の1月に現在のアドレスで再スタートしています。)

まず、12/29の時点で”今年度このページを訪れて下さった方ののべ総数”は、135047人でした。



その大半はGoogleの検索からのようです。
その次はダイレクト、所謂ブックマークってヤツですね。
その下には有名ボードゲームサイトが並んでいます(リンクありがとうございます)。

平均滞在時間は2分間とのことですので、約30万分をこのHPで過ごして頂いたことになりますね。始めた当初、1日の訪問数が数人でそのほとんどが管理人だったことを思い出すと感慨深いです。

始めた当初、友人から「絶対続かねー」と断言されたHPでしたが、案外続いていて自分でも驚いています。

ちなみに、個別のページで最も注目度が高かったのは、マジでマヤい「ツォルキン」のページでした。




これは2013年の訪問者の推移ですが、更新をさぼっていた期間に見事に影響がでています(笑。しかし、その期間中にもコンスタントにアクセスをして下さる方々が居て、うれしいですね。


こっちは開設当初からの訪問者の推移。継続の力を実感せざるを得ないデータです。近年急速にボードゲーム人口が増大し、母数が増えた結果なのかもしれませんが、更新し甲斐があります。

今年度も沢山のゲームを遊ぶことができました。その中でお気に入りのゲームについてはこちらのTBGL AWARD2013を参照してください。

元々このページはゲームの紹介やリプレイ記事でみんなで楽しみを共有しましょうってコンセプトから生まれたわけですが、幸せなことに管理人本人はこのページの知名度のお陰も手伝って、色々なところで声をかけて頂ける様になり、今年度も色々な方々に遊んで頂けました。

TBGL会に参加してくれた面々、じゃむたん通信のkarokuさんふうかさん零壱さんを始め、カジノロワイヤルのオビ湾氏、タムラ氏、和訳神、いたる氏、タナカマ店長、川口ゲーム会のおばれい氏らそしてジョーコデルモンドのあきおさん夫妻。

ジョーコデルモンドを見てゲームを買って積んでいた時代が嘘みたいですね。

ゲームをコミュニケーションツールとしてみる向きに興味はないですけど、面白いものを共有することによるコミュニケーションの拡がりに感謝してやまない一年でした。センスに長けた顔ぶれと囲む卓での新たな発見にも感謝したいです。

最後に、貴重な時間をつかってTBGLを訪れて下さった皆様、ありがとうございました。

来年も元気に楽しめますように!

良いお年をお迎えください

TBGLに戻る!!






2013/12/02

リトルエッセンに行って来ました!

2013年12月1日(日)に行われたリトルエッセン~ボードゲーム収穫祭~に行ってきました。場所は浜松町、天気は幸いにも快晴でした。



 このイベントは、例年日本での新作販売の場となっていた”ゲームマーケット”が“ドイツエッセンシュピール”から間もなくの開催となったため、日本での新作の販売の場としてニューゲームズオーダー(NGO)の沢田さんの発想で始まり、有志の尽力を以て開催されたと聞いています。事前に出店ブースごとの整理券付き入場券が発売され、買ったゲームをその場で遊べるプレイスペース(有料)も用意されていました。

 ところで、本人のツイートをご覧になった方は知っているかもしれませんが、このイベントの発案者である沢田さんはお仕事の都合で広島出張で不在。当日はプレイスペース広島のブース(リトルエッセンには出店せず)に現地で並ぶというギャグを遺して広島に旅立ったと同じくNGOのヨシダさんから聞きました(笑)。



 さて、9:30頃に開催場所に入場し、指示に従ってテンデイズゲームズの列に並んでいると9:50頃にヨシダさんのややナチュラルハイ気味の声で場内アナウンスが入り、ひと悶着(9:50に開場するかもしれません、いや無理ですみたいな)あった後に無事10:00に拍手とともにスタート。

 列はテンデイズとバネストに長いのができていました。すぐ隣の列はメビウスゲームズで、実はこちらでも購入したいものがあったのですが、ここで誤算。

店舗によって列の進むスピードが全然違う!品揃えの豊富なブースは列の進むスピードが遅い!

