2013/04/29

ゲームマーケット2013春

こんにちは。
2013年4月28日、東京ビッグサイトで開催された「ゲームマーケット2013春」に参加してきました。今回も前回に引き続いて床売りバザールにも参加です。


今回は、浅草の会場の都合で会場が東京ビックサイトにて開催されました。りんかい線国際展示場駅から歩いて7〜8分くらいの場所にあり、階層をまたがずに大きな面積をとれる立派なイベントスペースです。参加人数も増えてきたので、個人的にはこれからもこの規模の建物を利用して欲しいですね。


9時前時点での待機列。ツイッターでは阿鼻叫喚な様子が呟かれていましたが、この時点ではかなり整然としてました。これも、狭い部屋に並んで奥の扉に少しずつ消えて行く仕様より全然良いですね。ホント、浅草の待機列が消えて行く扉の先がガス室に思えて怖いですし。

最終的には1500人が並んだのだとか。


今回は、バザール出店者として設営のため待機列には並ばずに入場。これは楽。今回バザールの事務処理を一手に引き受けたお陰で他のメンバーから慰労の言葉を多数頂いたけど、並ばなくて済むのは結構楽です。ナイショですけど、バザールメンバーはこんなところ見ないので大丈夫。


バザールのスペースには既に我々の荷物も届いていました。他の方がスーツケース1つなどで来られている中、うちだけが規定マックスの段ボール6個。ドゥーム騎士団渾身のクソゲー放出です。

見ての通り、到着時にはまだ空間が与えられただけだったので、この後会場ギリギリまで地面にテープを貼ってスペース区切り。相変わらず綱渡りの運営方針のようで。


他のブースの方々も出店の準備に大忙し。それにしても天井が高いですね。そのうち、ここに天井からタペストリーを垂らすようなブースも出てくるかもしれません。


こちらはホビージャパンのブース。箱潰れ品が結構お安く売られていました。某駿ナントカ屋さんよりも安かったです。


やっと出店場所が決定し、隣に娘さんとお店を出されていたシアン化ヒロシさんとビニールシートを共有しながら急いで出店準備。すると突然、

「会場時間を10分早めます」

という場内アナウンス。その勝手な予定変更に怒りを露にして吠えるバネスト中野さん、トイレ個室の安らぎから、ベルトを締める余裕も無く駆け戻るタナカマさん。とても用意が間に合わない!

と、思ったら。テンデイズのジャパネットじゃない方のタカタ君が出店を手伝ってくれました。ドゥーム評議会で苦痛しか感じられないと評された「マフィアダラー」も和訳付きで出品。


そして、会場。早速足を止めてくれる方々。幾つかレアものが混じっており、それらにはヤフオクで付くであろう値段の半額程度を目安に値付けしていたのですが、あっという間に売れてしいまいました。

外国人のお客さんも結構いて、英語喋れるか?と聞かれて接客したりしました。日本発の世界水準同人ゲームに英文ルールが無いことを残念がっていましたね。


会場直後、あっという間に人で一杯。取り敢えず、しばらく店番をしてから自分も予約の品を取りにいきました。あと、書泉やナイトフライトシュピーレあたりをまわって絶版物の探索。欲しいのは幾つかあったけど、値段が高くて手が出ず。カナイさんのところでプロモを貰ったり、買う予定でなかった500円ゲームを手違いで購入してしまったり。

会場内を徘徊して思いましたが、レイアウトをもう少し工夫して欲しいですね。一般ブースの出店場所はかなり密になっており、ブース番号の表示にも規定が無いようで、すぐに迷子になってしまいました。

この人だかりで、人気のブースではあっという間に完売してしまったところもあったようです。


一段落して見回してみると、壁面に配置された主にショップなどが利用する大型ブースには人がまばらです。これはきっと、大型ブースをりようするようなお店の商品は通販で購入できるからで、お店のほうも名前を有名にするほうに投資している感覚なのかもしれません。


振り返って一般ブースを見てみると未だ黒山の人だかりです。また、ゲームマーケットで交流を深めるためのフリースペースは数える程しか用意されていませんでした。このアンバランスさで一般ブースの中心部にはかなり覚悟しないと飛び込めません。

これらを見て、運営の方々には是非見直しをお願いしたいですね。聞くところによると、出店者からはかなり高額なブース料を徴収しているようですし。あまり商売気ばかり感じられると衰退も早いのではと心配になってしまします。