 ってことで、みるみるうちに買おうと思ってた「サンスーシ」と「ワードバスケット10周年版」がなくなってく(ちなみに、購入は買占めができないように制限されている店舗が多かったようです、ナイス)。

 そんなんでテンデイズで挨拶も早々に目的のゲームを購入し、急いでメビウスに並ぶも、目の前(嘘、2人前)で「サンスーシ」売り切れ。しかし!神は居ないのかと思っていた矢先、奥から箱の中にまだあったと奇跡的に1つ追加されて買えましたw。ラッキー。

 参加者の多くは購入目的だったみたいで、購入後姿を消すヒトが多かったように思います。なので、プレイスペースは結構空いていて落ち着けました。今回COQは群馬の雄「チームじょいふる」の面々と埼玉を代表して(大嘘)戦ってきました(遊んで頂きました)。

以下遊んだゲームの感想。


UGO!
 オランダ?かどこかの領土拡大型トリテ。弱いカードは領土の拡大や他人の邪魔ができ、強いカードは得点の獲得ができる。カード運でやる気を失うことのない良作。イイネ。


パルミラ
 パックスやペロポネソスなどPなゲームばかりだしているレーベルの新作。タイルを配置して領土拡大(タイルの獲得)をするか得点を得るか。パズルライクなプレイ感で一発逆転や他人の邪魔もできる。ここのゲームは無骨な感じがするけど渋い。ケニツィア好み。買って損なし。


サマーリゾート
 リゾートで遊ぶゲームかと思ったら経営するゲーム。カードだけで全てを表現するとどうしてもごちゃごちゃするけどこれは(わかれば)結構すっきり。ランダムの天候はどうなることかと思ったけど中々良いゲーム。箱絵秀逸。


ダチョウレース
 ダイスを利用した「アンダーカバー」というか「僕は航空管制なんちゃら」。最初に配られた順位予想カード通りにダチョウを動かす。ダチョウを移動不能にするのと可能にするアクションが1:1の関係なので最後こう着するのが難点か。パーティゲーム枠。


 ゲームで遊んでいる間に、メビウスゲームズ主催のミープル早積み大会が開催。残念ながらエントリーはできませんでしたが、こういうの良いですね。

 今回の運営は(個人的に)かなり良かったと思っています。イベントを良くする色々なアイデアが実践されていたように思いますし。事前の整理券購入制度というのもその一つで、これは出店者・参加者ともに利益があったと思います。出店者は自店にどれくらいのお客が来るのかあらかじめ予想できるし、参加者は朝暗いうちから並ばなくてもよいというところとか。

 全体的にイベントは整然と開催され、最初の列が掃けた後は混雑らしい混雑はなかったことから、ゆったりと楽しむことができました。その分お祭り的な雰囲気は薄らいでましたけど。それにしても、同人ゲームと流通ゲームで趣きを異にする人々が同じ場所に集まり結果混雑するのは効率的でないと思うので、別々の開催は個人的に大歓迎歓迎です。

 また、店舗ブースもある程度余裕があり、メビウスおやじさんやタナカマ店長が会場を廻っていて色々と話せたり、ゲームのインストをしてくれたり、バネストの中野さんがミープル積みに興じていたりととても参加者と開催者の距離が近く、古き良き時代を思い出すとても素敵なイベントだと思いました。次第に周知されると混んでくるので今だけの楽しみかなとは思いますが楽しかったですね。唯一、ご飯を食べるのに荷物を全部片付けなくてはいけないのが大変だったので、弁当付き券も販売してくれると助かります。

 あぁ、あとゲームが間に合うように設定された開催日はそれでも準備がとても忙しく、間に合わなかったゲームもあるそうです。個人的にもここは心配していたところだったので、来年はもうちょっと開催を遅らせてもいいかもしれませんね。

 開催者&参加者のみなさんお疲れさまでした!  


 購入物一覧。 クー拡張は評判が良ければNGOで扱うかもしれないそうですが、予定は無く今のところは全世界400部限定とのこと。ワードバスケットの10周年記念丼はなんと50部限定(シリアルナンバー入り)でした。


 その他、噂のタナカマ本を購入し、森木の子先生のイラスト付きでサインを頂きました(さん江ってのがナウでヤングじゃないですねー)。     

来年も楽しみ!

TBGLへ戻る!!

2013/11/06

ゲームマーケット2013年秋に行ってきました!

こんにちは。
ブログのほうも久々の更新です。

11・4、東京ビッグサイトで開催されたゲームマーケットに行ってきました。


生憎の天気でしたが、出発する頃にはなんとか持ち直して帰りまで傘をさすことはありませんでした。この日はジョーコデルモンドのあきおさんとなんとなく10時くらいに待ち合わせて途中でタムラさんと合流しての1日でした。

着いてみると外でカタログを売っていたので当日価格1000円にて購入。どうやら前売りは1200円らしいことをあきおさんに伝えると

あきお「けったいやな、どういう商売や。」

と。元々は朝から並べる権利(それもどうかと思いますけど)として数百円前売り代を上乗せしていたらしいですが、今回の会場では外で買えるようになっていたのでそれも曖昧だったとか。前売り用のカタログは小売り側の完全買い取り(返品付加)だったりと色々とキナ臭いですね、相変わらず。

今回はエッセンから開催が近過ぎるとのことでメーカーの新作は殆ど並ばず、同人メインのゲームマーケットとのことだったのでメーカーの品重視のCOQは全く並ぶ気なんてありませんでした。最近は気になる同人ゲームは作者の努力のお陰で予約できますし。


なーんて入場したら10時過ぎの段階でこの混雑。整理券を配ったりしてるところは既に終了。当日分は完売みたいな。いや凄い熱気です。


予約したゲームを受け取ったりしながら暫く過ごし、お世話になっているゲームフィールドさんが初出店とのことでご挨拶。くまモントランプとムガルのプライヤースクリーンを求めながらご挨拶するも、ブースが盛況でゆっくりとはおしゃべりできず。やさしそうな奥様がCOQとあきおさんに1オクターブの差をつけていたのがショックでしたw 名作ジキルとハイドが並んでましたが、保存品を置く程家のストレージスペースに余裕がなくなってきたので断念。

ホビージャパンやアークライトのブースにも人だかりが出来ていましたが、めぼしいものはあまりなかった印象。アークライトの新品「ビール公爵」とかが1500円くらいだったので、欲しい人には良かったのかも。


今回のゲームマーケットでは、とんがったお姉さんが結構居たりして、「あぁ、とんがったお姉さんを呼んでも採算がとれるイベントになったんだな」と実感。一般の参加者の中にも女性が多く見えて、趣味の一般化を強く意識しました。その後試遊卓でグランティングの新作など遊ばせてもらったり、同人ゲームの試遊をさせてもらったり。

あのトゲに刺さりてぇと言ってきかないジョーコおじさんの顔があまりにシマラナイので頭部は自主規制。いやぁ、別の楽しみが広がりましたね。

めぼしいものを受け取ったり遊ばせてもらったりした後は、新作があるでもなく中古の掘り出し物があるわけでもなかったので知人への挨拶がメインに。エッセンの新作はこの後開催予定のリトルエッセンで、中古ゲームは最近盛んなボドゲフリマで、と役割の分担が明確になってきました。


途中、モジャモジャの化身・暮らボーのサーカワカミにあきおさんとタムラさんが捕まり事情聴取。この様子はそのうち暮らボーにアップされることでしょう。


今回はフリープレイ卓が完全に姿を消したので、場所を移動して買ったゲームを早速遊びました。写真は「たねまき」。ボーナンザ+ケーキ切り分けシステムの完成度の高いカードゲーム。アミーゴの黄色い小箱に入ってアニュアルなリリースの1つとなってもおかしくない出来。