店番を和訳神にまかせ、お昼はビールとパスタを食しました。結局この日はビール3杯、ワイン2杯のみました。何しに行ったんだか。


終了間際、まだまだ残る商品を一生懸命売ってくれる踊るモヒカン、ヒガガガ氏。そろそろ看板商品も無くなってきて、通りすがるお客さんの目線も冷たくなってきました。汚いものでも見るような目つきで見られる様子楽しむ余裕の有る和訳神と踊るモヒカンには脱帽。

良いゲームでも知名度が低いと売れないのを今年も実感。最後は恒例の捨て値。マフィアダラーは最後まで売れ残って100円で貰われて行きました。。。


途中、会場内の電気が突然消灯しするアクシデント。理由はわかりませんが、「電気がなくても遊べるイベントなのでそのままお楽しみください」という、うまいこと言いましたみたいなコメントが流れていました。

その後、無事バザールも完売し、他にブースをまわるようなエネルギーも無かったので早々に会場を後にして撤退。

バザールの売り上げは15万円以上。国内流通していないようなゲームも和訳付きで売られたりしていてそれなりに需要があったみたいです。実際、隣の店舗ブースで売られている新品が半額でしたからね。早速、集計して分配。少し額が合わなかったもののどんぶり勘定で凌ぐ。流石、海のもとも山のものともわからないゲームに日々財を投じているメンバーの心は広い。


その後、場所を移して購入したゲームを幾つか遊びました。


中でも「どんぶりこ」というゲームが500とは思えない面白さで○。ただ、カードが薄くて裏側が透けてしまうのが×。重版は是非、裏面を黒くして下さい。


その後、中華料理屋で夕飯を食べて帰宅。購入したのはこの写真のものだけ。「落ち穂の問題」は和訳付き新品が1000円だったので衝動買い。手違いで購入した500ゲームはあげてしまいました。段々、ゲームマーケットでお金を使わなくなってきましたね。ゲームは普通にお店で購入できますし、欲しい中古も殆ど無くなってきましたし。

お金を使わない分、ゲームマーケットで交流を深めるウェイトのほうが大きくなってきました。一緒に遊んだことのある方とお話したり、普段ツイッターでしか交流の無い方と実際にお話したり、外国人に日本のゲームについて感想を聞いたり。

しかも、今回はオビー湾ダーフールの紹介でジョーコデルモンドのあきおさんとmiaさんにお会いすることができました。レビューの文章そのままの軽快な方でしたね。また少し、交友関係が広がって嬉しい。

というわけで、大量のゲームを処分するミッションと交流を深めるミッションを完遂して今回のゲームマーケットは終了です!

今回は、事前に用意したカタログが売り切れ、最後は無料入場になったのだとか(5000人来場)。運営の方々と一緒に遊んで頂いた方々、ありがとうございました!








2013/04/03

クインテット:映画に登場するゲーム

こんにちは。
HPのメッセージコーナーから質問を貰いました。
今日はちょっと時間があったので調べてみましたのでその報告。


ロバート・アルトマンという有名な米国映画監督の「クインテット」という古い作品の劇中に登場する、映画のためにデザインされた死のゲームについて教えて欲しいというものです。

この映画は、主人公が雪と氷の世界で流れ着いた町で、自分の命をかけて死のゲームにチャレンジするというSF映画。確かに、この映画のためにデザインされたゲームというものがあるようです。

http://www.boardgamegeek.com/boardgame/10943/quintet

このゲームは、後にブラジルのメーカーから市販されていたようで、メーカーのリンクが2つ記載されていますが、1つはデッドリンクでした。恐る恐るもう1つのリンクをクリックしたところ、通販ショップに目的の物がラインナップされていました。購入するためには、直接コンタクトを取る様に掲載されています。買えるかどうかまでは確かめていないので、興味があったらコンタクトしてみては如何でしょうか。もちろん、ご利用は自己責任でお願いします。



http://www.origem.com.br/online-shop/produtos_descricao.php?lang=en_US&codigo_produto=264

本当に死のゲームだったら怖いですね。
ところで、ここのショップの商品は中々魅力的です。
バックギャモンとか欲しいです。

お役にたつと良いのですが。ではー。

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