フリー卓が無い事は自分的にはかなり不満でしたが、フリー卓が無い事は入場者の回転率をあげたり、試遊卓の人気をあげたりという効果があり、悪い事ばかりではないのかもしれませんね。


あまりにヤバかった「Make rule」。気に入らなければ燃やしてもいいというサークルの方のお墨付き。こういう振り切れたゲームが手に入るのはゲームマーケットならでは。


究極に良心的な大気圏内ゲームズさんの「もてねば。」しっかりしたエリアインフルーエンスマジョリティもさることながら、テーマから自然と誘発される大人同士の下世話なモテ論が楽しい。いや、実際この時の様子はとても文字には起こせません、ゲス過ぎて。他のサークルの脅威となるほどの内容とコンポ、凄いです。


最後はもう一度会場に戻ってCUBEの店長さんと変態的にエプロンの短いK・テレストレーション・ライナーおじさんやそのボスに挨拶。


ちょっと早めに会場を後にして、帰宅して戦利品をぱちり。買えないと思ってた「キャットファーザー」が買えたのが収穫。普段ゲームをしないうちのヒトも気に入ったみたいです。

今回は全体的にショップのブースに人だかりはあまり出来ていませんでした。エッセン新作を販売することが難しい日程での開催で新作が無いのですから当然なのかもしれませんが、ショップ側にとって参加する意味を探すことは結構難しくなっていくのではないかと思います。また、中古ゲームもそれ程沢山並べられておらず、昔のように探していた良作が見つかる!なんてことも無い感じ。これも、有志によるボドゲフリマがこの役割を代替しているのではないかと思います。この先、ゲームマーケットは同人ゲームに特化したイベントになっていくのかもしれませんね。寂しいですけど。でも知人に会えるのは相変わらず楽しい。


TBGLに戻る!!

2013/06/03

ボストン出張報告

こんにちは!
お久しぶりです。5月はずーっと海外出張に出てました。出張中は激務で、HPを更新している余裕がありませんでした。しかも、半年の定期を買ったのに、そのうち2ヶ月は外国に居るという割引を活かせない感じで…orz。

5箇所程移動したのですけど、その中でボストンのみゲームショップを訪れる機会に恵まれたので、その報告です。


ボストンといえば、レッドソックスの本拠地。ホテルは100年の歴史を誇るフェンウェイ球場の裏でした。


で、バスに乗って目的地(ボストン郊外)を目指します。ちなみに運賃は先払いで片道2ドル。



ついたのは「The Game People Play」というお店。外のショーウィンドウに「サンマロ」が飾ってあったりして、大分期待できる!


近づいてみると「エスケープ」や「テレストレーション」も置いてありますね。


店内奥には、ユーロゲームが沢山並んでいました。チケライとか、ベーシックなものは殆ど揃っていて、お客さんも結構来ていましたね。


結構昔からあるお店らしく、アバカスシュピーレの「アリババ」とか、レトロなゲ―ムも売れ残ってました。


入手難になってきてる「楽しい動物園」とかも埃を被ってる感じ。


中央のテーブルにはセール品としてハンスの薄箱シリーズが12ドルの投げ売り。「クフ王」なんて日本で売ったら5000円くらいになりますよね。


さらにさらに、棚の上にはかなーり古いアメリカのゲーム(経済ゲーム中心かな)が売られていました。欲しい人には宝かも。


少しだけ買い物して、最後は恒例の店主インタビュー。この方がこのお店のオーナー。仕入れも全て彼女が行っているそうです。グレイトな品揃えを褒めるとノリノリに。


というわけで、お店のロゴ入り袋を持って再度撮影。彼女自体はゲームを遊んだことは殆どないそうです。それなのに、フェルトの「ブルゴーニュ」を大量に仕入れていたりと、ダイナミックな人です。


結局買ったのはこれだけ。カードを置く”3つの釜”が付属しているクニチーのポイズンとその他。3つで35ドルくらい。

他の出張先でもゲームショップを探したかったのですけど、忙しくて…残念。

出張後の処理が終わったら更新も再会したいと思ってます。
ではー